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宮岡凜太:あとひとつ
こんばんは。
4年生で競歩・長距離ブロックの藤田から引き継ぎました、同じく4年の宮岡凜太です。
フジマミは"天真爛漫"という感じの笑顔や性格であると思いますが、その裏には彼女の日記にもあった通り、苦労や不安など様々な感情を抱える事があったと思います。
ふと倉庫で会うと足首にテープを巻いていて、聞くと「また捻挫した」と言い、、、
こんなやりとり何回したでしょう?笑
ちょっとした涙も見てきましたし、後輩の活躍に悔しがる姿も見てきましたし、早く万全なフジマミの歩きを観たいなぁと思っていました。
そして、この前の全日本競歩では見事な結果を残してくれました。
2位は2位。
全国の猛者相手に、スゴイです。
報われて嬉しいなと思います。
三重に旅立つ前にも声を掛けてくれました。
いつもの試合前みたく「宮岡なら大丈夫」的なニュアンスだったと思いますが、不思議と自信が湧いてくるものです。
ありがとう!頑張れた。
あと2ヶ月、一緒に走り(歩き)抜けよう!!!
改めて、昨日は全日本大学駅伝での早稲田大学の応援ありがとうございました。
総合5位。
僕は、6区で区間6位。点数は70点くらい。
怪我から始まったラストイヤーでしたが、我慢の春を越え、充実した夏を過ごし、そしてスタートラインに立てた事が素直に嬉しかったです。
出雲直後は調子が上がらず、メンバー落ちも覚悟していましたが、直前になって走りが良くなり、自信を持って本番には臨んでいました。
初の三大駅伝ではありましたが、不思議と上がらず、淡々と小平を迎え。彼の笑顔の襷渡しに、リラックスして走り出せました。
最初は笑顔で。「早稲田!」の声援にも頷き、ガッツポーズし。
ただ序盤から思ったようにペースが上がらず、内心は焦っていました。
中間点を過ぎて青学の飯田君に突き放されてからは、ずっと苦しかったです。
かろうじて家族や同級生には気付きましたが、もっと良い顔で走りたかったな、という悔しさ。
でも、脚が止まらなかったのは前の5人の走りがあったから。先で智規と工藤が待っているから。
何とか粘りに粘って、襷を渡せました。
もっと悪いと思っていましたが、最低限だと思っていた早稲田記録の更新は果たせました。
悔しかったのは、思い通りの走りができなかった事。
苦しくて、「早く終わってほしい」と思ってしまった事。
最後まで笑顔で楽しく走れなかった事。
箱根駅伝で先頭で、楽しく走って、そして区間賞を獲るという事。
これは生半可な事ではないと痛感できました。
もう残り2ヶ月なんだという感慨深さや寂しさを抱えつつ、"あの日"の悔しさを胸に走り続けます。
皆さんの応援が僕の力です。
その応援に応える、「恩返しの走り」を箱根駅伝では魅せようと思います。
明日は、同じく長距離ブロック4年の髙橋幸佑にお願いします。
彼はこの3日間、当日は中継所での付き添いを担当してくれました。
初の三大駅伝に浮かれ、緊張し、奇行をする僕をしっかりサポートしてくれました。
幸佑が付き添いで良かった。おかげさまで、地に足ついて本番を迎えられました。
選手出身のマネージャーという事で、彼のような存在は僕の走りの支えになり続けます。
もちろん悔しさや羨ましさが無い訳がないと思いますが、一生懸命に"縁の下の力持ち"になってくれる彼ら無しには、僕らの走りは有りえません。
彼らの想いもユニフォームや襷には込められています。
残り2ヶ月やり切ろう。楽しもう。それには欠かせないよ、幸佑。
世間ではインフルエンザなどが流行っているようです。
僕達も気を付けます。
皆さんも、是非体調にお気を付けください。







