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部員日記

小平敦之: 5年間使った時計とのお別れ

こんばんは。
工藤から引き継ぎました、長距離ブロック1年の小平敦之です。

工藤はみなさんご存じの通り、箱根駅伝では「山の名探偵」として見事に山を駆け上がりました。自分と工藤は寮内で昼ご飯などを食べることが多いので近くにいることが多いですが、何事にも一生懸命で、常に何かと戦っているように見えます。授業期間中はパソコンと向き合い課題を黙々とこなし、それ以外のリラックスタイムではコンピューターという敵と一生懸命戦いながら、ゲームをしているのが印象的です。(笑)実は同じ千葉県出身でもあり、高校で圧倒的な差をつけられたまま差を縮められずにいるので、彼に少しでも近づくというモチベーションで練習しています。トラックシーズンは大暴れしてくれることでしょう!


さて、初回の部員日記以来で何を書こうか迷っております。昨日から原稿を練っており、競走部に入部してからの振り返りを書いていたのですが、3章に分けて書くうちの1章の途中で2000文字を突破し、非常に読みづらい文章が出来上がることを予期したため、また1からやり直しています。そこで今回は1年間ではなく、箱根駅伝以降の新チームに代わってからについてを書かせていただきます。
 
箱根駅伝では今回、4区の石塚先輩の給水をやらせていただきました。応援側としてみていた箱根駅伝と当事者として関わる箱根駅伝は全く違いました。沢山のボランティアの方、学生スタッフなどに支えられ開催されていることを身をもって感じました。また、最寄り駅から遠い沿道でも沢山の応援の方々がおり、本当に観客が途切れないのだなと思いました。この中を走ることができたら、どれほど気持ちが良いものであるか計り知れません。しかし、立場が変わっただけで、箱根駅伝には今の実力ではまだまだ遠いことを認識し、練習のモチベーションにしています。

個人的なことをお話しすると、12月末くらいから貧血の改善が見られてきました。というのも、12月頭から栄養士の先生と相談をしながら、食事の改善を行ったからです。今まで、体を絞ることばかりに意識を置きすぎており、毎日消費カロリーが摂取カロリーを上回っていました。その結果、摂取していた鉄剤もうまく吸収されていなかったようです。そこでそれまで毎食300g前後であった白米をその日の走行距離に合わせて、毎食400~500g食べるようになりました。結果、体重は2㎏程度増加しましたが、その重さを感じずむしろ逆に貧血が少し改善してきたことによる軽さを感じています。まだまだ数値としては基準値よりは低いですが、個人では相対的に値が上がってきており、感覚だけではなく数字になってくれて安心しています。その結果、練習も量ができるようになりました。解散期間後の練習は、鍛錬期、3月の学生ハーフに向けた距離対応という事もあり全体としても練習量が増えました。普段のジョグの距離の増加やポイントの質の高まりだけでなく、ウエイトトレーニング、短距離とのサーキットなどの新しい取り組みが始まりました。この2つのタイミングが重なってくれたおかげで1月から2月の中旬にかけて満足いく練習をすることができました。
 
しかし、残念ながら記録会では結果を残すことができませんでした。1月末の調子が良いタイミングでは期末テストのため欠場、2月の記録会では力が入らない感覚となり6000で垂れてしまい、ベストすら出せない走りとなってしまいました。自分では練習が充実してできていると思っていたのですが、量も質も一気に上がった内容の練習を継続していたため、キャパシティを超えてしまっていたようです。2月中旬ごろからオーバートレーニング気味の症状が出始め、寝ても寝ても寝足りない、練習で力が入らない、走るのが少し億劫になったので、先日から1週間ほど練習を落とすことにしています。3、4日経過してだいぶ気持ち的にも楽になるとともに、体的にも回復してきた感覚があります。本当は学生ハーフで64分台で走り、トラックシーズンへの弾みをつけたかったところですが、来週の学生ハーフは無理をしすぎずペース走で21kmを走らせていただく予定です。タイムを狙わず、また練習で走っている距離よりも短いとはいえ、レースでは10㎞より長い距離を走るのは初めてであるので緊張はすると思います。とりあえずはスタートラインに立てるようにコンディションを整えることにこの1週間はかけたいと思います。
 


新チームになり、1つ自分の中で変えたことがあります。それはコミュニケーションです。入部してからはだいぶ自分のことでいっぱいいっぱいになってしまっていた部分もあり、コミュニケーションは最低限しかとらないできました。しかし、主将の大志さんから縦とのつながり、横とのつながりを大切にしようというお話があった、ということと自分の中で少し余裕が出てきたということで意識するようになりました。ジョグを普段1人でやることが多かったですが、最近では様々な人といくようになりました。ゲームなどの趣味をあまり持っていないので、話すというといつも陸上か勉強のことばかりでつまらないなと思われているかもしれませんが…(笑)和田さんと山口さんといかせていただくことが多かったのですが、ただ後ろに引っ付いて話を聞いているだけで楽しいですし、こんな考えがあるのかと気づかされることもあります。自分よりも競技レベルの高い選手がいる環境だからこそ、このように吸収することが大切だと改めて感じさせられました。逆に自分が困ったときなどに心の中身を吐露することにより、自分の中の心がスッとするようにもなりました。競技と精神衛生は密接にかかわっているので、そこがうまくケアできるようになったのは良いことなのかなと思います。
 
コミュニケーションに関連して1つ自分の中で目標があります。それは、自分たちの学年を学年全員がどの学年よりも仲が良いと言えるようにするという事です。2月に初めて学年会を行いました。夏前にやろう、と話していたのが流れたのもあり、入部から約1年経ってしまいました。しかし、1名当日体調不良で来られなくなってしまったため、学年ミーティングなどの時を含めておそらく1度も全員が集まって話をする機会は残念ながらまだありません。また、4月に始めた、それぞれの誕生日にプレゼントを買うというものはいつの日か消えていました。(自分はもらってしまっているので申し訳ない!)そこでまず、1人1人のことを理解すべく、練習のジョグ以外でも寮の食堂で話す、ごはんを食べに行くのに誘う、などそれぞれとのコミュニケーションを図っている最中です。意識しないとできないのはまだまだである証拠なので、これからより深い仲を築いていきます。やはり、学年の仲が良いことで自然とチームの雰囲気も良くなっていくと思いますし、練習でもよい刺激が生まれてくると思っています。学年会、クォーターごとに開くことをここに宣言します!準備していてください(笑)

 
(※サムネイルは納会の際に撮った、早実出身メンバーでの写真です。)


明日の部員日記はハードルブロックの金本さんにお願いしました。キラーパス、受け止めてくださりありがとうございます!短距離の中で金本さんは個人的に1番遭遇する率No.1だと思っています。いつも丁寧に挨拶を返してくださります。冬季に入ってから授業期間、長距離の朝練でグラウンドを走っていると金本さんが現れることが多くありました。朝からきつそうな練習を行っているのを見て、シーズンでの活躍を確信しています。また、自分の走りを見て、「ミニハードルなどをやると伸びそう、短距離からの視点で見ると」というアドバイスをくださったのが印象的です。おそらくそれしか言葉を交わしたことはないのですが、自分の中での金本さんの好感度は爆上がりしました。トラックシーズンでのスピード強化に向けて、ハーフ後からリズム系のドリルやミニハードルを取り入れることも検討しているので、もしかしたらアドバイスをいただくことになるかもしれません。明日の部員日記も含めてよろしくお願いします!

昼間は暖かく、花粉に苦しめられる季節となりましたが、まだまだ朝晩は冷え込みます。皆さん、体調にはお気を付けください。拙い文章、最後まで読んでくださりありがとうございました。