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部員日記

宮岡凜太:Dear ...

3年の工藤から引き継ぎました、長距離ブロック4年の宮岡凜太です。


彼のその強さの理由は、競技への妥協無い取り組みに尽きます。

往々にして、才能ある選手というのは何かしらの「隙」があると考えていて(走り込みが苦手・栄養バランスを気にしないなど)、その彼らの「隙」を突くように競技に向き合う事で、差を埋める・抜かす事ができると思って競技に取り組んできました。

ですが彼は、ポイント練習の質も補強の取り組みも寮での過ごし方も、「隙」が無い。


だから僕は、競技者としての彼に尊敬の念しか出てこないのです。

夏合宿で一緒に35km走をした時も、彼に引っ張ってもらいました。その背中は頼もしかったです。

全日本8区では日本人最高記録を更新し、そして箱根でも史上最高の走りをし、やがて日の丸を背負ってマラソンをするであろう彼の活躍は、”ファン”となる僕の楽しみの一つになるはずです。



よく「あなたにとっての箱根駅伝とは」という質問に対し、「恩返しの場」と答えます。

というのも、僕の走る姿を見せる事が、今までの皆さんのサポートのおかげで「この走りができている」と示す事になると考えるからです。

一方で、この10年間の陸上競技生活の感謝を、走りだけでお伝えするのは限界があります。

なので「日記」ではないかもしれませんが、この場を借りて想いを綴らせてください(工藤が流れを整えたのに、また長くなってしまいます、ごめんなさい、、)。


~大正中学校~

「チームメイトへ。」

ただの流しですら競争。一緒にガムシャラに練習して、そして関東駅伝まで行けた事。めっちゃ楽しかった。

「岡部・猪狩・岡村・久保先生へ。」

日々の練習から試合の準備に至るまで、綿密なサポートのおかげで自由に走れました。試合での活躍を褒めてくれる事が、僕のモチベの源泉でした。

「丸尾先生へ。」

走る楽しさを教えてくれて、スパートの前に大声で応援してくれて、だから僕は走れました。試合後の労いの握手をしてほしくて、ニコニコの笑顔が見たくて、だから僕は頑張れました。大好きです。


~鎌倉学園高校(男子校です)~

「チームメイトへ。」

砂のグラウンドを雨の中で整備して。グルグル走り続けて。最後の1年はしょうもない主将だったけど、男同士で切磋琢磨した3年間は良い思い出だよ。

「保田先生・佐山さんへ。」

声を掛けてくださって、そして厳しい指導と走り込みが、僕の土台になっています。お2人の練習によって作られた土台は、早稲田という環境でも発揮できました。心から感謝しています。


~監督・コーチ陣の皆さん~

「上久保さんへ。」

学年が上がって競技レベルも高まるに連れ、お世話になる事が増えました。左右差が小さくなり、より”カッコイイ”走りができるようになったのは、上久保さんのおかげです。こんな僕にお時間を割いていただき、ありがとうございました。

「石原先生へ。」

先生の治療を受けると、どんなにキツイ練習もできるんです。治療中は僕の下着をからかってきましたが笑、だから先生と過ごす時間は面白くて楽しみで仕方ないんです。引退したら、ご飯連れて行ってくださいね。

「江本さんへ。」

俯瞰した視点から練習を見て、ソッと軌道修正してくださる事、本当に感謝しています。落ち込んだ時に優しく背中を叩いてくださる江本さんのおかげで、モチベを切らさずに頑張れました。

「花田さんへ。」

花田体制の1期生として、この4年間取り組んできました。大して結果を残していなかった1年生の頃から目を掛けてくださり、だからこそ期待に報いようと、驚かせようと、走ってきました。今の僕があるのは、花田さん無しにはありえません。本当にお世話になりました。


~1,2,3年生s(本当は皆にお礼言いたいよ!でもスペースが、、)~

「晃央へ。」

同じ商学部で、入部から目をかけてたし、選手としても意識してた。ノビノビとした走りが好きで、だから三大駅伝で一緒に襷を繋げなかったのが悔しいよ。でも、晃央の想いは届いてるから。やり切ろう。

「竣平へ。」

どうして君は、そんなに手のかかる子なんだい笑?でも、芯にある素直さ・真っ直ぐな所が、竣平の好きな所だよ。俺にとっては可愛い後輩だけども、箱根では頼もしい走りを待ってるから。

「小平へ。」

その競技にも生活にも妥協しない姿には、刺激受けまくり。LINEで言った通り、笑顔で襷を渡してくれた事、流石です。今度の箱根もラストイヤーも、バチバチに決めてくれ!


~4年生~

「玄應へ。」

朝練にまで出てくれるようになって、ケアもしてくれて、そのトレーナーとしての献身が背中を押してくれてます。ありがとう。

「恵麻へ。」

フィジカルだけでなく、メンタルケアも担当してくれて、本当に助かってます。引退したらワセメシ探訪すると思うので、チャリで駆け付けて笑。

「美雪へ。」

明かされる事実、10年目の付き合い。マネとして一緒の部になるとは驚きしかなかったけど、最後まで伴走してくれてありがとう。丸尾先生の所に行かなくちゃね!

「フジマミへ。」

色んな怪我や体調不良に悩まされて、でもやる時にはやる姿、本当に尊敬してる。そして、毎試合前と後に声を掛けてくれるのが、本当に嬉しかった。その明るさは一級品です。

「マッスーへ。」

明かされる事実、16-17年目の付き合い。ズバッと言ってくれて、でも寄り添ってもくれて、だからメゲずにやってこれた。これからも、ポンコツ5人のお目付け役であってくれ。

「幸佑へ。」

表裏の無い性格と言葉に、何度も励まされたよ。幸佑が美味しそうにご飯を食べていると、こっちも元気になるんだよね笑。今度どこかに爆食しに行こう。

「門馬へ。」

理論的で、毎日の練習に妥協が無くて、そしてアツい心が、門馬らしさであり、刺激になってきた。ありがとう。1月の旅行、楽しみにしてる!!

「須山へ。」

天然記念物過ぎてイライラする事もあったけど笑、自分には無いポジティブ思考や軽やかなフォームは、ずっと憧れだよ。引退してからは、僕も一緒にはっちゃけられるように頑張ります。

「間瀬田へ。」

後輩に慕われていて、そして1区職人の間瀬田はマジでカッコイイ。その男らしさは、部の中でなりたいランキングNo.1です笑。最後まで、一緒に駆け抜けよう。

「幸太郎へ。」

ずーーっと、幸太郎を意識し続けてきた。僕より長く、速く走られると、本当に悔しかった。でもこの関係性があったから、ここまで頑張れたよ。最後、一緒に魅せよう。

「幸誠へ。」

幸誠が居なくちゃ、このチームは成り立たない!っていうくらい、最高のマネだった。縁の下の力持ちという言葉は、幸誠の為にあるよ。ほんっとうに、ありがとう。今度愛媛の抑えるべき名所・名物、教えてくれ。

「智規へ。」

ずっと背中は遠くて、でもノリノリの走りは最高に尊敬してて。駅伝主将として大変な一年だったと思うけど、同じチームでやれた事は、幸せだった。”世界のトモノリ”の走りを待ってます。


最後に、~家族(きょうだい&両親)~

「絹ちゃん・祥ちゃん・健くん・ゆかちゃん・甥っ子sへ。」

帰省の度に可愛がってくれて、試合の度にLINEしてくれて、もっともっと活躍する姿を見せてやろう!と奮起できました。引退したら帰省するので、ゆっくり話そう。甥っ子sは、一緒に走ろう。


「両親へ。」

ただ、2人にカッコイイ姿を見せたくて、頭を撫でられたくて。

こんな自分の為に、ずっと応援してくれる事。信じてくれる事。

本当に幸せだよ。大好きだよ。

最後の”凜々しい”自分を、見ててください。



後は、走るだけです。そして、総合優勝して、花田さんと智規を胴上げします。



明日は、同じく4年の間瀬田です。

想いは先述したので、ここは割愛。彼の4年目の想いも是非語ってもらいましょう。


長くなり、申し訳ございませんでした。でも、こうして書けたので後は箱根駅伝に臨むだけです。

箱根駅伝での早稲田大学の応援をよろしくお願いいたします。

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