最新ブログ

  1. HOME
  2. BLOG
  3. 間瀬田純平 : 間瀬田純平物語〜最終章〜
部員日記

間瀬田純平 : 間瀬田純平物語〜最終章〜


こんばんは。宮岡から引き継ぎました。間瀬田純平です。

宮岡は努力の天才だと思います。4年間誰よりも長く、ひたむきに走り続ける姿を数えきれないほど見てきました。練習だけじゃなく生活面も、一切妥協なく取り組む姿勢は、全ての競技者のお手本となるようなものだったと感じます。昨年は悔しい思いをした宮岡ですが、今年は大学駅伝デビューとなった全日本大学駅伝で堅実な走りを見せてくれました。そんな彼の箱根駅伝に懸ける思いは、このチームの誰よりも強いだろうと思います。宮岡と4年間共にやってこれて本当に良かった。最後まで共に戦い抜こう!



箱根駅伝まで後4日。本日区間エントリーの発表があり、いよいよ箱根駅伝が近づいてきていると実感すると同時に、僕自身の競技人生ももう少しなんだなと寂しさも強く感じています。中学校2年生で本格的に長距離を始めてから約9年間、酸いも甘いも本当に多くの経験をさせてもらいました。特に早稲田での4年間。この時間は自分の人生の中で最も濃くて、充実した時間だったと思います。長いようで短い4年間。本当に短かった。そう思います。

最近jogをしている時に、4年間を思い返すことが多くあります。バカなこと、楽しいこと、嬉しかったこと、多くの良い思い出が出てくる一方で、苦しかったこと、辛かったこと、思い出したくもないようなことの方が多く出てきて、つくづく苦しくて難しい4年間だったなあと感じます。箱根駅伝に、臙脂のユニフォームに憧れて入学した時に、思い描いていたような結果、選手にはほど遠く、悔しくて情けなくて、何が正解なのか分からず、本当に苦しんだ4年間でした。自主性を問われる環境で自分自身で考えて、選択して、行動して、結果という正解に繋げる。言葉にすれば簡単に思えることでも、本当に難しくて苦しくて、正解の見えない日々を過ごすのがものすごく辛かったです。

その中で自分にとって頑張る理由...支えてくれる方々のために走る。これを持ち続けたことで苦しい中でめげずにやり続けられたと感じています。この4年間で本当に周りの人たちに恵まれているなあと感じることが多くありました。家族はもちろん、花田さんや江本さん、相楽さん、たくさん可愛がってくれた先輩達、頼もしい同期達、いつも支えてくれた後輩達、治療の先生達、応援してくださる方々、周りの人達に恵まれたからこそここまでやってこれました。たくさんの迷惑や心配をかけて、その度に支えてもらい、こんな自分を信じてもらい、心の底からこの人達のために頑張りたいと思えるような人達と共に活動できたこと、本当に誇りに思います。

初めて箱根駅伝のスタートラインに立った時、そのスケールの大きさ、注目度の高さ、歓声の大きさ、その全てに衝撃を受けたのを今でも鮮明に覚えています。多くのランナーがこの箱根駅伝を目標に、多くを犠牲にして走る理由。4年間かけてやっとその理由を見つけることができました。その想いを胸に、そして襷に込めて、ただ襷を繋ぐだけでなく、色んな人の想いを繋ぎとめるために最後の箱根路を駆け抜けます。

後1週間もすれば箱根駅伝は終わり、また仲間達と当たり前のように走り始める。こんな日々がもう来ないことを今だに信じれないし、考えられません。だからこそ、最後の箱根駅伝で自分の全てを出し切ります。そして総合優勝する。その時に胸を張ってやりきった!と言えるように頑張ります。

4年間本当にありがとうございました。

最後の箱根駅伝、文字通りラストランになります。間瀬田純平を形成する全ての方々へこれまでの恩返しの走りを見せます。応援よろしくお願い致します。



明日は、幸太郎に引き継ぎます。幸太郎もまた箱根駅伝に全てを懸けてきた1人です。ひたむきに努力を続け、着実に力をつけてきました。幸太郎こそが早稲田を体現する選手だと思います。その情熱と努力に何度も刺激を受けてきました。4年間本当にありがとう。最後、一緒に駆け抜けよう!明日はよろしく。


これが最後の部員日記となります。まだまだ書きたいことはありますが、それは心の中に留めておきます。4年間本当にありがとうございました!ラストラン、見届けてくださると幸いです。1月2日、3日は早稲田大学の応援をよろしくお願い致します。

それでは失礼致します。