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部員日記

増永峰土:旧友の背中を押して

こんばんは。

宮岡から引き継ぎました、長距離ブロック3年の増永峰土です。


宮岡の紹介にあった通り、僕らは旧知の仲です。

同じ地元戸塚に住み、同じ幼稚園に通っていたこともあり、今同じ早稲田大学競走部で同じ目標を追って陸上競技をやっている、運命的な出会いだなとつくづく思います。

幼稚園時代は同じクラスにもなったことはなく、特に仲の良かったというわけではないのですが、年長の時のお泊まり会で、たまたま隣で仲良くなって一緒に寝たという過去があります。本当にすごい運命だなと感じています。

宮岡は私が中学受験をしなかったら通っていたはずの地元の中学校に通っており、そのチームのエースとして関東中学駅伝に出場していました。

高校時代も神奈川県の強豪、鎌倉学園に通い、常に神奈川県のトップレベルを走っていました。僕は宮岡と対等に戦えるほどの力はありませんでしたが、常に意識する存在でしたし、宮岡の噂はよく耳にしていました。

そして大学に入って、チームメイトになってからは、よく一緒にご飯にもジョギングにも行きました。


そんな僕だからこそ宮岡の箱根にかける想い、自分のためだけでなく色々な周囲の人の思いも背負って自分が箱根を走るんだという覚悟を、他の人よりは多少わかっているつもりでいます。


もちろん、そうは言っても宮岡の悲しみや悔しさは計り知れません、

それでも宮岡は強いし、本当にいいやつだし、本当に陸上が好きなやつなので、

なんとか前を向いて、自分の良くなかったところを振り返って、来年に向けてまた一から自分を作り上げていこうとしています。


だからこそ、自分は1月2日に宮岡のそんな姿を目の当たりにして、本気でこんなに熱くていいやつな宮岡を支えて一緒に目標達成できる、そんなマネージャになりたいな、そう思いました。


前置きが少し長くなったけど、宮岡、部員日記を回してくれてありがとう。

昨日の部員日記に書いていた通り、少しずつ気持ちの整理がついてきた部分だったり、

まだ悔しさや悲しさ、怒りなど色々な感情が混ざり合って整理しきれない部分だったり、色々あると思うけど、

来年チームが勝つためには宮岡の存在は欠かせないし、本気で一緒に目標達成したいと思っているから、また一緒に頑張っていこう!



さて、本題に入りますが、1月2日・3日にて、110代目の区切りとなる第101回箱根駅伝が幕を閉じました。

私個人としては嬉しさも一部ある一方で、とても辛く苦しい2日間でした。


まず、今年の3月にマネージャーになって以降、色々な経験をさせていただきました。

合宿やロードレース大会の帯同、駅伝の帯同など、様々な機会を通じて、選手であった2年間よりもチームを引っ張っていくトップ選手と接する機会が多くなりました。

もちろんチームを下支えしている2年までの私のような選手も頑張って陸上に取り組んでいて、それぞれの想いを胸に練習に励んでいます。しかし、トップレベルの選手の意識の高さ、背負っているものの多さを体感しました。


そういった中で、私自身もチームの目標達成のためにできることを考えて、選手のサポートに全力を尽くしてきました。


1月1日からの3日間、緊張で夜寝れなくなりました。箱根駅伝で3位と10秒差の4位となった時、とても悔しく感じました。

それと同時に来年は自分たちの学年で勝ちたい、総合優勝という目標を達成したい、そう感じました。

これまでの2年間とは明らかにチームのことを自分ごとのように感じることができるようになりました。


ただ、その一方で、2区を走り終わった智規が、「ごめん、、」とみんなに対して申し訳ないという謝罪を口にする中、私は何を声かけていいかわからなくなってしまいました。

その夜に宮岡が、私の部屋に来て、走れなかったと泣いている時も、何を声かけていいのか迷う自分がいました。宮岡の思いは分かっているつもりでしたが、胸を張ってそうは言えない自分もいました。

もっと選手と時間を共にして、もっと選手を理解して、思いを共有できれば、違った声かけができるんじゃないかそう思いました。


だからこそ、来年チームが総合優勝できるようにチームを最大限サポートして、そして本当に優勝できた時には選手と同じ気持ちを共有できる、優勝するチームにふさわしいマネージャーになりたいと思いました。


また、個人的な感情としては、同期の宮岡はもちろんですが、今年1年早稲田の穴を埋め続けてかっこいい姿を見せ続けてくれた草野さんに、1年間一緒にウエイトを頑張ってきた和田さんに、寮でいろいろな話を共有してきた日野さんにも走って欲しかったという、悲しみが大きかったです。お三方には本当にお世話になりました。


そんな先輩方の想いも背負って、来年は総合優勝という目標し、先輩たちのおかげでいい成績が撮れたという姿をお見せしたいと思っています。


明日の部員日記は、マネージャーブロックの田中美雪にお願いしました。

みゆきも同じ地元の戸塚出身で、私とは同じ小学校に通っていて昔から仲良くさせてもらっていました。

今でも時々話をすると色々と盛り上がってしまい、小一時間は話せてしまいます。

マネージャーとなってからは関わる機会も以前よりは増え、チームのサポートに徹する彼女の姿を見かけることも多くなりました。

最後の一年は、仕事もたくさんあって、大変なことも多くなると思うけど、同じマネージャーとして一緒にチームのサポートを頑張っていこう!


長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。それでは失礼します。