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部員日記

山口竣平:あの日々を、強さにかえていけ。

こんばんは。

吉倉から引き継ぎました、長距離ブロック2年の山口竣平です。今年のナヤブの活躍は僕にとって嬉しいことです。昨年はエントリーされるだけでしたが、今年は三大駅伝の出雲、全日本を走り、ノリに乗っている選手だと思います。

昨日の紹介文に少しだけ触れると僕はサンドラポイントに命かけてます。卒業までに2万ポイント貯めることが目標です。あとロケットナウはおすすめです。ぜひ使いましょう!!


今年は出雲駅伝、全日本駅伝ともに出場することができませんでした。原因は、出雲駅伝の4日前に大腿骨疲労骨折が判明したからです。昨年とは違い、引っ張られる立場から後輩を引っ張らないといけない立場に変わり自分自身をずっと追い込み続けてしまいました。しかし、その中で高校3年生から更新できていなかった5000mの自己ベストを更新することができ、結果的には意味のある一年だったと感じています。怪我によって約2か月間競技から離れた時間は、僕の今後の陸上人生において大きな意味を持つ期間となりました。その間、なぜ陸上競技を続けているのか、なぜ箱根駅伝に出たいのか、誰のために走っているのか、自分のためなのかと、何度も自問自答しました。その中で、これまで支えてくださった両親や恩師、トレーナーの方々に良い結果を報告し、恩返しをしたいという気持ちが、自分が走り続ける原動力であることを改めて実感しました。また、箱根駅伝に出場したい理由は、祖母への最大級の恩返しだと思っています。父から聞いた話では、祖母は父親が子どもの頃から箱根駅伝を生で見てみたいと言っていたそうで、大の箱根駅伝ファンです。去年は自宅で観戦をしていたようですが、今年は箱根駅伝を人生で初めて生で観戦するそうです。祖母の夢が死ぬまでに箱根駅伝を生で観戦することだそうなのでやっと夢を叶えられそうで僕自身、非常に嬉しいです。祖母の夢がなければ今の僕はいません。陸上競技の道に進ませてくれた恩を今回の箱根駅伝で表現できるように頑張ります。


少しだけ、タイトルについて触れていこうと思います。「あの日々を、強さにかえていけ」という言葉は今年のasicsの箱根駅伝のCMに使われていたテーマです。この言葉は今の僕に強く突き刺ささり、原動力になっています。疲労骨折をして走れない日々が続いて非常に苦しかったです。あの日々を、箱根駅伝で強さに変えて頑張っていこうと思います。


今日は全国高校駅伝でした。母校の佐久長聖は12年ぶりに連続入賞を逃してしまいました。勝ち続けることの難しさ、追われるプレッシャーを感じました。大会新記録も塗り替えられ、僕自身も悔しいですが、記録は塗り替えられるものではあるので今のステージで記録を更新できるように頑張っていこうと思います。来年は入ってくる新入生がとても強いのでさらに頑張らないといけないですね…。

僕の高校の恩師である高見澤先生が本を出版されました。是非、多くの方に手に取って読んでいただきたい一冊です。


明日は同期の瀬間に引き継ぎます。今年の瀬間は一味違います。彼自身、昨年は僕の当日変更で出場できなく非常に悔しい思いをしていたと思います。今年は、練習への姿勢や箱根駅伝を走りたいという熱量が、去年よりも確実に高くなっていると感じます。その熱量は、僕自身も見習わなければならないと思いますし、尊敬しています。彼は1年生の頃からすべての駅伝にエントリーされていながら、まだ駅伝を走ることができていません。そのことをずっと口にしており、とても悔しそうです。「いつかは早稲田の駅伝男になる」という気持ちが彼には強くあるそうです。去年、箱根駅伝を走れなかった悔しさをバネに今年は「駅伝男の瀬間元輔」を見たいです。4年生のためにみんなで頑張ろう!!


拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

1/2,3は早稲田大学のご声援のほどよろしくお願いします。

それでは失礼します。

写真:早スポ

最後はW山口で締めておきます。