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部員日記

鈴木真帆:トライアンドエラー

こんばんは。清水奈々子さんより引き継ぎました、トレーナー兼投擲ブロック一年の鈴木真帆です。

昨日この部員日記を受け取るにあたり、山本、髙木、私の三人で熾烈な争奪戦が繰り広げられました。私の強すぎる思いが伝わったのでしょうか。激戦の末、見事権利を勝ち取ることができました。じゃんけんの神様、ありがとうございます。


常に真摯に練習に取り組む奈々子さんの姿を、選手としてもトレーナーとしても尊敬しておりますが、奈々子さんには私の知らない面が未だ多くあるようです。先日、試合の前日対応を行なっていた際、ついに奈々子さんから“ハーゲンダッツ愛”を語っていただくことができました。しかしながら、同期からの話を聞く限り、私は奈々子さんの魅力をほんの一部しか引き出すことができていません。今の状態に満足せず、より奈々子さんを深掘りしていきたいと思っています。

また勝手ながら、奈々子さんは“競走部一サングラスが似合う女”だと思います。夏休み、激しく照りつける日差しをもろともせず疾走する姿はとても印象的でした。冬季に入り、サングラス姿を拝める機会も僅かであるので、美しい走りとともにしっかりと目に焼き付けます。


 時が経つのも早いもので、入部から半年が経過しました。さまざまな大会、合宿に帯同させていただく中で、トレーナーとして少しずつ成長できているように感じます。選手に頼りにされ始め、今の状況に少し満足してしまっていた私ですが、全日本インカレ中ふとかけられた言葉に核心をつかれました。それは、「失敗した奴よりも行動すらしない奴の方が悪だ」というものです。半年間トレーナーとして活動してきた中で、自分の判断で行動できたことがどれほどあったでしょうか。思い返せばいつも先輩方の指示があり、それに従っていただけにすぎません。せっかく選手の方々が相談してきてくださった時も、誤った決断をしてしまうことを恐れ、すぐに先輩方にパスしてしまいました。相談をしにくる選手は不安要素を抱えている人が多数です。「わからない」という一言で片付け、投げ出してしまうトレーナーを頼りたい人などいないでしょう。十分な知識もスキルもなく、まだまだ未熟な私にとってわからないことがあるのは当たり前のことです。それを理由に放棄してしまうのではなく、選手に寄り添い、持ち合わせた知識を組み合わせて自分なりの結論を出すことが更なる成長の鍵となるはずです。私の周りには、困っていると手を差し伸べ時には間違いを正してくれる方がたくさんいるので、今後は失敗を恐れず“トライアンドエラー”の精神で望んでいきます。


 選手としては、今シーズン残すところあと二試合。選手復帰してから二ヶ月半が経過しましたが、満足のいく試合がまだできていません。良い流れで冬季シーズンを迎えるためにも、気を引き締めていきます。


明日は、長距離ブロックの伊福さんにお願いしました。奈々子さんから引き継いだ勢いそのままにお声がけしましたが、快く引き受けてくださいました。ありがとうございます。実は、競走部に来て初めてフルネームを呼ばれたのは伊福さんでした(驚きのあまりとても鮮明に覚えています)。ブロック、学年関係なく、皆さんと分け隔てなく接される伊福さんですが、倉庫にいると鋭いツッコミを炸裂させているのをよく耳にします。良いボケがパスできるように鍛えていくので、いつか拾っていただきたいです。

明後日より駅伝シーズンが始まります。怪我を乗り越え地道に練習を重ねる姿を、トレーナーとして陰ながら応援していました。伊福さんが臙脂を背負い活躍することを心待ちにしております。明日はよろしくお願いいたします。


明日は、日本選手権リレーの決勝が行われます。早稲田大学の応援のほどよろしくお願いいたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。それでは失礼します。