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部員日記

池田海:まだまだこれから

川村さんから引き継ぎました。ハードルブロック3年の池田海です。 僕が入部した時から川村さんは一際優しい先輩という印象をもっています。特に女子主将になられてからは部員全体を気にかけ、自らコミュニケーションをとっているように感じます。そのおかげでその他の先輩方とのコミュニケーションがしやすくなっていると感じています。たまに猫の話で盛り上がることができるのもそういう雰囲気があるからこそです。最後の全日本インカレではこの一年天智龍くんと共に作り上げてきたチームを信じてアベック優勝を勝ち取ってください! 


私は先日ヨーロッパ遠征に行ってきました。怪我の影響で試合には出場することができなかったのですが、貴重な体験をすることができました。試合に出場することができないとわかった時点で、吸収できるものは全て吸収すると決めていました。どうしても試合に出場したかった分、この遠征を無駄にはしたくありませんでした。海外に行くのは久しぶりだったので空港から学びは始まっていました。関東学連主催の遠征だったため基本的に1人で行動することはなかったのですが、できるだけ1人での遠征を想定して行動しました。現地に到着してからは練習や食事以外に自由な時間があったため町中を散歩しながら現地の生活に慣らしていきました。

今回の遠征で一番印象的だったのは試合の雰囲気です。日本では味わったことない盛り上がりとちょうどいいゆるさを感じました。特に盛り上がりの部分は想像を超えていました。その理由として観客と選手の近さが挙げられます。手を伸ばせば届いてしまうくらいの近さで選手を応援することができるのです。とにかく迫力がすごいです。特にフィールド種目の応援では観客の一体感を感じました。会場は小さくとも日本選手権やグランプリなどよりもはるかに盛り上がっていました。早稲田大学で行なっている所沢トラックゲームズもこのような大会にできればと思っています。




先程ちょうどいいゆるさと表現しましたが、今回の遠征では直前まで出場の可否がわからなかったり突然別の種目に出場が決まったりと非常に変則でした。アップ場もほとんどが芝で端の方に5レーン分のオールウェザーがあるだけでした。そこにジュニアアスリートからトップアスリートでごった返している状況でした。日本のようにきっちり管理された環境が全てではないと実感することができました。このことからどのような環境でもパフォーマンスを発揮するにはアスリート自身が柔軟な対応ができなければならないと感じました。意外と気楽に望んでもいいんだなと思いました。長くなってしまいましたが、振り返ると理想通りではなくとも実りのある遠征にできました。こういった経験を周りの人達に広められるよう頑張ります。 




明日は短距離ブロック1年の髙須にお願いしました。彼が春先に怪我をしてから3ヶ月ほどずっと一緒に補強をしていました。初めは細かった体もいまでは上級生にも劣らないほどに成長しました。扱える重さや質も部内でトップクラスにまで強くなっています。苦しい状況でも必要なことが何かを考え、わからないことがあれば先輩なアドバイスを貰いに行く姿は僕も見習いたいです。最近は少しずつ走り始めているのでどのように変化していくのか楽しみです。僕も負けないように引き続きリハビリと補強を頑張って復帰します。 

拙い文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。今後とも早稲田大学競走部のホームページにアクセスしていただけると幸いです。