最新ブログ

  1. HOME
  2. BLOG
  3. 竹内 彰基 : この体を維持したい。
部員日記

竹内 彰基 : この体を維持したい。

こんばんは

棚井から引き継ぎました、短距離ブロック4年の竹内彰基です。

 


棚井とは日頃、先輩後輩の関係なくふざけ合える仲です。しかし、競技中には様々なアドバイスを求めてきて、そのメリハリのついた性格にカッコよさを感じます。そんな棚井ですが、僕に憧れているのか(笑)、僕が常にしているファイテンのネックレスとブレスレットを会うたびにねだってきます。僕の美ボディを超えたら買ってあげると約束しました(一生無理かな?笑) 免許を取ったらドライブに連れて行く、部屋に遊びに来る、ご飯に行く、など約束ばかりしているので、これからたくさん遊ぼうね!

 

 

つい先日、早稲田大学競走部を引退しました。久しぶりに部員日記を書いていますが、四年生になり就職活動や卒業論文などで忙しく、多くの人の「お願いします」を断ってしまい申し訳ない気持ちです。しかし、きっとこれが最後の部員日記となると思うので、一文字一文字噛み締めながらタイピングします。

 

引退当日から、ずっと憧れていた一人暮らしが始まりました。残りの学生生活、これからの社会人生活、楽しみで仕方ありません。免許を取って運転したり、髪を弄ったり、飲食店でアルバイトをしてみたいです。しかし、やり遂げたにせよ、11年間一生懸命に励んできた陸上競技に別れを告げる事にはやはり相当の名残惜しさがあります。

ですが、思い返しても楽しかった時間より辛かった時間の方が長かった様に感じます。欲張りなもので、「楽しむ」事をモットーに競技に取り組んでいても、結果が出なければ素直に走る事を楽しめませんでした。特に、大学陸上では、1・2年生時には全く記録は伸びず、このまま競技を続けていいのか、限界ではないのか、自分に対して疑心暗鬼になる時期もありました。しかし、逃げずに向き合い続ける事で、たった一年で世界が一気に変わることもあります。そして、世界が変わっても、さらなる高みを目指すので、結局、満足して楽しむ事はできません。それでも、継続する事に大きな意味があると思います。こんなにも努力を継続できる経験が、普通に生活していてはその機会がないからです。陸上競技から離れた際、その経験は競技の結果にかかわらず個人の財産となり、違う世界で活躍を収められる人材になるだろうと考えています。実際に、僕が早稲田大学競走部に所属していなかったら、レース前の緊張、敗北した悔しさ、勝利した喜び、を経験できていません。特に、日本の代表達が犇く4×400mリレーのアンカーとして走る事を託されたプレッシャーは誰もが経験するものではなく、僕だけしか感じる事ができません。あのプレッシャーと比べたら今後の活動におけるプレッシャーはないも同然であるくらいに考えています笑 陸上競技を通した緊張・喜び・悔しさ・プレッシャー・挫折・努力、そして、「日本一になった」という経験を誇りに、これからは某保険会社で様々な困難に立ち向かい成長していきたいです笑

 


明日は短距離ブロックの山本にお願いしました。

山本の専門種目は僕と同じ400mで、短長ブロックとして共に活動してきました。

僕の地元が愛知県で隣ということもあり、三重話でよく盛り上がります。

伊勢神宮や志摩スペイン村など、他の人がわからない様な話で盛り上がっています。

特に、三重鈍り?は独特で面白く、真似させてもらってます笑

そんな彼女ですが、陸上競技にとても熱心で、いつかに貰ったお土産の赤福(大好物でしたありがとう)のご恩を返す様に、走りに関してよく指導しています。

たくさんのアドバイスを求め、取り込み、すぐに実践してくれる、素直で良い子です。

これからの活躍を期待してめちゃくちゃ応援している後輩の一人です。がんばれ!!

 

 

陸上競技を通して出会った全ての方々、本当にありがとうございました。

これからの生活でランニングする時は、「走る」を本当の意味で楽しもうと思います。

是非、今後も市民ランナー竹内(池淵命名)を宜しくお願いします!笑