こんばんは。

津川さんから引き継ぎました、ハードルブロック3年の後藤紗衣です。

引退した実感が湧いていないと津川さんは書かれていましたが、私もそのひとりでした。しかし、昨日の部員日記を読みながら津川さんと過ごした日々が次々と思い出され、もう毎日一緒に部活ができない悲しさも後から追ってきました。読んでいた場所が悪く、新幹線の中で涙と戦いましたが敗北しました。

津川さんは私が簡単に言葉で書けないほどの苦しさをたくさん味われてきていたと思います。しかし、どんな時も絶対に折れることはなく、必ず前進していました。その背景には絶対に諦めない強靭な信念の持ち主であることがあると思います。それは、UFOキャッチャーひとつでも確認することができます。私は早々にムリだと諦めていましたが、津川さんは絶対に取ると決めたことを一切曲げずに勝ち取っていました。笑　この話はさておき、今年の日本インカレで津川さんが決勝進出を決めた瞬間は忘れられません。本当に自分のことのように嬉しかったです。前回の冬季練習では、奈々子と一緒に津川さんの”金魚のフン”になろうと決め、津川さんがやるプラスαの練習などについて行きました。(中距離メニュー以外)　私は結果として証明することがまだできていませんが、確実にレベルアップできていたと思っています。そして何より、暗い気持ちの時でも津川さんと話していると前向きになれます。これからもお世話になります！

2月に怪我をしてから、現在も復帰に向けて取り組んでいる最中です。リハビリも一進一退であり、シーズン丸々棒に振ってしまったことなど、常に高いモチベーションを持ち続けることは想像以上に難しかったです。何を目指しているのか、今やっていることは本当に意味があるのかなど、考えても何も変わらないこともつい考えてしまいます。そんな時は決まって、清水さんのもとに行きます。清水さんは私が感じる全ての感情を経験して、乗り越えられています。いつも私よりも一回りも二回りも広い視野を持っていて、話していくうちに先が見えてきます。私も清水さんのように復活できるように頑張っていきます。また、清水さんがいれば場が盛り上がる安心感があり、間違いなく練習の雰囲気を明るくしていました。負のオーラなんて感じたことありません！笑　そして、雰囲気作りといえば我らが女子主将の川村さんです。私がわざわざ言う必要もありませんが、川村さんは一人一人を本当によく見られていて、相手のモチベーションを上げる伝え方がとても上手いです。グラウンドの隅で補強ばかりしていても声をかけてくださり、相談事は自分のことのように真剣に考えてくださいます。あれほどに周りを気にかけていながら、自分の競技でも素晴らしい結果を出し、最後のヨンパーで自己ベストを更新された時は圧巻でした。優しさの中に誰よりも強い芯の強さがあるからだと思います。歌が上手い…料理が上手い…書き切れないほど優れていることがあり、ちょうど良く抜けている部分も含めて完璧です。

先輩方がいない部活は本当に本当に寂しいですが、これから始まる冬季練習を悔いなくとり組み、最後のシーズン走っている姿を見ていただけるように頑張ります！

津川さんの紹介を書き始めると、四年生への気持ちを書き連ねてしまい、まとまりのない文章になってしまいました。

明日は中距離ブロック1年の鈴木翼沙にお願いしました。キャンパスで偶然会う確率が異常に高いので、部員日記をお願いすることにしました。翼沙とはブロックが違いますが、結構話す後輩の一人です。菅平合宿で同部屋になったことをきっかけに彼女の魅力に惹きつけられました。翼沙の面白さを文字で表すことが非常に難しいのですが、周りを笑顔にする才能があると思います。競技はもちろん、何事にも全力投球してることが理由なのかもしれません。そんな彼女の今後の活躍は確かです。これからも、翼沙を炸裂させてね！