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部員日記

石崎友太朗:新潟のお米は日本一!

こんばんは。谷中から引き継ぎました。中距離ブロック1年の石崎友太朗です。


谷中は私と同じく紺碧寮に住んでいます。谷中の書いていた通り、紺碧寮の短距離1年生の間では「ito」というゲームが流行っていて、谷中も含めた数人でよく一緒に遊んでいます。itoをやっていると、普段の会話では分からない他人の価値観や意外な一面が見えてとても面白いです。またやる時は誘ってね!

話は変わって、谷中は今シーズン1年生ながら臙脂を着て日本インカレなどの対校戦に出場し、先日行われたu20日本選手権では100mハードルで8位に入賞しました。寮で初めて会ったときから感じていた、強い選手特有のオーラが、最近さらに増してきているような気がします。冬を越えてどんな走りを見せてくれるのかとても楽しみです。冬季練習頑張ろう!


さて、短距離ブロックは2週間前から解散期に入りました。帰省や旅行に出かける人が多く、紺碧寮が少し寂しくなってきました。そんな中私も今、新潟の実家に向かう夜行バスの中でこの文章を書いています。


私は先日行われた記録会を終え、シーズンオフとなりました。振り返ると、思うようにいかないことが多かったシーズンだったと感じます。目標としていた自己ベストの更新はできず、関東インカレのB標準にすら届きませんでした。私は高校から陸上を始めましたが、ここまで長い間ベストが出ない経験は今までなかったため、正直に言って非常に苦しかったです。同学年の選手が活躍する姿を見て、自分の不甲斐なさを感じることも多くありました。結果が出ないことを受験のブランクのせいにして無理やり納得しようとしたり、言い訳ばかり考えていた時期もありました。今思えば、それが何よりも情けなかったです。結果を出せない自分から逃げていたと思います。


そんなシーズンを通して改めて感じたのは、支えてくださる人々への感謝です。江本さんをはじめとするコーチ陣の皆様、練習メニューの相談に乗ってくださる先輩方、私がレースに出る度に連絡をくださる高校の恩師の先生、そして、新潟から車で何時間もかけて大会の応援に来てくれる家族。様々な人の支えがあって、私は陸上競技を続けることができていると思います。 だからこそ来年は、何としても結果で恩返しをしたいです。


もちろん、今シーズンは悪いことばかりではありませんでした。特に早慶戦で臙脂を着て走れたことは、とても貴重な経験になりました。来シーズンは臙脂にふさわしい強い選手になり、もう一度あのユニフォームを着たいと思います。また、大学に入って練習量が増えた中で、大きな怪我なく継続して練習を積めた点は今シーズンの収穫だと感じています。


解散期を終えると中距離ブロックも冬季練習に入ります。冬季練習では、有酸素の土台をさらに高め、今シーズンに痛いほど感じた、根本的なスピード不足を克服することが目標です。厳しい練習が続くと思いますが、一つずつ乗り越えて来シーズンに繋げていきたいです。


明日は長距離ブロック1年の安食光翔にお願いしました。安食とはブロックが違いますが、同じ授業をいくつか取っていたり、何かと接する機会が多いです。物理が苦手な私は、バイオメカニクスの授業でことあるごとに安食に助けてもらっています。いつもありがとう! 

今シーズンは怪我で長らく離脱をしていた安食ですが、最近ようやく走り始めています。一人で黙々とバイクを漕いだり、リハビリに取り組む姿を見ていたため、走れるようになったと聞いて自分のことのように嬉しかったです。来シーズンはきっと活躍してくれると思います。明日はよろしく!


部員日記を書いているうちに新潟が近づいてきました。10月30日の新潟の最低気温は6℃だそうです。これから冬に入り、皆様の住む地域も寒くなってくると思います。体調に気をつけてお過ごしください。それでは失礼いたします。