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寺澤大地:どん底からの這い上がり
こんばんは。井上から引き継ぎました。短距離ブロック2年の寺澤大地です。
井上と初めて顔を合わせたのは、中学2年の頃でした。とてもダイナミックな走りで、どんどん前に進んでいく彼の背中をいつも追いかけるばかりでした。恐らく、彼にレースで勝った事は1度あるか、ないかでしょう。中学、高校、そして現在も、私は彼の存在が1番のモチベーションになっています。そんな彼は今シーズン大きく飛躍し、先日行われたワールドユニバーシティゲームズで堂々、日本代表デビューを飾りました。どんどん上のレベルにステップアップしていく彼を見て、私も黙ってはいられません。4年目の全日本インカレで私と井上が早稲田を背負い戦うためにも少しずつ彼に追いつきます。そして、最後は私が井上の上をいきます。
ワールドユニバーシティゲームズに出場された方々の部員日記リレーが終わり、最初の部員日記が私という事で非常に書きづらさを感じていますが、最後まで読んで頂けると幸いです。
今シーズンは怪我の連続でなかなか、試合に出場出来ず、苦しい日々を送っています。チームメイトが次々と自己ベストを更新し活躍していく中、私は何一つとしてチームに貢献することが出来ていません。今シーズン目標にしていた全日本インカレの切符も掴むことが出来ず、ただただ情けないばかりであります。
恐らく多くの方が、
「あいつはダメだな、終わってるな。」
そう思っていることでしょう。今は逆にそう思っていただきたい。
必ず見返してみせます。
チームメイトに遅れること、約半年。4日前、やっと今シーズンの初戦を迎えることが出来ました。陸上競技がどれだけ楽しいか。そう感じさせられた試合でした。結果は満足するものではありませんでしたが、やっとスタートラインに立つことが出来たのでここから這い上がっていきます。
もう多く語る事はありません。
結果で示します。
明日は短距離ブロック4年の池淵さんにお願いしました。池淵さんは同じ洛南高校の出身で、高校時代からずっと仲良くしていただいています。オフの日でもグラウンドに足を運び、練習されており、私の模範とも言える先輩です。そんな大学ラストイヤーである池淵さんですが、今シーズンはまだ納得のいく結果が出せていないようで、先日行われた早慶戦の後には私に弱音を吐いてきました。弱音を吐く池淵さんは嫌いです。それ以外は大好きですが。最後は必ず笑って大学ラストイヤーを締め括ってくれると信じています。池淵さんならいけますよ!!
最後までお読みいただきありがとうございました。それでは失礼します。