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部員日記

西裕大:残り2週間


こんばんは。更新が遅くなり申し訳ございません。玄應から引き継ぎました、短距離ブロック4年の西裕大です。


玄應は最近よく話す、クソ生意気な可愛い後輩です。舟生の紹介にもあったようにコミュニケーション能力が高く、トレーナー陣と選手を繋ぐ貴重な存在です。最近はマッサージの腕も上げており、全カレを僕が走り切れた要因の1人です。また、最近忘れっぽくなったらしく、よくホテルでインキーをしています。それを聞いてこいつも競走部に染まってきたと実感しました。断じて僕のせいではありません。

そんな玄應は来年以降、競走部が競走部であるためのキーマンなのではないかと密かに思っています。僕らの代がいなくなり転換期を迎えるであろう競走部。そんな競走部を選手とは違った立場で俯瞰して見ることができる彼女は競走部の大きな強みになることができるのではないでしょうか。この言葉で特に何かを変えるのではなく、彼女らしく競走部人生の残りの2年間を全うしてほしいと思います。

まぁ、頑張れ、玄應瑞記。


さて、僕の競走部人生も残り2週間となりました。何を残せるのか残してきたのかはもう少し先の4年生リレーで書くとして、直近の試合を振り返りたいと思います。(幹部交代式付近で4年生リレーあるよね?みんなが何を記すのか気になるのでやってください、お願いします。)


昨日、ヨギボーチャレンジが終わりました。個人でのラスト臙脂はとてもいい走りとは言えるものではありませんでしたが、楽しかったです。大学入学時は雲の上の存在だった憧れの人たちと共に走り、また来年と言っていただけるのは嬉しく、感慨深い気持ちになりました。


2週間前に行われた日本インカレについても振り返らせてください。

僕たちの代の、僕の陸上人生の集大成として挑んだ試合でした。結果は200m優勝、4継準優勝、マイル8位。目標としていた200mの学生3冠をなすことができた一方で最後までリレーは勝てませんでした。去年、三浦さんと澤さんを自分が負けさせて号泣したリレー、今年は不思議と負けても悔しさより楽しさと納得が勝っていました。正直何故だかは未だにわかっていませんが、清々しい気持ちです。

僕は学生陸上は異常な空間だと思っています。日本陸上の一番大きい大会は、もちろん日本選手権ですが、一番盛り上がる大会を挙げろと言われたら僕は日本インカレだと思っています。陸上はプロというものがあやふやだからこそ、大学陸上に明確な上位互換がなく、他の学生スポーツにはない独特な環境です。だからこそ、みんな命を、人生をかけて4年間を過ごし、多くの人間が大学卒業とともに陸上から去っていきます。そんな最後の全カレは、1位も経験し、ギリギリ2位も経験し、8位も経験しましたが学生陸上の醍醐味が詰まっていました。本当に楽しかったです。来年、自分があの場に、あの輪に入れないと思うとすごく寂しくて仕方がないです。でも、やりきったんじゃないかなと思います。楽しい4年間、学生陸上、競走部人生でした。


こうは言ったものの、後1試合残っています、日本選手権リレー。勝ちたい、本当に勝ちたいです。最後にみんなで金メダルを掲げて終わりたいです。頼む、カイシン、トマス、俺と稲毛を勝たせてくれ。勝とう。絶対に。


明日はもう1人の学生チャンピオン、眞々田にお願いしました。

今年の初めの彼から僕への紹介文で、学生チャンピオンの西裕大さんにお願いしたとあったのですが、今度は彼を学生チャンピオンと紹介することができて、彼のこの一年の努力と成長を感じることができ、頼もしく思います。そこで来年の競走部の核になると紹介したのですが、今シーズン中に競走部の核になってしまいました。見る目がないですね。

学生チャンピオンとなった眞々田の来シーズンは簡単なものではないと思います。一度勝ってしまうと、周りは勝って当たり前、勝つものとして見てきます。何より、自分が優勝以外で納得することができなくなります。競走部のエースとして迎える難しい来シーズンですが、彼ならば、今年以上の飛躍ができると確信しています。学生のトップではなく、日本のトップへの到る眞々田洸大にご期待ください。

すまん、眞々田、プレッシャーをかけすぎた。まぁ頑張れ、協力はする。


それでは失礼します。