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部員日記

佐々木秀晟:原点

こんばんは。権田から引き継ぎました、跳躍ブロック一年の佐々木秀晟(ささきしゅうせい)と申します。

権田は、様々な場面で頼れる選手です。私は競走部寮で、尊敬する先輩方、頼れる同期と共同生活をさせていただいております。その中で一年生は寮内の清掃や消灯といった当番があるのですが、そのシフトを権田が組んでくれています。全ての曜日にみんなが公平に入るように、みんなの当番に入ることができない日をアンケートを用いて集計し、シフトを組んでくれる権田には頭が上がりません。本当にありがとう!また、権田は与えられた役割を完璧にこなします。当番の仕事はもちろん、関東インカレの際は、マイルリレー初起用であったにも関わらず与えられた役割を完璧にこなし次の走者にバトンを繋ぐ姿にはシビレました!

そんな権田ですが、U20世界陸上競技選手権大会に日本代表として選出されており、今後の活躍が楽しみな選手です。権田の活躍にはいつも良い刺激をもらっています。私も権田の活躍に負けないよう、様々なことを貪欲に吸収し、競技力の向上、人間力の向上に努めます。一緒に頑張ろう!

さて、初めての部員日記ということで自己紹介をさせていただきます。私は香川県高松市で生まれ育ち、市立高松第一高校を卒業し、早稲田大学に参りました。

香川県は棒高跳界隈ではポール王国香川と呼ばれています。香川県には宅間茂先生をはじめ数々の名指導者がおられます。また、私が棒高跳を初めてから高校卒業まで練習で使用させていただいていた屋島レクザムフィールドは200mの室内競技場が併設されており雨の日も風の日も競技場が使用できる限りいつでも最高の状態で練習できる環境で競技させていただいておりました。その恵まれた環境のおかげで中学、高校と順当に記録を伸ばし、早稲田大学競走部に入部させていただくことができました。香川県で生まれなかったら棒高跳に出会うことはできておらず、早稲田大学競走部の一員として活動させていただくことなど夢のまた夢だったでしょう。

先日、部が解散期間に入り、大学の講義もすべて終了したため香川県に帰省しておりました。そこで久しぶりに高校卒業までご指導いただいていた先生が運営されているクラブで練習をさせていただいたのですが、現在福岡県で開催されている全国高校総体や福井県で開催される全国中学総体に出場する選手が練習しており、良い刺激をもらうことができました。私が棒高跳に出会い始めるきっかけとなった、いわば私の陸上人生の原点のような場所でもう一度練習できたことは、大学生になり高校生までとは全く違う環境で視野が狭くなり自分のことしか考えられなくなっていた私には、初心に帰り自分を見つめ直す良い機会となりました。

私のシーズンベストは自己記録からは程遠く、関東インカレに対校戦選手として出場させていただいた際には記録なしに終わるなどまだまだチームに貢献できていません。入学してからこれまでの期間、自分を見つめ直し弱さと向き合う機会を多くいただいたので、これからはこれまで以上に、強くなるために必要なことを日々模索し、吸収しながら競技力、人間力を大きく成長させます。そして多面的にチームに貢献できる選手になります。

明日は長距離ブロック一年の佐藤広人に引き継ぎます。佐藤は創造理工学部に所属しており、文武両道を体現しているすごいやつです。彼の今年の目標は「二兎追って二兎得る」です。この目標からは佐藤の文武両道に対する並々ならぬ覚悟が伝わってきます。実際に夜遅くまで食堂でテスト勉強をしている姿や、土砂降りの雨の日にびしょ濡れの姿で練習から帰ってくる姿をよく見かけます。私から見ればすでに文武両道を高いレベルで実現することができていると思うのですがそこで満足せず、さらに成長しようとする佐藤のことを尊敬しています。そんな佐藤に負けないよう、私も競技だけでなく勉強の方にもしっかりと取り組みたいと思います。頑張ろう!

拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは失礼いたします。