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部員日記

谷中天架:chom see you again!

荒木から引き継ぎました、ハードルブロック1年の谷中天架と申します。


先日荒木から、「旅行のお土産買ってくるんで部員日記もらってくれませんか」と、まるで賄賂のような連絡がありました。そんなことを言われたら引き受けないわけにもいかず、ありがたく引き受けさせていただきました。回してくれてありがとう!

荒木とは同じ九州の福岡出身ということもあり、入部当初から話す機会も多く、すぐに打ち解けることができました。会うといつもふざけてきますが、実はとても努力家です。練習では常に向上心を持って取り組んでいて、自分に厳しく努力を続ける姿が印象的です。来シーズンはぜひ自己ベストを更新して、さらなる飛躍を遂げてほしいと思います。冬季一緒に頑張ろう!



さて、6月に初めて部員日記を書かせていただいてから、気づけば4ヶ月が経ちました。私は先日のところざわアスレティックフェスティバルを持ちまして、シーズンオフさせていただきました。


前回の部員日記では「臙脂をまとい結果で証明する」と書きましたが、このシーズンを通して、その言葉の重みを身をもって感じた数ヶ月でした。春にはただがむしゃらに練習に打ち込み、早く結果を残したい一心で走っていましたが、夏を越え、数多くのレースを経験する中で、結果の裏にある“過程の大切さ”を実感しました。勝つことの難しさ、思い通りにいかない現実、そしてそれでも支えてくれる仲間や環境のありがたさ、そのひとつひとつが、自分にとって大きな学びでした。しかし、どれだけ練習を積み重ねても、記録として結果を残すことはできず、悔しさが心に残るシーズンでもありました。あのとき掲げた「結果で証明する」という言葉の重みを、今は身をもって痛感しています。それでも、この経験を無駄にせず、ここからどう変わるかが本当の勝負だと思っています。


そんな日々を経て、シーズンを終えて少し心に余裕ができた今、改めて自分を見つめ直す時間が増えました。そして解散期間中の現在、映画を観るのが趣味な私は、さまざまな映画を観ています。最近観た作品の中で特に印象に残ったのは『フォレスト・ガンプ』という映画です。この映画は、少し不器用で純粋な主人公フォレストが、さまざまな困難にぶつかりながらも前を向いて生きていく物語です。彼のまっすぐな生き方や、どんな状況でも諦めず走り続ける姿に、強く心を動かされました。その中でも、


”Life is like a box of chocolates. You never know what you’re gonna get”.

(人生はチョコレートの箱のようなもの。開けてみるまで中身は分からない)


というセリフが深く印象に残りました。この言葉を聞いて、結果や先のことを考えすぎず、今できることに全力を注ぐ大切さを改めて感じました。練習でも、うまくいかない日や予想外のことが起きる日もありますが、それも自分を成長させるチャンスだと思って取り組んでいきたいです。


これから始まる冬季練習では、この言葉を胸に、日々の練習を大切にしながら来シーズンにつなげられるよう頑張ります。



明日は、中距離ブロック1年の石崎友太郎にお願いしました。石崎は同じ紺碧寮に住んでおり、最近は紺碧の1年で一緒に「ito」というカードゲームをすることにハマっています。(※itoは、数字の大小を感覚的に伝え合う協力型カードゲームで、言葉選びや価値観の違いが面白いゲームです。)そのカードゲームで石崎はいつも予想の斜め上をいく回答をしてきて、毎回みんなを笑わせてくれます。普段は静かで落ち着いていますが、たまにボソッと面白いことを言ってくるタイプで、気づいたら周りを笑顔にしているような存在です。一方で、練習になると集中してしっかり取り組む姿が印象的で、競技に対して真面目に向き合っています。静かそうに見えて実はユーモアに溢れすぎている彼は、知れば知るほど味が出るタイプなので、これからもっと石崎のことを知っていきたいです。明日はよろしくね!



拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。最近寒くなってきたので、皆様も体調には十分お気をつけください。

それでは失礼致します。