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部員日記

藤田真美加:もっと遠くへ

*サムネイルは、成田の「N」を表現しています。髙須が不在だったため、金本さんに入っていただきました。


こんばんは。

間瀬田純平から引き継ぎました、長距離ブロック2年の藤田真美加です。


間瀬田とは1年目はほとんど授業が被らず、加えていつも先輩と一緒にいて、見た目も少しオラオラで怖い雰囲気が醸し出ていて話す機会が少なかったです。2年目になり、多くの授業で一緒になって間瀬田のことを知っていくと「意外と真面目でとても話しやすい」ということがわかりました。溜めてしまいがちなオンデマンド課題は配信されたらすぐにやっていますし、休日も意外と寮にいることが多いみたいです。(?)

昨日の紹介文では「授業関係でお世話になっている」と書いていましたが、さすがはトップ選手、頼み方も一流で、私が抵抗してもうまく聞き出してきます。

いつもニコニコしていて本当のことも冗談っぽく言ってしまう間瀬田ですが、陸上に対する内に秘めた強い想いが間瀬田の強さの秘訣なのだと昨日の部員日記の熱い文章を読んで改めて感じました。

肉離れをしても数週間でアジアチャンピオンになりますし、お尻の骨を折っても駅伝で爆走をかます漢なので、どんなことがあっても周りの人を圧倒させる結果をどんどん出していくであろうと確信しています。これからもお互いに頑張ろう!


先月、成人式に参列してきました。式典中のサプライズゲストに感動したこと(藤巻亮太さん(レミオロメン)、じゅんいちダビッドソンさん)や同窓会など、印象深いことはたくさんあるのですが、特に心に残っているのは「タイムカプセル」です。

小学校6年時、私のクラスでは20歳の自分に向けた手紙を書いてタイプカプセルを埋めました。成人式会場でタイムカプセルの箱を開封したのですが、担任の先生が書いた学級通信の文章に感銘を受けました。学級通信にはこんなことが書かれていました。


「人生はこれからが本番です。この20代は自分の人生が大きく変わる時です。先生は20代の10年で就職し、結婚し、子供が生まれ、家も建てました。そして、君たちと出会いました。その10年間、苦しいことも本当にたくさんありました。どん底の挫折も味わいました。でも、そのどん底で諦めずにもがき続けたからこそ、その後の人生は本当に楽しくなりました。なんでも楽しめるようになりました。だからこそ、君たちも、これから人生のどん底という苦境をあえて味わってもらいたい。その先にしかない輝きが必ずあるから。苦境を乗り越えた人間とそうでない人間では、人の厚みが違う。説得力が違う。だからこそ、苦境にはあえてチャレンジする価値があるのだと思います。」


数ヶ月おきに起こる怪我や体調不良などのアクシデントを何度も経験し、どん底を味わいましたが、先生の言葉を信じて、やるべきことを積み重ねていきます。


私の次の試合は2月に神戸市で行われる日本選手権、3月に石川県能美市で行われる全日本競歩能美大会の予定です。初めての20km競歩ですが、今のところ楽しみな気持ちが大きいです。日本選手権は、3月の能美競歩大会に向けてペースを設定し練習の一環として出場させていただきます。年明けに出場させていただいた元旦競歩ではトップ選手から1周差をつけられ、日本トップの速さを身をもって感じました。また、同年代の他大学の選手達は世界大会出場や学生新記録更新など、私のはるか上で戦っています。その選手達と同じレベルで勝負するために、あと2年しかない競技生活、気を引き締めて取り組みます。


競歩選手として、私自身思い入れも強い石川県で能登半島地震が起きました。輪島競歩大会に出場したこともあるため、元旦競歩出場後のニュース速報を見てとても驚き、心が痛みました。

能美競歩大会を開催していただけることに感謝し、全力で歩き切りたいと思います。

被災された方々に心からお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復興をお祈りしております。


明日は短距離ブロック3年の眞々田洸大さんにお願いしました。快く引き受けてくださりありがとうございます!

眞々田さんは成田高校時代からの先輩です。高校の時からお人柄の良さがとても感じられて、ブロック・男女関係なく色々な人から慕われていました。ブロックが違う私にも気にかけて声をかけてくださって、本当に後輩想いの優しい先輩です。

スポーツ自己推薦入学試験で早稲田大学に合格が決まった日、たまたま眞々田さんが成田高校に練習でいらしていて、一緒になって飛び跳ねて喜んでくださったのを鮮明に記憶しています。

眞々田さんが記録を出す度に私ももっと頑張らないと!という原動力がみなぎって、いつも刺激をいただいています。日本インカレで優勝された時には、本当に痺れました。

そんな眞々田先輩と高校・大学で一緒に活動できていることを誇りに思います。競技力が高いのはもちろんのこと、人間性も素晴らしい眞々田先輩の背中に少しでも近づけるように、精一杯精進します。これからもどうぞよろしくお願いいたします!


立春を迎え1日の日の長さも長くなってきましたが、まだまだ寒さが続き、明日は関東でも雪予報が出ています。どうかお身体に気をつけてお過ごしください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは失礼します。