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部員日記

大川寿美香:今年の目標は好き嫌いを無くすことです。

↑新潟勤務のOG清水羽菜さんが日本選手権の応援に駆けつけて下さりました!


こんばんは。海さんから引き継ぎました、ハードルブロック3年の大川寿美香です。


部活へ移動中、急に電話がかかってきたので恐る恐る出たところ部員日記のお願いでした。主将から回ってくるとは思ってなかったので嬉しいです!海さんは、昨年の関東インカレで優勝された後から長期にわたり怪我に悩まされていました。主将という大きな役職を背負いながら、結果を残さないといけないという葛藤があったと思いますが、マイナスな面は一切表に出さず、いつも部を牽引してくださっています。懸命にリハビリに向き合っている姿を見て、刺激を貰っていますし、その姿は私だけでなく部員全員の活力になっていると思います。日本選手権前、海さんがハードルを跳んでいるのをみて、感極まり泣きそうになりました。(本当です。)自分事のように嬉しかったですし、練習動画も全部見入ってしまいました。復帰戦は思うような記録ではなかったかもしれませんが、海さんのシーズンはここからです!我らの主将、池田海の下克上楽しみにしています!!残りのシーズン、ハードルブロックでチームを牽引していきましょう!


p.s ハードルブロックはやばい集団ですが、私は例外です。断固拒否します!海さんは、、



私自身、膝の怪我の影響で3月中旬から約1ヶ月、ノーラン期間が続きました。その間はひたすら補強とバイクを行う毎日でした。当時は心より体を疲れさせないと、走れないもどかしさをかき消すことができなかったので、黙々と出来ることを行なってました。3月後半に立てたリハビリのプログラムでは、日本選手権に間に合うようにということで進めていましたが、トレーナーさんを始め数多くの方のご尽力のおかげで、当初より1ヶ月以上早く復帰することが出来ました。初戦となった関東インカレでは何とか点数を持って帰ることが出来ましたが、思うように行かず悔しさが残りました。その一方で、復帰を待っててくれた部員たちからの温かい言葉に救われ、絶対に巻き返してやると覚悟が決まった瞬間でもありました。


6/27から4日間行われた日本選手権。昨年度は、大雨の影響で車内で運転見合わせとなり、大阪にたどり着くことが出来ませんでした。あれから1年。月日が経つのは本当に早いものです。出場前、周りの人たちに「怪我明けだから」「来年もあるから」といった言葉をもらっていましたが、生半可な気持ちでは望みたくありませんでした。昨年出場が叶わなかった川村さん、津川さんの分も背負っていたので、今年の日本選手権に対する思いは必然的に強くなっていたのだと思います。出来ることは全て出し切る、気持ちで負けないと自分に言い聞かせ、且つ観客の応援を力に楽しんで駆け抜けることが出来ました。決勝進出を目指していたため悔しさが残りましたが、まだまだ私のシーズンはここからです。秋シーズン、覚醒した大川寿美香を魅せることが出来るよう精進いたします。



明日は、短距離ブロック2年の森田にお願いしました。早慶戦当日で忙しいのにも関わらず、引き受けてくれてありがとう!森田は私と同じ時期に怪我をしてから一緒にバイクを漕ぐ日々が続きました。今だから言えますが、バイクのメニューはランメニューよりもキツかったです。そんな鬼のようなメニューでも1本1本出し切って倒れ込むまで追い込んでいる姿を見て、私も負けじと頑張れました。森田がいなかったらここまで追い込めていなかったと思います。そんな森田は先日行われた熊谷の記録会で400mで自己ベストを叩き出しました。★自己新記録★の文字を見て、思わずリアクションスタンプを連打しました。森田が記録を出してくれたから私もいくしかない、と気持ちが引き締まり、日本選手権前の活力になりました。46秒、いや45秒台を目指せる力は持っていると思います。「あの辛い時期があったからここまでやって来れた」と言える日が来るまで一緒に突き進んでいこうね。まだまだこっから!



最後までお読みいただき、ありがとうございました。明日は100回目となる早慶戦が行われます。出場する者しない者問わず、チーム一丸となって勝利を目指しますので、早稲田大学の応援の程よろしくお願いいたします。