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部員日記

髙尾啓太朗:承前啓後

こんばんは。川上恵麻さんから引き継ぎました、長距離ブロック3年の髙尾啓太朗です。


今年度マネージャーに転向したこともあり、恵麻さんとお話しする機会がぐっと増えました。恵麻さんはチームから厚い信頼を寄せられており、トレーナーとしてはもちろん、精神面でも多くの部員の支えになっています。気づけば僕自身も自然と本音を話せるようになっていました。

先日部員日記を回してくださった際、「厳しかったら増子に回すからね」と気遣ってくださいましたが、これが日記リレーのラストチャンスになるかもしれないと思い、増子には譲らず喜んで受け取りました。増子ごめんね!^ ^


恵麻さんをはじめ、4年生のこのチームで過ごせる時間も残りわずかとなりました。昨日恵麻さんの日記を読んだ時、ひとつひとつの言葉の重みが胸に刺さり、強く感動しました。それと同時に、節目が近づいてくる寂しさや、これからへの不安も込み上げてきました。


選手の目標に寄り添うこと。

必要なときに選手が欲しい言葉を届けること。


そんな先輩の背中を見てきたはずなのに、気づけば僕は自分のことで精一杯で、支える側としての大きさも強さも、まだまだ足りていないと痛感します。それでも同時に、来年の今頃、僕自身もこんなふうに熱く、まっすぐで、美しい文章を書けるような人間になっていたいと、自分の目指すべき姿が見えた気がしました。


どんなことに関しても、最近は先輩方の姿を真似るところからしか始められない自分がいます。しかし、全ての事柄は模倣に始まるのだとも思います。尊敬する先輩方が示してくれた背中や、4年生が時間をかけて築いてきたチームの形は、僕たち下の代が守り、次へ繋いでいくべき大切なものです。皆んなは「責任を背負いすぎないで」と言ってくれますが、箱根優勝への道のりの過渡期にある今こそ、全ての言動に責任を持ち、最後までやり遂げなければならないと思います。


僕は4年生には本当にお世話になり、中学野球の先輩だった智規さんを追って早稲田大学に入学したという背景もあり、この代の4年生には箱根駅伝総合優勝で締めくくってほしいという強い思いがあります。

残された時間は多くありませんが、自分にできることを探し、一日一日を大切に、後悔のない取り組みをしたいと思います。



話は変わりますが、先日11月5日に行われた「令和7年度 所沢市私立保育園 園児駅伝マラソン大会」に、早稲田大学競走部の一員としてボランティア参加させていただいたので、そのお話を書かせていただきます。

会場の所沢航空公園には、朝から元気いっぱいの園児たちが集まっていました。走ることを楽しみにしている子もいれば、少し緊張した面持ちの子もいて、その姿から大会への期待が伝わってきました。大会では、園児の伴走役として一緒に走らせていただきました。スタート前は緊張していた子どもたちも、走り出すと一生懸命前へ進み、最後まで諦めずに駆け抜ける姿がとても印象的でした。一歩一歩、自分の力で前に進む姿や、仲間を応援し合うあたたかい声に、こちらが元気をもらいました。

長い距離を走る苦しさの中にも、走ることの楽しさや、仲間と襷をつなぐことの楽しさを、園児たちが少しでも感じてくれていたら嬉しいです。

また、このように地域みんなで大会をつくり、挑戦できる機会は、とても意義深いものだと感じました。その場に立ち会い、子どもたちの頑張りを間近で応援できたことは、自分自身にとっても大きな励みになりました。そして、競走部の一員として地域の子どもたちの力になれたことを、誇りに思います。

また来年この大会が開催される際には、ぜひまた参加したいです。



明日は投擲ブロック2年の守屋浩睦にお願いしました。守屋も今回のボランティアに参加したメンバーの一人です。それを理由に、半ば強引に日記をお願いしてしまいましたが、快く引き受けてくれました。ボランティアでは、持ち前の明るさで準備体操を大きな声で盛り上げ、園児たちの緊張を和らげてくれました。

筋肉モリモリでガタイがよく、とても強そうな雰囲気を漂わせていますが、真面目で成績優秀、そして博識で、「みんはや」というクイズゲームも強いそうなので、今度対戦してみたいと思います。

そんな彼は今年、自己記録を次々に更新し、波に乗っています。この勢いのまま冬季練習を超え、来年さらに飛躍を見せてくれるはずです。確変必至の守屋に期待が高まります。頑張れ!

明日の部員日記よろしくね!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。それでは失礼いたします。