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部員日記

松本悠斗:来シーズンに向けて

こんばんは。平田和さんから引き継ぎました。短距離ブロック一年の松本悠斗と申します。


平田さんを評するならば、まさに「優しさ」という一言に尽きます。私が入学する以前より、平田さんには多大なるお心遣いをいただきました。具体的には、入試対策に関するきめ細やかなアドバイスや、入寮に際して「こうしたほうが良い」という実践的な助言など、様々な面で大変お世話になりました。入学してからも、平田さんの存在は私にとって大きな指針となっています。競走部という組織の理念や構造、そして一員としての理想的な「在り方」について、丁寧に教えていただきました。また、日々の寮生活を共にする中での平田さんの人柄や人間性は、ただただ尊敬の念を抱くばかりです。


さて、話は変わりますが、トラックシーズンが終了し、冬季練習が始まってから早くも一ヶ月が経過いたしました。この一年を私なりに振り返りますと、初めての対校戦出場やマイルリレーへの参加、そして臙脂のユニフォームを纏って臨む試合など、「初めて」尽くしの非常に多くの経験を積ませていただいたシーズンであったと感じております。一年目から早稲田のマイルリレーメンバーとして走れたこと、貴重な対校戦を経験できたことは、評価できる点かもしれません。しかしながら、結果は予選敗退や準決勝落ちが多く、チームへの貢献ができたとは到底思えない内容に終わりました。「一年目だから」「400mという種目は今年から挑戦しているから」といった、自身を正当化する言い訳や、逃げの姿勢がどこかにあったと痛感しています。他の対校選手と比べると、「絶対に点数を獲得してチームに貢献する」という強い覚悟が、決定的に不足していたと反省しております。


来年、強い選手へ成長するため、この冬季練習では、練習の継続と、私自身の持ち味であるスピードの強化に、より一層力を入れて取り組んでまいりたいと考えております。また、ただメニューをこなすだけでは、先輩方に追いつくことはできないと自覚しております。そのため、日々の部活動の練習を徹底的にやりきった上で、さらにプラスアルファのトレーニングを課し、質と量を向上させる努力をしてまいります。この冬季期間を乗り越え、大きく成長した姿で来シーズンを迎えられるよう、邁進してまいります。


明日の部員日記は、女子主将の上島周子さんにお願いしました。上島さんのすごいところは、自分の練習で大変な時でも、周りの部員に自然と声をかけ、温かい気遣いができる点です。どれほどきつい状況でも、チームメイトへの励ましを忘れない姿には、心からすごいなと感じています。チームを牽引する立場であることは理解していますが、その役割を日々の行動で体現し続けるのは、本当に簡単なことではないと思います。僕に対しても、「松本、ちゃんと寝られている?」「リカバリーはできている?」と、いつも優しく気遣ってくださいます。そんな上島さんたち112代目の競走部の一員として、少しでも力になれるよう、僕自身改めて努力してまいります。これからもどうぞ、よろしくお願いします。


(今回のサムネイルには、私が大好きなドラゴンボールにちなんで、かめはめ波のポーズを一緒にしていただきました。)


拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。それでは、失礼いたします。