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部員日記

山西修矢:完

お疲れ様です。

石原から引き継ぎました、短距離ブロック4年の山西修矢です。

石原は本当に陸上に対して真摯に向き合っておりその熱意の高さに先輩である私も尊敬するくらいです。また学業にもしっかり取り組んでおり成績も聞くところによるとかなり高いようです。

学業に加え競走部での活動にも全力に取り組む姿勢は学生として皆が目指す姿だと思います。

競技の話に戻しますが石原は今季に大幅ベストを更新しているのにもかかわらずまだまだ限界が見えない選手です。私は次に競走部で化けると思う選手の1人に石原を挙げます。理由は先ほどにも述べた通り努力と熱意が伴っているからです。その根拠として今期のベストが挙げられ、既に一定の結果を残しています。PBを見ても短長ブロックを支えてきた新上や竹内よりも2年生時点では優っており可能性としては無限に発散していると感じます。

この冬季練習から4年生が抜け短調ブロックはかなり人数が少なくなると思いますが芯がしっかりしていれば全く問題ないと思います。是非眞々田さんをメンバーから落とす気概で頑張ってほしいと思います。部員日記を回してくれてありがとう!またご飯いきましょう!


さて先日選手を引退し7年に及ぶ陸上競技生活に幕を閉じたのですが、やはり悔しい気持ちが残っていました。最後まで補欠で終わってしまい1度でも臙脂を着て活躍したかったと今でも強く感じます。

これで終わってしまうとなんだかネガティブになるのでポジティブなことを挙げるとすれば補欠から見える景色はそれはそれでいいものであるということです。まず前提として補欠がいいという物ではなく選手は選手として出場するのが1番です。次に補欠から見える景色がいいものである条件は出場する選手が素晴らしい人間であるということです。この2つの条件を満たしたうえで補欠から見える景色は選手と応援の双方に密接に関われるところがいいと思います。

試合の直前までは私は選手として実際に出場するメンバーともに練習をします。彼らとともに練習ができた時間はとても充実したものであり陸上競技をやることの意義のように感じます。そして試合当日には彼らが最高のパフォーマンスを出すことができるよう全力でサポートをします。選手の立場と応援の立場を両方同時に経験することによって応援する際に限りなく選手の立場に近づき応援ができるので勝ったときは自分が勝ったかのようにうれしい気持ちになります。

選手なら自分の種目に集中しているので心のどこかで他の競技の応援に全力の神経を注げないことがあるかと思いますが私は出場する選手全員に対して全力で応援ができるという点で実は一番濃度の高い時間を過ごすことができていたかもしれません。

このような素晴らしい経験ができたのも最初に出した条件の通り出場する選手が素晴らしい人間であるからこそだと思います。競走部部員全員に感謝の気持ちでいっぱいです。

特に短長メンバー、さらにはその同期の新上、竹内、藤好には本当に感謝しており彼らでないとこんなにポジティブに終われなかったかもしれません。

上記に補欠でもとてもいい経験ができたと書きましたが、先ほども述べた通り選手は選手として試合に出るのが1番だと思います。選手から見える景色はさらにいいものかもしれません。よって3年以下の選手は僕を反面教師にして補欠から見える景色を今理解できたのだからもう経験する必要はないと思います。さらなる高みを目指して早稲田大学競走部で結果を残すことに全力で取り組んでいってほしいです。


出会う後輩に引退してから最近何をやっているのか聞かれますが、予定ぎっしりというわけではないですがありがたいことにそこまで暇ではありません。今まで後回しにしてきた卒論、自動車免許取得、資格の勉強などやるべきことはたくさんあります。引退してから一度、本気でこれらに取り組んで早く終わらせようと考えた時期が僕にもありました。しかし何事にも適度な休息というのは必要です。朝起きて卒論、昼に自動車学校、夜は資格の勉強、当然その間にもできることを行った結果、3日目の夕方くらいに右腕と脳みそが肉離れしそうになりました。このままでは再起不能に陥ると思い間にレストを入れることにしています。人間の体はもろいですね。(ここから先は余談ですが私はこの経験から早く人間の体の限界を超えることができるようなものを開発してほしいと思いました。具体的にはドラゴンボールのフリーザ軍が持っていたメディカルマシーンや仙豆、攻殻機動隊の電脳技術です。また習得するのに時間がかかるかもしれませんが反転術式を習得するのもありかもしれません。)

将来、財を築くことができたら人類の発展に貢献できるようなことに投資をしてみたいですね。そのために社会人になっても自分にできることを精一杯頑張っていきたいと思います。


明日は中距離ブロック4年の坂本にお願いしました。

坂本は僕が敵わないかもしれないと思う人間の1人です。理由は常人を超越した努力量とそこからくる生命力の強さです。

競走部の皆さんならご存じかもしれませんが彼は2年の冬季から競走部に入部しました。それまでは自分の自己ベストを更新するために1人で練習していました。入部してからも彼の努力量はすさまじく誰よりも走っていたと思います。その結果4年で覚醒し関東インカレでは優勝、驚異の生命力で日本インカレには決勝に残り、国体も選手として選抜されました。正直怖いです。強すぎて恐れています。

そしてさらに恐ろしいのが卒業後、常人を超越した努力量と驚異の生命力を持った人間がライバルになり私は同じ土俵で戦わなくてはならないのです。これ以上はプライバシー的によろしくないかもしれないので述べません。正直陸上競技の競技力では完敗しました。しかし次は勝ちたいです。私は彼をも超えるような努力量と成長スピードで負けないように頑張りたいと思います。明日は部員日記よろしく!


それでは失礼します。ありがとうございました。

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