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部員日記

山口智規:ラフ・メイカー

こんばんは。

山本から引き継ぎました、長距離ブロック4年の山口智規と申します。

 

みんなに愛される山本真菜さんから部員日記を回していただき大変光栄です。

彼女の日記内で「気さく」と紹介していただきましたが、私自身は全くそのようなタイプではなく、彼女の人懐っこさや愛嬌のおかげで自然と打ち解けることができています。

そんな笑顔が素敵で誰からも愛される彼女ですが、ここ数ヶ月間苦しい時間を過ごしていたと思います。長距離の私に走りの感覚を尋ねたり、なぜかその日の私のメニューを聞きに来たりと、探究心旺盛で真摯に競技に向き合う彼女にとって、走ることから離れるのはかなり辛いことだったと思います。その苦しい期間を乗り越えた彼女は、さらに高みへ飛躍できると確信しています。

地元が近いそうで、全日本にも応援に駆けつけてくれとても嬉しかったです。僕も山本の最後のシーズン、卒業しても陰ながら応援しています。

 

さて、前回の部員日記を書いたのが7/21とかなり前のことでした。夏合宿を経て、出雲、全日本が終わり今日この日記を書いています。

一競技者としても、駅伝主将としても、大学駅伝の優勝を目指すチームの一員として過ごすこの期間は、かけがえのない人生の財産になるものだと、道の途中でありながらもその価値の大きさを深く感じています。

 

「チームに所属している以上、仕方ないから駅伝に出る」と生意気なスタンスで入学してきた僕ですが、大学駅伝の魅力に完全に虜になっています。

ここまで自分を成長させてくれたチーム、愚直に競技に向き合うチームメイト、伝統校ならではの大きな声援。間違いなく言えることは、早稲田に来てよかった。

 

僕の4年間の臙脂人生も、残すこと箱根駅伝のみとなりました。

 

「早稲田といえば山口」

 

今の自分にはまだまだ遠い響きです。“名探偵”や、“怪物ルーキー”と、喜ばしいことに大きな壁が立ちはだかります。

最後の臙脂姿、僕の4年間を最大限に表現し、卒業が惜しまれるような走りを目指して頑張ります。

 

明日は短距離ブロック2年の林美希さんにお願いしました。

 

「ミキティー」と呼ばれる愛称と、彼女の競技に向かう真剣な姿には、いつもギャップを感じさせられます。彼女は、言うまでもなく超エリートです。入学前から話題にあがり、どんな子なのだろうと思っていました。実際に話すと、誰の懐にもすっと入り込むのが上手な、少し生意気なミキティーです。

いつからか、こんな私とも仲良くしてくれるようになり、とても嬉しく思います。彼女の明るさと実直さ、そして少しの生意気さも含めて、これからますます彼女の成長を楽しみにしています。


拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、失礼します。