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伊藤幸太郎:番外編
こんばんは。玄應から引継ぎました、長距離ブロック四年の伊藤幸太郎です。
玄應とは短距離の引退以降話す機会が多くなりました。もうすでに卒業論文が完成しているそうで、卒論についてアドバイスをもらったり、もちろんトレーナーの立場からも足に不安があるときは相談に行きます。僕は4年間で怪我は少ない方でしたが、何か不安があるときは的確なアドバイスをくれるのでいつも頼りにしていました。僕は4年間自分に対して必死であまり周りに目を向けることができなかったかもしれません。しかし、玄應をはじめトレーナーやマネージャーの皆さんは、自分以外の誰かのために、本気で競走部と向き合ってくれています。チームの目標は僕の目標であり、僕の目標はチームの目標でもあるので、最後に笑えるように残り少し一緒に頑張りましょう!
前回の部員日記からそこまで期間は空いていませんが、まずは競技の近況について書こうと思います。前回は早稲田大学競技会で初の13分台を出し駅伝シーズンに向けて良いスタートが切れたと書いたと思いますが、実はそのあと胃腸炎になってしまい、練習ができない期間がありました。一年以上毎日走り続けてきたので、走らない期間は2日だけでしたが、それまでの走りの感覚無くなってしまい、また体重も3キロほど落ちてしまった影響で、1週間ほどは練習もうまくこなせませんでした。全日本大学駅伝が迫る中で心身ともに衰弱してしまい、体調を崩してしまった自分に対して許せない気持ちでいっぱいでした。ただ、その後は練習を中断した影響もあり夏の疲労が抜けてきて、どんどん調子が上がってきました。全日本に向けても勝負できるという感覚がありましたが、当日変更で初の三大駅伝出走は叶いませんでした。当日は悔しさを抱えながら5区の小平の付き添いに回りました。ただ、特に小平や宮岡は近くで練習してきましたし、彼らの競技に対する姿勢や思いには日頃から刺激を受けてきたので、そんなチームメートの走りには頼もしさや嬉しい気持ちもありました。全日本はチームとしても個人としても満足できる結果とはなりませんでしたが、箱根駅伝に向かってさらに気持ちを入れて練習に励んでいます。
全日本後は良い流れのままに上尾ハーフに臨むことができました。タイムなどはあまり意識せずに箱根駅伝を見据えて先頭で勝負した中で入賞することを目標に走りました。結果としては10kmまで先頭でレースを進めることができましたが、13位と入賞には届きませんでした。ただこれまではペースが速いと弱気になって攻めることができないレースが多かった中で10kmまでハイペースで突っ込むことができ、箱根に向けてもつながるレースになったと思います。
話題は変わって、僕のこれまでを振り返るシリーズのラスト「大学生編」と行きたいところですが、もう少し部員日記を書く機会がありそうなので、それは最後に取っておこうと思います。そんなこんなで、本日は番外編「競走部206号室」について書こうと思います。玄應の日記にもありましたが、競走部では同期や後輩にも恵まれチーム206号室で毎日楽しく過ごしています笑。チーム206号室とは、特にメンバーは決まっていませんが、僕と同期の須山の部屋に入り浸る同期や後輩達はみなチーム206の一員だと思っています。僕を筆頭にチーム206号室は休日も寮で過ごすことが多く、寮で食事が出ない日はみんなでご飯にいったり、鍋をしたりと学年の垣根を超えて仲良く過ごしています。なんとなくですが、競技の面で挫折を味わってきたメンバーも多くお互い共感できる部分も多くあるのかもしれません(今年新加入した鈴木ルイという例外もおりますが…)。どちらかというと主張の弱い、良く言うと気遣いのできる人達が多くとても居心地の良い集団です(こちらもとても主張の強い例外もおります笑)。
そんなチーム206号室でのエピソードについて何を書こうか考えていましたが、あまりに日常すぎて中々思い浮かびませんでした。そこで最近あった嬉しかった出来事について書こうと思います。最初にも書きましたが、僕は全日本大学駅伝には出場することができませんでした。ただ、本番出走したら応援したいと後輩の安江(206号室ではキリンと呼ばれてます)と佐藤広人(同じく肩幅広人)がチームとは別に名古屋まで来てくれました。僕が走ることはできませんでしたが、みんなでチームメートの応援をした後ご飯を食べて、色々反省会をしながら所沢まで帰ってきました。そんな可愛い後輩達と最後の箱根で一緒に走りたいなーと考えながら残り少ない競走部での毎日を過ごしております。
明日はマネージャーブロック4年の増永峰土にお願いしました。増永には4年間で何度も助けられました。1、2年生の頃は選手として切磋琢磨おり、お互いうまくいかないときは1時間以上散歩しながら色々話し合ったこともいい思い出です。夏や冬の解散でも何度もプチ旅行に行き、日々の疲れやストレスを忘れられる時間でした(計画や予約などは全部増永がやってくれました。任せきりでごめんね)。そんな増永と競走部で過ごせる期間も残りわずかです。お互い悔いなく、そして少し自分勝手かもしれませんが、僕の成長したところを増永に近くで見てもらえるように競走部での残り1ヶ月半を過ごしたいと思います。
明日はよろしく!
最後まで読んでいただきありがとうございます。今日はこの辺りで失礼します。







