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部員日記

盛岡優喜 : 頂の景色

こんばんは。

まさか、先月最後の部員日記を書いてから1ヶ月で回ってくるとは思いませんでした。引退したらもう書かないと思っていたのにな、、、

渕上から引き継ぎました。引退している盛岡優喜です。


渕上翔太を一言で表すなら「3M」です。盛岡優喜大好き、眞々田洸大大好き、ドM。この3拍子が揃っています。みなさん、ちゃんといじってあげてください。ひどーいって言いながら口角を上げてニヤニヤが止まらないしょーた。構ってもらえて嬉しいしょーた。かわいいねぇ。ここまでいじり甲斐があるのは珍しいよ。

そんな彼ですが、陸上へのストイックな姿勢は凄まじいものがあります。ドMなだけに、メイン練習を終えた後にもプラスで走っていたり、細かな技術を考えて実行していく姿勢はこちらも刺激を受けるものでした。私は渕上に今シーズン全て負けて、一つ下の順位でした。悔しい気持ちもありましたが、「おめでとう」と素直に賞賛できる。そして「一緒に走れてありがとう」と、そんな気持ちにさせてくれる彼の陸上への姿勢は素晴らしいものでした。私にとって渕上は弟みたいな存在で、今後も陸上を続けている限りは、いや、引退しても追い続けていきたいと思います。私にできることは少ないけれど、応援しています!

だって、渕上一家の写真に写っちゃうぐらいだしね。



さて、引退してから早2週間。書くことがないかと思えば、ありました。なんと富士山に登りました。

メンバーは盛岡、竹、大川、奈々子、凛の5人。

「馬返し」からのガチ登山コース。観光気分ゼロ、ほぼ1合目からのフルマラソン方式です。前日はシャインマスカット狩りで糖質チャージ。もはやドーピング。

いざ試合開始は7:30。ガチガチに身構えていた我々とは裏腹に、気づけばスイスイ。みんなで合唱しながらスバルライン5合目に到着しました。思い返してみれば、1〜2合目が一番きつかったですね。5合目で装備を変え、テンションぶち上がりペースアップ。5合目から本8合目の山小屋まで、5時間ほどで登りきりました。

山小屋で休憩を挟み、ついに2:30、ご来光に向けアタック。難なく山頂に到着しました。しかしここで苦難が襲いかかりました。クソ寒い。ええ、めちゃめちゃ寒いんです山頂。そんな苦難を1時間耐え続け、ついにご来光とご対面。寒さか感動かはわかりませんが、鳥肌が立っていました。来てよかった、登ってよかったと心から思えた瞬間でした。

下山も難なく終了。高山病にもならず、翌日も筋肉痛ゼロ。満場一致で「冬季練習の方が100倍キツい」という結論に。日本一の富士山に勝ってしまった我々。次は世界一でも狙いますか。



明日はハードルブロック2年の権田にお願いしました。はい、競走部のみなさんストップ。言いたいことはわかります。お口チャックでいきましょう。

権田もまた生粋の負けず嫌い。だからこそ、人と衝突して反発することもありますが、その姿勢は大切にしてほしいです。そして渕上&権田は良きライバルですね。うん。同じ千葉のハードラーとして、家が徒歩5分にある仲間として、1年半一緒に陸上できてとても楽しかったです。

権田との馴れ初めは少し特殊で、入部当初の2ヶ月ほどは彼のメニューを私がすべて組んでいました。受験からの復帰だったので、ただひたすらにきついメニューをほぼ毎日課していたのを今でも覚えています。私が試合でいない日も妥協することなく、周りよりきついメニューをただひたすら一人でこなしていました。そして受験ブランクがありながらも、5月初頭にベストを更新し、勢いに乗ってU20日本代表に選出されました。素質は高かったですが、さすがに驚きました。今では競走部の核となる選手にまで成長しています。まだ勝ちきれないところがありますが、来年こそは勝ち切る強い選手へと変貌を遂げると確信しています。ハードルブロックとして競走部を引っ張ってくれるでしょう。平田率いるハードルブロックをよろしくな!


拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

おそらく、おそらくこれが最後の部員日記だと思います。多分。


世界陸上がやっていますね。先ほど400mで日本記録も出ました。ぜひ日本勢を応援していきましょう!