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部員日記

中田歩夢:いざ全日本

こんばんは。水嶋から引き継ぎました。トレーナーブロック3年の中田歩夢です。
水嶋との会話は私が学食で1人で昼食を食べようとしていたところ、突然「一緒に食べません?笑」と声をかけられたのが初めてでした。それ以来頻繁に昼食を食べたり、長時間話をする中です。彼の一番の武器は、ずば抜けたコミュニケーション能力です。初対面の相手でも躊躇なく話しかけ、正直この時点で私よりも大学で多くの友達を作っていて、羨ましい限りです。競技でもその力は生きており、中距離ブロックに限らず様々な人にアドバイスを求め、そこで得られたヒントを自分のものにし、着実に実力を伸ばしています。選手としてはここ一番の爆発力があり、かつ目立つことが大好きなので、今後ビッグレースでとんでもない記録を出すと思います。まずは大学初めての冬季練習でしっかりと打ちのめされてもらい、来シーズンの飛躍に繋げてほしいです。絶対近いうちにご飯行こうね!あと、とりあえず今度友達を紹介してくれ。

さて、きたる11月5日(日)、全日本大学駅伝が行われます。
出雲駅伝でチームとしてかなり悔しい思いをし、その雪辱を晴らすべく短い間ではありましたが、努力を重ねてきました。ここまで選手は万全の準備を重ねてこれたため、あとは現地で体調不良等のトラブルがないように、最後の最後まで気を抜かずに準備、サポートをしていきたいと思います。まずは出雲でできなかった自分たちの力を全て出し切るということに集中し、結果として目標である3位以内、その先の結果を掴めるようにしていきます。

また今回の駅伝で、私は初めて試合の帯同に来させていただき、ある区間の宿の代表に選んでいただきました。普段トレーナー業がメインの私は初めての土地、緊張感のある中でのスケジュール管理、宿泊する宿の方との打ち合わせなど慣れないことが多く、正直戸惑っています。それと同時に、普段日常的にこのような煩雑で、様々な方面との調整などの仕事をするマネージャーに心から尊敬の念が湧いてきます。一方で、せっかく連れてきていただいたからには、マネージャーの仕事だけではなく私自身にしかできないこと、自分の強みも活かしていかなければと思います。選手と密にコミュニケーションをとって状態を察し、マネージャーが手が回らないことに気づいて対処し、今または未来に起こりうることを想像して先回りして準備する、それが私の強みです。1日1日万全の準備をして、私が現地にいる意義を十分に考え、選手が自分の力を100%出せるようにサポートしていきます。

明日は、短距離ブロック1年の関口にお願いしました。関口は昨年、ジュニアユース優勝などの実績を引っ提げて入部しましたが、今シーズンは度重なる怪我でなかなかその実力を発揮できず、苦しんでいました。しかし、この1年彼が地道にやってきたトレーニングと、元々のポテンシャルが噛み合えば必ず早稲田短距離のエースになってくれると思います。来シーズンは対抗戦から暴れて、今シーズンの悔しさを全て晴らしてほしいと思います。また、私は彼が俳優の野村周平に似ていると褒めるのですが、なかなか素直に喜んでくれません。私は心から似ていると思っているので、今後も言い続けたいと思います。明日はよろしく!

最後になりますが、全日本大学駅伝は11月5日(日)、朝8時スタートとなります。自分たちの力を出し切り、表彰台という目標を達成できるように頑張ります。応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは、失礼します。