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石崎友太朗:朗らかに生きる
こんばんは。舟生さんから引き継ぎました。中距離ブロック1年の石崎友太朗です。
回してくださりありがとうございます。昨日の紹介文からも分かるように、舟生さんはいつも選手のことを応援してくださる、優しい先輩です。中距離ブロックの選手も何人か舟生さんの治療を受けていましたが、治療の時間以外でも自ら選手のもとへ足を運び、現在の状態を細かく質問されている様子が印象に残っています。今シーズンの私は怪我やコンディション不良に悩まされることがなかったため、ありがたいことに(?)、舟生さんのお世話になる機会は少なかったです。ですが、最近は冬季練習に入り練習量が増えたせいか、疲労を感じることが多くなってきました。無事に冬季を乗り越えられるよう、これからは舟生さんをはじめとするトレーナーの方々にどんどん頼っていこうと思います。
また、舟生さんのご実家では味噌づくりをされていると聞きました。来シーズンのために、足が速くなる味噌があればぜひ僕に売ってください!
前回部員日記を書いてから1か月少しが経ちました。冬季練習が始まって約6週間となります。“中“距離ブロックといえども、ここ最近はまるで長距離選手のように距離を踏んでいます。もともと長い距離にはあまり抵抗がありませんでしたが、それでも練習はきつく、へとへとになりながら眠りにつく日々が続いています。一方で早くも練習の成果は出てきていて、ポイント練習の強度を徐々に上げることができています。来シーズンの自分はどうなっているのか、非常に楽しみです。
話は変わりますが、今回の部員日記のタイトルは「朗らかに生きる」です。私の名前、友太朗には「朗」の文字が入っていますが、この名前には「朗らかに生きてほしい」という思いが込められていると、両親から聞いたことがあります。ではそもそも、朗らかとは何なのか、この答えについて、私の好きな言葉があります。
“ほがらかとは、恐らくは 悲しい時には悲しいだけ 悲しんでいられることでしょう? されば今晩かなしげに こうして沈んでいる僕が 輝き出でる時もある“
これは、中原中也の「酒場にて」という詩の一節です。
どんな人でも、心が沈んでしまう時があると思います。私も、今シーズンはなかなか結果が出ず、落ち込むことが多かったです。落ち込んだり悲しんだりすることは、朗らかとは正反対の行動で、悪いことのように感じてしまいます。しかし、この言葉はその考えを改めさせてくれます。
うまくいかない時に落ち込むということは、それだけ自分と向き合っている証だと思います。そして、自分の心に嘘をつかず、悲しい時にはその分悲しむことこそ、「朗らかに生きる」ことにつながるのではないでしょうか。
これからあと2、3か月すればシーズンが始まります。どんなシーズンになるか全く想像もつきませんが、どんなことがあっても、朗らかに生きるということを忘れずに過ごしていけたらいいなと思います。
明日は中距離ブロック1年の奥芝にお願いしました。奥芝は11月から新たに中距離ブロックに加わった選手で、1年の林と同じく広島県の出身です。彼と初めて会ったときに一番驚いたことは、一人称が「わし」だったことです。最初は聞き馴染みがなく戸惑っていましたが、今はすっかり慣れました。また、奥芝は政治経済学部に通っているため平日は授業が忙しく、部活で顔を合わせる機会は限られています。そのため、彼についてはまだまだ知らないことばかりです。これから始まる冬期休業を利用して、彼のことを知っていこうと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。まだまだ寒い日が続きますが、どうぞお体にはお気を付けください。
それでは、失礼いたします。







