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部員日記

岡本漠久:でででででで・でででででで

*サムネイルは私が初めて陸上競技の競技会に出た時のものです(一番右)。走り高跳びに出場し、125㎝だったかな?こんなんで競走部に入ろうとかナメてんのかって感じの貧弱さしてますね。

こんばんは。八谷から引き継ぎました、トレーナーブロック3年の岡本です。

八谷は、純粋にこの子は競歩だな。とわかる性格をしています。忍耐強く、紺碧の先輩たち(主に水嶋)にもまれながら、強く競技生活を送っているのに、自分のペースは崩さない。なんとなくですが、競歩っぽいなぁと思いました。

顔なじみになってきた仲ですが、話を聞くたびに、進歩を報告してくれてうれしいものです。トレーナー冥利に尽きるってもんですとも。

しかし残念なお知らせ。麻雀、一向に覚えられる気がしないんだけどどうすりゃいいかな??

部員日記、受け取りました!


さて、今回は久しぶりなので、そんなに大きなことではありませんが、今シーズン(長距離は来シーズン)の私の目標を、皆様にはっきり表明させていただきたいと思います。言葉は大事ですからね。

私の今シーズンの目標は


優勝


え、テーピング選手権を、?

いえいえ、それもそうですが。

6大学対抗選手権、関東インカレ、早慶戦、全日本インカレ、出雲駅伝、全日本駅伝、箱根駅伝。すべての対抗戦で、彼らを、彼女らを優勝させることです。

この目標にした詳しい理由は、同期、後輩に聞いてくれると、わかると思います。私は、彼らと共に最後の年を、競走部トレーナーとして在りたい。それだけです。

応援、よろしくお願いします。


さて、今回の部員日記のタイトルは、『でででででで。でででででで。』です。

ゲームができる、余暇に時間を使うというのは本来とても豊かなことのはずなんです。「やりすぎ・管理ができない」が良くないというだけで。

私は最近、2020年、ゲームデザイナーズ大賞を受賞した、BABA is youというゲームにはまっています。斬新で面白いので、頭を柔らかくするために皆さん、やってみるのはどうでしょうか?

どうぞ、お楽しみください。


ゲームってなーんであんなに面白いんでしょうねえ。


そう、今回の部員日記は、ゲームとスポーツを結びつける、冒険の書「でででででで。でででででで。」です。

前回に引き続き、桜井政博さんのYouTube【桜井政博のゲームを作るには】から、ゲームとスポーツのつながりについて迫っていきます。


前回を読んでいない人のために、軽くおさらいをしておきましょう。

私がトレーナーの何かの役に立ったらといろんな職業をYoutubeで見あさっていた時、とあるチャンネルを見つけました。

「星のカービィ」「大乱闘スマッシュブラザーズ」の生みの親、桜井政博さんが運営するチャンネル、

【桜井政博のゲームを作るには】

です。


ゲームとスポーツも、根源的には人間が心から楽しめる何かがあります。

そこで、このチャンネルに上がる「ゲームの作り方」を参考に、根本的なところでスポーツとつながる何かがあるのではないかと考え、この部員日記で探っていこう、というものでした。

前回は、【ゲーム性】にフォーカスを当てて話しましたね。リスクとリターン、ギュッとしてパッと解消、ゲーム性が上がると一般性が下がるなど、面白い考察ができたと思います。


今度はもう少し手を広げてみましょう。アスリートの、目標設定・モチベーションについてです。

楽しさの根源に迫る言い方に変えると、「どうやったら、楽しさを感じやすく、持続できるか」。


これはチャンネルの動画カテゴリで言う所の【C:企画・ゲーム設計】の、「目の前に吊られたご褒美」という動画がまず最初に大きく当てはまるのではないでしょうか。

みなさんがゲームをやる際、

「何の目的で」コインを稼いでいますか?「何の目的で」ジュエルを稼いでいますか?


キャラクターゲットのガチャを引くため!武器を新しく強いものにしたい!


さまざまな目的があると思います。では、それが、


10億コインで1回ガチャが引けます!1000ジュエルで強い武器ゲットできます。1回プレイするごとに、100コインと1ジュエルしか手に入りません!

だったら?そんなゲーム強くなれそうもなくて、楽しくないですよね。


それはスポーツで言う所の、大きく、遠い目標ばかりを見ていると集中できない、やる気も出ない!という現象と同じです。

今日の練習が3年後のオリンピックで何パーセント役に立ったといえるのでしょう?小さすぎてよくわかりませんね。それよりは、

「目の前に吊られたご褒美」例えば、「今日は接地の仕方を体にマスターさせる!」を目指して頑張った方が、まだ楽しいはずです。

よって、「小さな目標設定をするセンス」がアスリートとしてスポーツを楽しめるかどうか重要になってくるということになります。


より強くなるためだけだったら、そんなものいらないのかもしれませんね。

しかし、ゲームの中では、スライムに木の棒で戦っていた少年が、最終的に世界を滅ぼさんとする魔王を倒すまでに成長するわけです。ね?侮れないでしょう?



ただ、これだけではありません。目標設定でモチベーションはある程度変わるだろうけど、トレーニングをしてるうちがしんどくて、嫌になっちゃいます。

ここでもう一つ、よい例をあげましょう。


先ほどと同じカテゴリ、【C:企画・ゲーム設計】の、「ほめてやれ」でのヒント。

「大乱闘スマッシュブラザーズ」をやったことのある人ならなんとなく想像がつくかもしれませんが、敵を吹っ飛ばしたとき、歓声のようなものが上がります。「都市伝説解体センター」という推理型アドベンチャーゲームでも、プレイヤーが事件の真相に迫る推理をすると、「Great!!」などの演出が入ります。何気なーく、それを見て、楽しいなぁ、なんて思いますが、よく考えると不思議です。

敵を吹っ飛ばすのは自分に有利になることだし、真相に迫るのも、自分が頑張って有利な状態にできているわけです。

つまり、「リターンは十分得ている」しかし、それだけではものたりないのが人間なのです。

その要素が、ゲームのモチベーションを保たせているといっても過言ではありません。


これは、スポーツのトレーニングでもそうです。トレーニングをして、走り終わって、だーれもほめてくれなかったら、やる気なんてどこかへ行ってしまいます。ゲームよりしんどいことをしている分、認めてくれる人がいたっていいでしょう。

きつい練習のさなか、モチベーションを保てる環境を作るために周りが「今のいいね」「ナイストライ!」「形いいね!」とトレーニングが終わった後、盛大にほめ殺してさし上げましょう。お互いがしっかり褒め殺し合いながらトレーニングをする、そんなチームでの練習、すこしはやる気が出るんじゃないでしょうか?

(もちろん、指摘をするポイントは指摘をして、ですよ!)


さて、上記二つで「トレーニングをするモチベーションを高める」方法はゲットしたとして。

より、トレーニング自体を楽しむコツを、伝授しましょう。私がトレーナーをやっている中でも、誰かから聞く話でも、全員口をそろえて言うことです。

それはカテゴリ【D:仕様】の「遅さは罪」という動画。

タイトル通りですが、ゲームでは、桜井さんが語気を強めて言うよう、遅さは誰にも愛されないし、これだけはだめ!ということです。皆さんは経験がないでしょうか?容量の多いスマホゲームやロードの長いゲーム。内容はとっても楽しいんだけれど、長続きしない、すぐ飽きてしまう。すぐプレイしたい、もっとプレイしたいのに、行く手を阻まれてしまう。そんな感覚に陥りますよね。


そう、これはトレーニングにも言えることなのです。

しんどいトレーニングをした後、レストの時間をとるのは当たり前。しかし、「やりたくない・しんどい」からといって、必要以上に長い時間レスト時間をとるのは、長続きしないし、飽きてしまいます。

せっかく自分の能力を高めることができるトレーニングをしているのに。だらだらとレストを過ごしてしまっては、本来たのしくテンポよく行えるものを自分で遅くしてしまっているようなものです。

練習中は、「遅さは罪!」とおもって、リズムよく、順序良く、トレーニングを進めていきましょう。


どうでしょうか?モチベーションをアップする方法、自分の中で糸口がつかめたら幸いです。


明日は長距離ブロック3年、安江にお願いしました。

勉強をしようと先週の水曜日に101号館に向かうと、安江が作業をしていました。

常にまっすぐでタフな男なのに、驕らず優しく人と接せる。そんな印象の安江とがっつりしゃべる機会も今まであまりありませんでしたが、自然と親しみやすくしゃべることができました。

その日そんな安江に私は1つ、大きな選択を委ねました。内容は秘密です。

なぜ?と安江自身は思ったでしょうが、理由はありません。安江が言うなら、となれる気分だったのです。

明日は、よろしくおねがいします!


ここ最近寒くないですか?なんか、秋、無かったですよね。

あったかい格好、保湿をしっかりして、免疫力を保っていきましょう。

それでは、失礼いたします。


*題名の効果音、初代マリオの洞窟のステージの音楽と一緒に読み上げてみてください。ピッタリのはずです。