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部員日記

伊藤大志:芽吹先輩、僕は二子玉の蔦屋家電に行きたいっす

こんばんは。池田から引き継ぎました。長距離ブロック3年伊藤大志です。海くんの部員日記にもありましたが、彼とは1年から切磋琢磨してきた仲で、種目は違えどライバルだと僕は思っています。1年時、訳あって眠れなくってしまった時(理由は語りませんが笑)、よく海くんの部屋に行っては、狭い部屋なのにいろんな同期が集まって他愛もない話をして。当時はとにかく誰かと一緒に居たいという一心で海くんを頼りました。あの時間がなかったら今の僕はありません。感謝しかないです。やっと眠くなり、僕が布団を奪って海くん(家主)をクッションに寝かせたのも今では良い思い出です!(ほんとにごめん笑)。その当時からなんとなく海くんが主将で僕が駅伝主将なのかも、と思っていましたがついに現実になりました。昨日の部員日記では僕のことを褒めちぎってくれましたが、海くんこそ「リーダーシップ」という言葉を体現したような姿勢だなと思っています。競技に取り組む姿勢やマインドの持ちよう、発言力や影響力など、どの面を見ても主将という役割がピッタリな彼だからこそ、安心して背中を任せることができます。これからは競走部の未来という共通のビジョンを達成するためにお互いがんばろう!


さて、まずは全日本大学駅伝の応援ありがとうございました。シード落ちという不甲斐ない結果となってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。僕自身、後半の巻き返しを狙う区間を任されたのにも関わらず、最低限の走りしかすることができませんでした。チーム内では箱根駅伝に向けて、危機感を持って現在練習に取り組んでいます。このままでは終われません。「早稲田が巻き返してきた」と言っていただけるようにチーム一丸となって立て直していきます。どうかご声援の程、よろしくお願い致します。


そして、先日行われた幹部交代式にて、110代目駅伝主将を拝命しました。僕が主導となる体制は1月4日からですが、駅伝主将としての自分を想像すると、改めて背筋を伸ばして行かなければな、と感じる日々です。思い返せば高校3年の1月、部を引退する僕は同期に散々「もう絶対に主将はやらない」と豪語していました。それだけ主将という立場は精神的にきついものがあります。佐久長聖高校駅伝部という伝統あるチームを背負っていくプレッシャーが当時の僕にはあまりにも大きく感じ、主将という役職に押しつぶされてしまいました。しかし人間的に大きな成長をすることができたのもこの期間だと感じています。組織というものはどういう特性があるのか、自分なりのキャプテンシーとは、チームを目標に向かわせるためのマインドとは・・・。主将を経験していく中で本当に多くのことを考え、自分なりの答えを見出してきました。とてもきつい役職でしたが、この経験がなければ、早稲田というチームで陸上をすることはできなかったと思っています。そしてついにその経験を直接活かすタイミングが来ました。もちろん高校と大学では競技レベルも、所属している人間も違うので、どこまで活かせるかはわかりません(高校の恩師である高見澤勝先生に主将のご報告をしたら「高校の経験なんて活かせるんかね?笑」って言われましたが・・・)。しかしチームをマネジメントするという根本は変わらないはずです。もしかしたら高校時代に学んだことの答え合わせのようになるかもしれませんが、これまでに学んだ全てを活かして、長距離ブロック、ひいては競走部をより強いチームにしていきたいと思います!ただ1月3日までは菖蒲さんのチームです。10区がゴールするその時まで、全力で菖蒲さんをサポートしていきたいと思います!


さて毎度お馴染みの世間話ですが、全日本大学駅伝では高校の先輩である駒澤大学の鈴木芽吹先輩と(おそらく)駅伝で初めて同じ区間を走りました。2日前に芽吹先輩から何区を走るの?と連絡が来ましたが、当日変更で7区に入る予定だったので、「今回は補欠っすよ」と伝えました。すると意外にも、「故障か調子悪いかわからないけどお大事にな」と言われてめちゃくちゃ罪悪感が湧きました・・・。会うといつも憎まれ口をお互い叩いていますが、なんだかんだ気にしてくれているんだなと嬉しくもありました。今度ご飯に行くのでいっぱい奢ってもらいます笑。

↑珍しく写真を撮りました


明日は女子主将の鷺です。年々層が厚くなる女子チームですが、やはりエースは鷺ではないかと思います。1年時から関東インカレの表彰台に登るなど、実績は十分です。しかし経験上、主将をする選手は個人の成績が少し足踏みしてしまうのかなと思っています。大学最後のシーズンをのびのび走っている鷺姐さんを僕は見たいので、短距離・女子と少し関わりが少なくなってしまう立場かもしれませんが、こちらも切磋琢磨できたらいいなと思っています。


幹部交代式を機に、少しずつ競走部にも新しい風が吹き始めています。競走部をさらに強いチームにするために、110代目幹部一体となって邁進する所存です。今後ともご支援、ご声援をよろしくお願い致します。