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部員日記

鷺麻耶子:鴨川さようなら

こんばんは。


山﨑望より引き継ぎました、短距離ブロック3年の鷺麻耶子です。


昨日の紹介文にもあったように、山崎とは大前監督の陸上クラブのお手伝いに一緒に参加したことをきっかけに仲良くなりました。

直近の彼は、「強いチームのマネージャーは強くなければいけない」と某3年生に言われたことに感銘を受け、寮でもグラウンドでも選手顔負けのトレーニングをしているそうです。誰からも愛される性格で一年生ながら熱意を持って仕事を的確にこなしてくれるため、新入生が入ってきたらより一層頼りになると感じます。再来週から行われるシンガポール遠征にも帯同してくれる予定で、忙しい合間を縫って煩雑な手続きや準備を進めてくれており頭が上がりません。きついメニューの時に憐れみの表情を浮かべながら「鷺さんファイトです(笑)」と言われるとギリギリ頑張れるので、引き続きお願いします。


前回の部員日記を書いたのは幹部交代式の直後でした。無我夢中で走ってきた冬季練習も気が付けば終盤に差し掛かり、最後のシーズンが3週間後に迫っています。

今年の初戦は海外で迎えるため、とてもワクワクしています。私は生まれてから日本を出たことがないので、陸上競技を通じて海外に行く機会を与えて頂けたことを非常に有難く思います。これまで以上に結果が求められる立場ですが、貪欲に取り組みながらも気負いすぎずに楽しむことを忘れずに駆け抜けたいです。


約4ヶ月間の冬季練習は、年々過ぎ去るスピードが加速しています。今年はこれまでに無いほど競技のこと、自分のこと、チームのこと、メンバーのことを考えながら日々を過ごしました。その中で感じた、自身のモチベーションの変化について書いてみようと思います。

中学生や高校生の頃は、「負けず嫌い」が1番の原動力でした。競技に最適な環境とはいえない進路を自ら選んだこともあり、強豪校の選手に負けたくない、負けるものかという気持ちでスタートラインに立ちました。その後自分を変えるきっかけを求めて強豪校である早稲田大学に進学し、100年を超える臙脂の歴史を背負うことでそれは「勝ちへの執着」に変わりました。自分のために、チームのために勝たなければいけないという責任感に囚われ、2年次と3年次はその重圧に苦しんだと感じます。そしてこの冬季練習を終えて最後のシーズンに向かう今の原動力は「誰かのモチベーションになりたい」という思いです。陸上競技が好きという気持ちも大切ですが、辛い場面があまりに多いとそれを忘れてしまう時もあります。苦しい状況にいる選手の技術的なアドバイスや相談に乗るだけではなく、お互いがこの人のために勝ちたいと思える信頼関係が築けたら、それが一番の踏ん張る理由になれるのではないかと考えています。


勝てる強い選手は素晴らしいと思います。でも、私はそれだけで終わる選手にはなりたくありません。周囲がその結果によって「私も嬉しい」「自分も頑張ろう」と思うことができて初めて、勝つ意味があります。だからこそ競技者は人間性を追求していかなければいけないし、感謝と謙虚な姿勢を支えてくださる全ての方に体現していくべきなのだと思います。


長々と偉そうなことを書いてしまいましたが、私もまだまだ未熟者です。このようなアスリートを率先して目指していくことで、チームをより良い方向に引っ張っていきたいです。


サムネイルは先日の陸上教室で伺った鴨川中学校の近くにある「菜な畑ロード」です。7回もの合宿でお世話になった鴨川セミナーハウスに別れを告げてきました。最後に部屋を出る前に撮った、同部屋だったハードルブロック2年大川と中距離ブロック2年新田との写真も添えておきます。


明日は中距離ブロック1年の岩下和史にお願いしました。部員日記の醍醐味はキラーパスだと思っているので(私の解釈です)、思い切って頼んでみたところ引き受けてくれて嬉しかったです。

以前、私が練習後に就職活動がありキャンパスを出るのが遅くなった時、学バスからふと外を見ると一人でジョギングをする岩下を見かけました。後日他の選手に聞いてみたところ、朝・午前・午後と3部練をしているとのことでした。口数が多い方ではないですが、競技に真面目に向き合う熱意がひしひしと感じられてつい応援したくなる選手でもあります。また、鴨川合宿でまだ2口しか食べていないクレープをトンビに奪われて悲しんでいたというクスッと笑える話も聞きました。不思議キャラに隠された本質的な魅力は奥が深そうです。明日はよろしくね!


スギ花粉が本領を発揮する季節となりました。数日前の春めいた気候が嘘のように厳しい寒さ戻ってきたにも関わらず、花粉の飛散量だけがもうすぐ春が来ることを告げていて少々コンディションが悪いこの頃です。重度の花粉症の皆様、鼻に優しいティッシュと共に乗り越えましょう。



どうぞご自愛ください。