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部員日記

水野琉之介:僕の地元はどこ?

こんばんは。

眞下から引き継ぎました。短距離ブロック1年の水野琉之介(みずのりゅうのすけ)と申します。


眞下は部内一華奢な身体をしていますが、部内一の声量を持っています。「練習まで残り◯分です!」彼のその一声が我々競走部の練習開始合図であり、身を引き締めてくれます。少々抜けているところはありますが、彼は私達のために一生懸命声を出し、駆け回り、支えてくれています。いつもありがとう。これからもよろしく!

(余談ですが、4年をかけて眞下の肉体改造をする計画を立てていること、彼には内緒にしています)


さて、初めての部員日記ということで自己紹介をさせていただきます。私は神奈川県川崎市で生まれ、奈良県生駒市で育ったのち青森県青森市に転居、そして北海道に所在する立命館慶祥高等学校を卒業し、早稲田大学に進学いたしました。度々出身地を問われますが、私自身どこを地元とすべきか分かっておりません。実家が青森にあるため、ひとまずそこを地元とさせていただいております。


8年間陸上競技を続けていますが、今に至るまで100m走を一途に取り組んでいます。この競技はもとより小心翼々であった私に、自信と勇気を与えてくれました。ところが中学で実力を開花させたものの、高校1年冬季の怪我をきっかけに記録を伸ばせずにいます。自己ベストも3年間更新できていません。そのため大学で競技を続けるか否か逡巡していましたが、姉の一言が私の背中を押してくれました。


「もう一度日本の頂点に立ってみなさい」


彼女は音楽界で活躍しており、国内外で優秀な成績を収めています。そんな彼女だからこそ、この言葉が出てきたのでしょう。競走部内でも実力が大きく劣っている自分が日本一に、そしてその先の世界にだなんて身の程知らずかもしれません。それでも私は諦めず走り続けます。そしてそれを実現可能とする環境が早稲田大学競走部にあり、模範となる先輩方や互いに高め合える同期が私に新たな学びや発見をたくさん与えてくれます。入部から数ヶ月経ち、僅かな成長ではありますが、昨日追い風参考ながら10秒6台を3年ぶりに出すことができました。日本一になるために10秒1台は絶対条件であり、その道のりは千里を越えるものです。ただどのような道も一歩から。その第一歩として2024年度はどのような逆境にも挫けず立ち向かい、「勇往邁進」をモットーに日々精進してまいります。


明日は投擲ブロックの守屋浩に引き継ぎます。彼は投擲選手であるだけに筋肉がとても美しいです。また関西出身であるためノリがよく、話すときは呼吸の如くボケとツッコミが飛び交っています。彼はやり投げを専門種目としており、その投擲はツッコミのように鋭く、見ていて気持ちがいいです。今後のビッグスロー、乞うご期待です。


最後までお読みいただきありがとうございました。近日全国各地で地震が相次いでおります。急な発災にご留意いただき、お過ごしください。

それでは失礼します。