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ワールドユニバーシティゲームズ観戦記(8月1日)

駅伝監督の花田勝彦です。


コロナ禍の影響で2年延期となったFISUワールド・ユニバーシティゲームズ(中国・成都)の陸上競技が8月1日から始まりました。

早稲田大学競走部からは菖蒲敦司、西裕大、稲毛碧、井上直紀の4名が出場いたします。

私も関東学連の指導者研修派遣という形で、7月31日夜に現地入りしました。

気温は酷暑の日本ほどではないものの(8月1日は最高気温32度)、湿度は非常に高く蒸し蒸ししているため、特に長距離種目は熱中症対策をしっかりやってレースに臨む必要がありそうです。


大会は9:00からお昼まで行われるモーニングセッションと、18:00から行われるイブニングセッションに分かれて行われる形となっています。

モーニングセッションは予選種目が多いため、通常の大会だとそんなには盛り上がりません。しかし今大会は、すでにオンラインチケットは全て売り切れとなっており、競技開始9:00の時点でスタンドはかなり観客が入っていました。

地元・中国の選手が紹介されると、鳴り物の音と合わせてスタンドから地鳴りのような歓声が上がります。その盛り上がりの凄さはオリンピックに匹敵するもので、こうした大歓声の中で走れることは選手たちにとっても素晴らしい経験になることでしょう。


この日のモーニングセッションで行われた男子100m予選7組には井上直紀(2年)が出場しました。

結果は10秒66で4着。残念ながら予選敗退となりましたが、この後のリレー種目にも出場予定ですので奮起を期待したいです。


100m予選。左から2人目が井上直紀(2年)



イブニングセッションの最終種目、3000mSC1組には菖蒲敦司(4年)が出場。

日が暮れて気温は30度を切ったものの、小雨も降ってかなり蒸した気候の中でのレースとなりました。ややスローペースでレースが進む中、レース中盤で予選通過を確信すると最後は余裕を残して4着でゴール。先日のヨーロッパ遠征ではあまりうまくいかなかった大障害のタイミングもうまくいったとのことでした。


3000m障害予選。左から3人目が菖蒲敦司(4年)


2日後の8月3日に行われる決勝では、持てる力を出し切ってメダル獲得を期待して応援したいと思います。