山本から引き継ぎました、長距離ブロック4年の佐藤航希です。

山本と最初に話をしたのは、東京六大学の時だったと思います。普段、私のトークで笑わない、いけ好かない同期達とは違い、なんでも笑ってくれる山本は、今や私の心の支えとなっています。普段は皆んなに可愛がられている妹のような山本ですが、聞くところによると、ふとした時に関西弁が出るそうですね。私が練習できつそうな顔をしていたら、是非関西弁で姉のように罵倒して頂けたらと思います。約２週間後には全日本大学駅伝がありますが、三重県出身の山本の笑顔をパワーに頑張りたいと思います！

さて、いよいよ駅伝シーズンが開幕したわけですが、出雲駅伝も去ることながら、来たる全日本大学駅伝に向けて、チーム内は和気藹々とした雰囲気と緊張感が入り混じり、徐々に足並みも揃ってきていると感じます。昨日、山本に依頼されてから、何度書き直しても重っ苦しい文章が出来上がってしまい、かといって夏に外でセミを獲ってきては、北村の部屋に投げ込んでいた話をするのは軽すぎる。と悩みになやんだ結果、私の駅伝デビュー戦の話をしようと思うのですが、私が初めて駅伝のメンバーに選ばれたのは、大学２年生の全日本でした。トップでもらった襷を7位まで下げる走りで、それはもう非難の大的となりました。しかし、私は気持ちを切り替え、区間順位の数だけハンバーガーを食べようと、帰寮の途中、池袋で緊急下車。何故か一緒に降りてきた菖蒲と一緒に、某ファストフード店に行き、心ゆくまでハンバーガーとの時間を楽しみました。しかし、3個を過ぎたあたりから、お腹の方も緊急下車したくなったため、色々な意味で悔しさを滲ませながら帰りました。そんなデビュー戦から早２年、今年が最後の駅伝シーズンになる訳ですが、私自身最後に相応しい準備がこの夏はできたと思います。言いた事は沢山ありますが、想いはアスリートらしく、試合で体現したいと思います。

明日は同じく長距離ブロックの伊藤幸太郎にお願いしました。皆さんもご存知の通り、急成長中の伊藤ですが、以前から人柄の良さにも定評があり、人として応援したくなる。そんな選手です。入部当初から努力家でしたが、最近ではその努力が徐々に結果にも結びつき始め、臙脂を纏い、試合に出場する日もそう遠くはないと思っています。共に過ごせる時間は残り少ないですが、幸太郎の努力と人柄に負けないように、私も頑張りたいと思います！

最後までお読み頂き、ありがとうございました。