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鹿毛丈:冬はおでん
こんばんは。
髙津采里から引き継ぎました、短距離ブロック2年の鹿毛丈と申します。
木曜の練習に行くと、松田や蔵野など一年生女子が私の顔をみる度ニヤニヤしておりました。いくら顔が面白いとはいえ、ほとんど毎日会ってるのにまだ慣れんか〜。今日そんな顔おもろいかなー?など1人で考えながら、800mを走るめちゃキツメニューに取り組んでいました。1セット目が終わり、グラウンドを歩いていると高津がてくてくやって来て、「カゲジョーさん部員日記お願いしてもいいですか?」と一言。普段物静かな高津が私に話しかけてくれたことに対する驚きと、メニューが残り3セットもあるという絶望が入り混じり、気づいた時には当たり前やろと返していました。ご存知の通り私は文章を書くのが得意ではないので、普段は部員日記から逃げています。しかし高津からは逃げられませんでした。回してくれてありがとう!
高津を四字熟語で表すならば、温厚篤実、不撓不屈、泰然自若のような子です。穏やかな性格で、真面目で、努力家でとても良い子です。普段は物静かな高津ですが、グラウンドでの姿はほんとに凄いです。きついランメニューの中、先輩に前に出られた時も、諦めず必死に食らいついて走る姿を見てとても勇気をもらえます。一昨日なんて、きつそうなランメニューに1人で最後まで取り組んでいました。倒れても立ち上がって、再びスタート地点に立つ姿を目の前で見て、俺も負けてられないと心が燃えました。寮の夜ご飯で会った時には、そんな姿とは対照的に、乳牛のようなかわいい服にロッツォのスリッパを履いてニコニコしています。そんなギャップも彼女の魅力の一つです。
来シーズンはお互い輝けるように頑張ろう!
話は変わりますが、冬季練習に入ってもう1か月が経とうとしています。カレンダーを見た時にびっくりしました。私は諸事情により、去年のこの時期は坂を拠点に1人で練習しておりました。なので早稲田の冬季は後輩と同じ1年生で、そのキツさに毎日頭を抱えています。しかしそれとは裏腹に、短長ブロック全員で走ったりトレーニングできることに幸せを感じている自分もいます。暗闇の中、クマに怯えながら1人で走る坂に比べれば、ナイターのあるグラウンドで仲間とお互いに声を掛け合いながら切磋琢磨できるこの環境は、私にとってとても恵まれたものです。
冬季が始まって2クール目が終了しようとしていますが、個人的に良い練習の積み方ができていると感じています。その中でメンバーやコーチに「今日よかったね」と声をかけていただける機会があり、自分の走りを見てもらえていることが素直にめちゃくちゃ嬉しいです。
一方で、森田さんのような強い選手は、先頭にいることが当たり前で、周りからわざわざ「今日よかったね」と言われることはほとんどありません。その姿を見ているうちに、自分も「評価されて嬉しい選手」から、「前にいることが当たり前の選手」になりたいと思うようになりました。 そこで、この冬の目標は、みんなに「今日よかったね」と言われなくなることです。
先頭で引っ張るのが当たり前と言われるくらい、この冬季で走力もメンタルも鍛えていきます。そのうえで、短長ブロック全体のレベルを一段上げられるような走りをして、春以降に結果として証明できるシーズンにしたいです。
まだまだ先輩方の背中は遠いですが、1本1本の練習を大事にして少しずつ近づいていきますので、これからも一緒に練習をお願いします。
明日は、明日は跳躍ブロック1年の平山果歩にお願いしました!メニューが終わり、疲れて倉庫で超音波を当てている時にやって来て、目の前で鴛渕さんの肩を揉んでいたので頼みました!
平山は変な子です。練習終わり、橋の下で見かける平山は大抵氷を頬張って食べています。
それを見るといつも、また氷食べてるやんといじるのですが、最近貧血から来る行動だということを知りました。無知とは恐ろしいものです。それを知ってからは、より一層誠意を込めていじっております。
平山とは世界陸上のコラボレーターで初めて話しました。それまではとても真面目な子という印象を持っていたので、初めて話した時のふわふわした雰囲気にとても驚いたのを覚えています。確かその時も、森永のベイクショコラをとめどなく頬張っていたような気がします。
そんな平山ですが練習には誰よりも真剣に取り組んでいます。きついメニューでも黙々と前を追い続ける姿に、氷やお菓子を頬張っている姿とのギャップにいつも驚かされます。これからも氷とベイクショコラを味方につけて、体調には気をつけつつ、一緒に冬季を乗り越えていきましょう!
拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは失礼します。







