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部員日記

中尾心春:自信につなげる

 こんばんは。伊藤さんから引き継ぎました、跳躍ブロック1年の中尾心春です。

 伊藤さんとは一緒に練習をすることが多いのですが、跳躍練習において、自分が取り掛かるずっと前から練習をしているのに終わるタイミングはいつも同じで、とことん追求している姿が印象的です。合宿中もご飯にに連れて行ってくださったときも幸せそうに沢山食べていて、あのスタイルはどう維持されているのか不思議です。 伊藤さん、冬季練習を乗り越えて、一緒にフィールドブロックを盛り上げましょう!


 今シーズンの振り返りをさせていただきます。 練習にほとんど参加できない状態で入部をしましたが、先日行われた今シーズンラストの試合では全助走で6本跳べるまでになりました。入部したころは、夏休みに入るまでには完全体になると意気込んでいました。しかし思ったように前に進めず、試合にもなかなか出場できず、当初思い描いていたようにはなりませんでした。今季で唯一よかった点として挙げられるとしたら「全助走で6本跳べるようになったこと」です。走るのも、跳ぶのも、ウエイトをするのも、すべてがマイナスをゼロにするためのものでしかなかったように感じます。ようやく当たり前のことができるようになった、今シーズンを通して得られたのはこれだけです。先程なかなか前に進めず、と言いましたが、前に進まなかった、という表現が適切だと言えるほど、自分を甘やかしていたように感じます。練習したいのに、できない、それがもどかしくて仕方がない。けれど、そんな状態から抜け出すために自分は何をしたのか。ただできないことに悔しがって、苦しがって、自然とできるようになる瞬間をただ待っていただけ。今の自分にはこれぐらいしかできない、と逃げていたに過ぎません。これらは自信がなく、とにかく自分ならできるという根拠を持てずにいた結果なのかもしれません。けれど、「強くなりたい」。この思いだけは消えたことはありません。この「強さ」を手に入れ、「自信」を持つために何ができるのか。陸上を続ける限り無くなることがない問です。怪我をしづらい身体を作ること、スピードを強化すること、抽象的ですがこの冬季での自答です。冬季後の姿を思い浮かべ、その姿が確かなものになるように、自分を信じられるきっかけになるように、1日1日を過ごしていきます。


 明日は短距離ブロックの石原さんにお願いしました。お忙しい中引き受けてくださりありがとうございます。

 私から見た石原さんは人に対する心遣いの優れている、関西愛あふれる人です。LINE で関西弁スタンプを使っていたので間違いありません。 出身が兵庫県と同じなのですが、以前倉庫内に蜂が出現した際に、臆することなく葬る姿を見て父と同じ淡路を感じました。「神戸」という言葉でしか強がれないので、今後も石原さんの前では多用していくつもりです!(笑) これからも内藤含めチーム兵庫として頑張っていきましょう!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。それでは失礼いたします。