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部員日記

安食光翔:気持ちで負けない

(サムネイルは辻さんとのツーショットです。一緒に写ってくださりありがとうございます。)


こんばんは。石崎から引き継ぎました。長距離ブロック1年の安食光翔です。


石崎とはブロックが違いますが、同じ授業を取っていたり一緒に学食を食べたりしているので接する機会が多いです。石崎は新潟出身、私は山形出身で互いに地方出身なので、地元を恋しくなる気持ちを共感できる仲間でもあります。

競技の面では真面目に練習を積んでいる印象です。夏の解散期間の時には夜遅くまで競技場で練習している石崎の姿がありました。人の見ていないところでも努力できる選手です。来年は臙脂を着て活躍している石崎を見たいです。これからも頑張ろう!


初めて部員日記を書いてから約5ヶ月ほど経ちました。前回の部員日記は自己紹介で終わったので、今回は競技面について書きたいと思います。


前半シーズンの振り返りからしたいと思います。前半シーズンは受験のブランクを取り戻して自己ベストを更新することを目標に取り組んできました。しかし、目標は達成できませんでした。約3週間ほど脚を痛めて離脱したり、練習についていくことが出来なかったり、レースでは思うような走りが出来なかったりして苦しいことが多かったです。


夏の強化期間にじっくり距離を踏んで土台を作り秋シーズンを迎えようと思っていました。しかし、前半シーズンのラストレースが終わった後に右脛を痛めてしまいました。右足の脛骨の疲労骨折だということが分かりました。脛骨の疲労骨折は傷が深く重症でした。また、前半シーズンの脚の痛みの原因が右足の腓骨の疲労骨折だということも分かりました。また、7月に受けた血液検査で貧血であることも分かりました。右足の脛骨と腓骨の疲労骨折と貧血、なんでこんなに自分の思い通りにいかないのか。最初は現実を受け入れることができませんでした。しかし、ずっと下を向いていても変わらない。走れなくても出来ることは沢山ある、そう思いリハビリに取り組み始めました。


リハビリは地道なトレーニングが多いので、取り組んでいく中でやりたくなくなることもありました。そんな時は「今やらなければ後で後悔する」と考えて取り組みました。1ヶ月ほどで歩く時の痛みがなくなりバイクトレーニングが出来るようになり、2ヶ月半ほどで少しずつ走れるようになりました。今はジョグを継続している状態です。また、10月の血液検査で貧血が治りました。


怪我している期間にはリハビリに取り組むこと以外に、自分自身を見つめることにも時間を費やしました。前半シーズンはメンタル面が課題だったと感じています。


高校時代に上手く走れていた時は気持ちの強さを武器にしていました。

高校2年の県新人総体で、ラスト1周でのスパート合戦に勝ち、初めて個人で東北大会出場を決めたときも。

高校3年の県総体で0.1秒差で競り勝ち、母と親子で山形県高校総体歴代優勝者になった時も。

自分の走りの強みは気持ちの強さだったということを思い出しました。


その自分の強みが大学に入学してからなくなっていました。ポイント練習で後ろのほうに並んでいたり、練習で辛くなると諦めていたりしていました。


バイクトレーニングで辛くなっても粘るなど怪我している期間でもメンタル面の課題克服に向けて取り組んでいます。復帰したらレースで自分の強みを見せたいと思います。




明日の部員日記は長距離ブロック2年の辻陽介さんにお願いしました。

辻さんは日記を書くことが好きなので、私がお願いした時はとても嬉しそうでした。辻さんにお願いした理由は、リハビリ期間に辻さんにたくさんお世話になっていて、そのお礼をしたかったからです。リハビリ期間は辻さんと切磋琢磨してバイクを漕いだり補強に取り組んだりしています。正直辻さんがいなければ、こんなにリハビリに取り組んでいないです。最近は辻さんも走り始めているので、一緒に復帰して今までの悔しさを晴らしたいです。明日はよろしくお願いします!


最後までお読みいただきありがとうございました。

明後日は全日本大学駅伝が行われます。早稲田大学の応援よろしくお願いします。

また、最近は寒暖差が激しいのでお体には十分にお気をつけてお過ごしください。

それでは失礼いたします。