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部員日記

増子陽季:スタートライン

こんばんは瀬能から引き継ぎました長距離ブロック3年の増子です。


瀬能とはいつから話すようになったのか覚えていませんが、気がついたらご飯に行くような関係になっていました。もっと深く成り行きを話したいところですが、ここではやめておきます。

瀬能も僕と同じく怪我人としてグラウンドにいるのをよく見かけ、その度に自分と重ねて頑張って欲しいなと思っていました。そんな瀬能ですが先日の関東新人で自己ベストタイ記録を出していました。怪我期間、午前の全体練習が終わった後、一人で午後練習をしている姿を見ていたのでベストの報告を聞いて自分のように嬉しかったです。ここから鍛錬期に入って今より一回りも二回りも大きくなってくることでしょう。今度は胸筋以外も鍛えてヘルニアに負けない体になっていて欲しいと思います。またマリーナ行こう。




先日去年の12月以来10ヶ月ぶりの記録会に出場しました。

今年の箱根駅伝で来年こそはと意気込んでから9ヶ月もの月日が流れてしまいました。この10ヶ月自分はいつまでこの状態でいるのか、走りたいのに走れない自分に腹がたち、本当に苦しかったです。

全体練習に混ざれるようになってからも、走ることの3倍以上の時間を体のケアや補強に当ててきました。

やっとの思いで出場した先日の記録会、本当に緊張しました。スタートしてからも緊張の糸は途切れず、そのせいかほとんど覚えていません。とりあえず集団からこぼれないことだけを考えて走っていましたが、結果としては2年ぶりにトラックベストを更新することができました。

ゴール後、嬉しさや安堵、苦しみ、様々な感情が込み上げてきましたが、ようやく今年のスタートラインに辿り着けた気がしました。

レースが終わってからも多くの方からメッセージを頂いて、離脱期間の苦労が報われた気がして本当に嬉しかったです。

とはいえこれからの箱根駅伝のメンバー争いをするにはまだまだ足りません。今回をきっかけにここからの3ヶ月間で飛躍したいと思います。




明日は長距離ブロック1年の斉藤天紀にお願いしました。

天紀とは同じ紺碧寮で暮らしていて、訳あってお付きの先輩後輩という関係です。すれ違う時にはいつも綺麗な笑顔でニコッと笑いかけてきますし、よく体を触ってきます。おそらく僕のことが好きでたまらないのでしょう。天紀と僕の競技観は正反対です。物事を大雑把に考える僕とは対照的に天紀は驚くほど細かく競技について考えています。上半身の動きや靴の感覚など僕では感じ取れないところにまで意識を向けています。そんな天紀の話をいつも感心しながら、もう少し自分も敏感になろうと思わされます。それだけ細かく真剣に競技について考えられる人物が伸びないわけがありません。期待しましょう。明日はよろしく。



拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。

寒暖差の激しい日が続いております。どうぞお体に気をつけてお過ごしください。それでは失礼いたします。