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部員日記

田中美雪:LQ

こんばんは。

木暮から引き継ぎました、マネージャーブロック4年の田中です。



木暮はとんでもないやつです。書いたばっかだというのに回してきました。また田中の部員日記かというお言葉は木暮が受け付けますので読者の皆さんは私ではなく彼までよろしくお願いします。そんなとんでもない1年生ですが、尊敬するところがあります。それは、臆さないところです。これは本当に凄いなと思います。同じマネージャーで年下だから仕事を頼みやすいということもあるかもしれませんが、それに留まらない、それ以上の、その何倍もの価値があると思います。選手からしたマネ、マネからした後輩マネ、一人間からした一人間、誰かにとって、何かを頼みたい、発信したい、共感してもらいたい、そんなときにすぐ名前があがるような人であることは、決して学年や立場に囚われない、木暮の人望の厚さだと思います。その分、なんだかんだ繊細で抱え込みそうなので、先輩を沢山頼って、可愛がられて欲しいなと思います。あなたの可能性は無限大、木暮が木暮であるが故のマネージャーになってね。


明日は同期の白石にお願いしました。

白石にはすごく、感謝をしています。

長くなりますが三つ。


1.

入部してまもなくすると短長で別れ一緒に練習に参加することはほとんどなく、試合帯同も対抗戦等の限られたものしかありませんでした。夏は合宿でほぼおらず、毎日顔を合わせ、仕事をするのは4年目にしてやっとのことでした。早速本題に移りますが、何を感謝しているのかというと、自由にやらせてくれたこと、です。この一年、彼は主務として活動し、今も頑張ってくれています。白石は長距離の練習が多かったので、短距離は私がメインで見させて貰っていました。彼は、私と違い、要領がよく、純粋にめちゃくちゃ仕事ができます。そんな白石が私のやり方に何一つ文句言わず、やりたいようにやらせてくれました。しかし、これに気付くことができたのは短距離が終わった今です。以前、 部員日記で綴ったこともあると思いますが、見えない部分に感謝できる人間でありたい、とこのごろよく思います。しかし、実際そうなれるには、その有り難みに気付くことができるには、意識をしていてもやはり時間がかかってしまうもんだなと感じました。ここまで本気でやってもまたこうなるのか、でも本気でやってたからこうなったのかと、白石を通して迷宮入りしそうになる問とまた出会いました。



2.

感謝していることもありますが、後悔していることもあります。それは「同期」としてできたことがもっとあったなということ。主務という肩書きと業務が彼にとってどんなものだったのかは分かりませんが、少なくとも自分は、白石が主務であるということに凄く甘えていたなと感じています。

私が東京六大学と早慶戦で幹事長を務めたとき、成り立っていたといえるかどうかは置いておいて、走り切ることができたのは慶應の山田くんという絶大なる黒子がいたからです。

そう思うと、自分は白石にとってそうなれていたのかと最近すごく考えます。そして、そうなれていなかったのではないかと思います。しかし結果は、白石であれば私がどんな動きをしようと関係なく上手く進められると思いますし、完結させられます。そうなるとこの後悔は自己満足のための後悔になります。ですが、No.2の仕事を知った今日、自分がやるべきことをやらなければならないとまた感じました。


3.

白石は、怒ることができます。こんなことを書いたら、「俺怒る人って思われるやん、やめてや」と言われそうですが笑

言わなきゃいけない立場で、言わなきゃいけないことを、言う。これがどれほど難しいことか。人に何かを言われることを好む人は多くないと思います。私は嫌です。そして言い返されることも、嫌われるのも嫌なので、言う前に止まることもしばしばあります。白石を見る度、自分には出来ていないなと毎回感じていました。でも、そう言ってくれる人がいるから成り立っているということを絶対に忘れてはいけないと、やっと気付けたような気がします。



今回の部員日記は何を書こうかとかなり考えました。しかし、気が付いたら紹介文が本文になっていました。そのくらい、私は自分の周りにいる人が好きで、尊敬しています。でも、一つくらい、その人たちに負けないものを自分は持っていると思います。


しかし、そんないいことばかりではなくて、嫌なことも悲しいことも、やり切れない日も沢山あります。

でも、自分をこのような感情にさせてくれる環境に感謝して、明日も生きたいと思います。