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部員日記

浅川京平:さつまいも農家第二志望


こんにちは。高尾さんから引き継ぎました、長距離ブロック一年の浅川京平です。

本日、入部式が行われ、仮入部であった私たちは正式に入部ということになりました。

本日からは35名の新入生が部員日記を回します。よろしくお願いいたします。


高尾さんはとてもしっかりとした方で、何事にも真面目で、私生活もおしゃれな部分が覗き見えるお兄さん的存在です。私たち長距離の一年生を責任持ってしっかりと指導してくださいます。なおかつフランクに接してくださるので、私が3月の頃に抱いていた競走部での活動への緊張感はすーっと解けていきました。この時点で高尾さんへの好感度は既に溢れかけているのですが、練習で果敢に引っ張り陸上に真摯に向き合っている姿勢やファッションに関心があるというおしゃれさを目の当たりにし、好感度のボーダーは易々と越えて大洪水を起こしました。最近ではおしゃれなお洋服を着て本キャンから帰ってくる姿を目にします。そのとき私は心の奥底数万キロメートルでキュンとしているのですが、最近は想い高まりその音が外に聞こえてしまっていないか心配になってきました。勉強も部活もおろそかにすることなく両立させ、生活面を充実させていらっしゃる高尾さんの魅力を今後もさらに発掘していきたいとひとり企んでおります。そんな高尾さんから初の部員日記を繋いでいただき、とても嬉しいです。ゆっくりリールを巻かれ、優しく釣られた気分です。これからもよろしくお願いいたします。


恐縮ですが、私の自己紹介をさせていただきます。出身は東京の府中市で、その隣の国分寺市にある早稲田実業学校を経て早稲田大学に参りました。長距離走を始めたのは中学校で部活動が始まるタイミングになります。どの部活に入ろうかとても迷ったのですが、持久走が少しだけ得意であるという自負のもと、自分が活躍できる場ではないかと思い陸上競技部に入部しました。そこからは自分が思っていた以上に陸上競技にどっぷりと浸かってしまい着実に階段を踏みながら力をつけていくことが出来ました。すっかり夢中でした。ただ脚を動かすのではなく、頭も心も走っていました。走るとは全身運動であるのです。走ることを始めてから私の人生が動き出したなと今でも思います。走ることで自分と向き合い、自分を創り上げていく感覚がそこにはありました。


陸上競技をやっているとやはり結果というものが様々な大きさや形で自分たちに降りかかってきます。結果は絶対的なものであり、競技者として必要なものです。しかし、人が走り出すのはきっと数字のためではありません。走るきっかけはもっと人間らしい理由であります。


私は競技者として、上記のことを理解し直して走る楽しさをもっと全面に出していくことができればなと思います。それが今私が描く、競技者としての理想の姿です。


同時に、ヒトの身体というものにも興味があり、理系的なアプローチから走ることを突き詰めるいきたいという漠然とした野望があります。一学生としての理想はそこにあります。


競走部はとても風通しがよく、先輩、同期、監督等スタッフ陣の方々の競技に対する熱が常にグラウンドに流れています。この環境なら競技者として、人として大きく成長できるだろうと、初めて先輩の姿を見た時に確信しました。まだまだ未熟な私ですが、この4年間で大きく生まれ変わり、これまでの偉大な先輩方のように立派な人間として社会へ駆け出していきたいです。


明日は、一年の安心院大渡に部員日記をお願いします。安心院は言うまでもなくとても珍しい名字です。彼は優しく、私より大きく、名前に「安心」とあるように安心感があります。寮の当番のためにトレーニング室から帰るときに一緒になったことがありますが、彼からはひしひしと速くなりたいという雰囲気を感じ、自分も頑張らなきゃなと思わせてくれました。今シーズンは怪我があったようでその走りはまだ秘められているようですが、真っ直ぐな競技への姿勢を糧にしてレベルの高い同期たちの中でも目立つ活躍をしてくれることを期待しています。明日はよろしくね!


まとまりのない文章でありましたが、お読みいただきありがとうございました。これから続く新入生部員日記リレーもどうかお楽しみいただければと思います。

暑さももちろんのこと、大気も不安定な状態が見られます。体調にご留意いただき、お過ごしください。それでは失礼いたします。