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部員日記

関口裕太:12年ぶりの優勝?!

こんばんは。矢野から引き継ぎました短距離ブロック2年の関口裕太です。

彼女とはこの競走部に入部してから知り合い、僕たちの代で唯一の高跳び選手です。昨シーズンは怪我が長く続いていて、彼女の跳ぶ姿は見れませんでしたがリハビリを日々こなし、逆境を乗り越えて、今シーズンは初戦から順調に試合を乗り越えています。試合を終えるたびにバーを越える姿は成長しているように見え、まだまだ記録を更新しそうな勢いがあり期待しています。関東インカレでは満足のいくジャンプができていないと言っていましたが、これからのシーズンは彼女の跳躍が楽しみです。後半シーズンもまだまだ頑張ろう!!!!


さて、先日関東インカレが閉幕し選手が様々な想いを持って振り返っていると思います。私は100mと4×100mR に出場させていただき、100mは3位、4×100mR はなんと12年ぶりの優勝という結果でした。100mに関しては、準決勝で今シーズンで一番良いと言っても過言ではない動きで1着通過。自己ベストタイまで0.01秒と迫りました。しかし、決勝では中盤から隣選手に寄った走りでレースの流れを崩してしまい3位。レースの動画や気持ちを振り返ると「悔しい」という言葉しか思い浮かびません。過ぎたことはもう変えられないので全日本インカレまでの期間、練習を積み重ね誰にも負けない走り、私にしかできない走りを追求し、全日本インカレこそは金のメダルを首にかけ一番高い表彰台に登ってみせます。ワンツースリーを臙脂で。また、4×100mR では予選で39.13と38秒台までもう少しと迫り、チーム全体では38秒台を叩き出し絶対優勝ということを胸に決勝の舞台に立ちました。決勝前の選手紹介では左側に他大学の大きな声援が響き、右側には早稲田と駿河台大学さんが一緒に声を合わせて「わせだー!!!!いけよ!!!!ぶちかませ!!!!」などと気合の入る応援をしてくれていました。選手紹介の際には、リレーメンバーの一人一人の名前を叫ぶ声が聞こえ、これから走るのか。と心臓の響き渡る音と鳥肌が止まりませんでした。そしてリレーメンバーの選手がそれぞれの配置のレーンに立ち、1走の髙須が号砲と同時にキレッキレのスタートをして2走のトマスさんが外側の大学を突き放すほどの走力で僕にバトンパスしてくれました。私はとにかく4走の井上さんに絶対に一番でバトンを渡すということと、卒業された先輩方の悔しさをバトンに乗せて走り1番でバトンパス。井上さんは他選手を引き寄せない、唯一無二の空中を舞うような走りで高々と指を突き上げゴール。この瞬間、ついにやった。やっと勝てた。という思いで両手を上に掲げました。ゴール付近でリレーメンバー全員で集合し、気持ちが先走り言葉を発する間もなくみんなで抱き合い、喜びを爆発させました。38秒台は叩き出せなかったものの12年ぶりの関東インカレ優勝という結果に、これから4継早稲田の歴史を創り上げていこうと胸に誓いました。この早稲田の優勝はサポートや指導をしてくださった監督、コーチ陣の方々。応援してくれたスタンドの方や4継のサポートをしてくれた補欠の方々のお陰です。本当にありがとうございました。これからのシーズン様々な壁が立ちはだかると思いますが、決して諦めず全力で乗り越えていきます。全日本インカレも絶対に勝つぞ!!!


明日は跳躍ブロック2年の佐々木にお願いしました。「おまえさぁ(^^)」と嬉しそうに引き受けてくれてありがとう!!!

佐々木は競走部の間でお笑い担当的な存在であり、競走部には欠かせない部員の1人です。そんな彼は先日行われました、関東インカレのアナウンサーを任されており独特な元気の出る声を会場に響き渡らせていました。4×100mR の決勝ではリレーメンバーの名前を呼んでいただき、その元気な声にリラックスできました。是非とも全日本インカレもアナウンサーをやってほしいですが、彼もこれからのシーズン記録を確実に伸ばし点数を持ち帰ってくるような選手になるので、そのようなことはないと思うと少し悲しく成長して嬉しく思います。明日はみなさんがつい読み込んでしまうほどの内容の面白い部員日記が投稿されます。明日を楽しみに待ちましょう!

長々となってしまいましたが、最後まで呼んでいただきありがとうございました。

引き続き早稲田の応援をよろしくお願いいたします。失礼します。


※サムネイルの写真は、早稲田スポーツ新聞会様よりいただきました。