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部員日記

清水羽菜:感謝

こんばんは。

翼沙から引き継ぎました、ハードルブロック4年の清水羽菜です。

※サムネイルの写真について、新井が組体操しようと提案しました。平田ごめん。


菅平合宿で同部屋になり、翼沙Jr.の沼にハマりました。別に用はないのに見つめてくるので、別に用はないけどついちょっかいを出してしまいます。

彼女は努力家で真面目かつ素直、人一倍の吸収力があります。受験期のブランクを乗り越え、メキメキと強くなっている印象です。

もう一段階パワーアップするためにはこれから始まる冬期が勝負、キツいメニューが盛り沢山だと思います。「苦しいのは一瞬、後悔は一生」「苦しくなってからが練習」だと思って頑張れ!冬期を乗り越えるためにも、ニンニクマシマシで啜りに行こう。



先日、陸上競技を引退しました。

これまで突っ走ってきた13年間、競走部での4年間、関わり支えて下さった全ての方々に感謝します。競技と向き合い、怪我と向き合い、自分と向き合い続けて、その間に数えきれないほど多くの人に助けていただきました。


全て終わって思うことは、人に恵まれて幸せだったということです。


調子が良い時は注目されて、褒めて寄ってくる人が大勢いると思います。でも悪い時はそうもいきません。なりより自分自身がもうダメだと諦めてしまいます。実際、私もそうでした。

ですが、有難いことに私の周りには信じて待っていてくれた人たちが沢山いて、その人たちに何度も救われました。


大前さんには1年生の頃から補強を一から教えていただき、復帰する時も背中を押していただきました。走る見通しすら立たない状況でも期待し続けて下さった先生やコーチ、励まし続けてくれた同期や後輩、いつも気にかけて下さった先輩、ジョグしただけで拍手して祝ってくれた先輩、ハッとする言葉で鼓舞して下さった先輩、頭を悩ませながら一緒に怪我に向き合って下さったトレーナーの方々、私は一心同体なんだと宣言してずっと見守ってくれた母親。挙げればキリがありません。



競走部は人情溢れる温かい環境、仲良しクラブではありません。競争が付き纏い、結果が求められ、プロセスは結果によって評価される厳しい組織です。

ですが、走れなくて勝てなくて惨めで苦しい思いをしても、自分のことを信じて待ってくれている人は必ずいます。

この考えは甘い、妥協だと一蹴されてしまうかもしれませんが、自分に期待できなくなったら応援し続けてくれる人のために頑張るもよし、荷が重かったら自分のために何かを極めるもよし、少し力を抜いて休むもよし、諦めて別の道に進むもよし、どんな選択をしても間違ってない。自分自身の持てる力や価値をどれだけ引き出せたか、どれだけ周りに影響を与えられたか、自分でしか生きられない方法で生きることが大事なんじゃないかと思います。

ただ、自分だけが心地良ければそれで良いというのではなく、チームには臙脂を纏い日本や学生最高峰の舞台で活躍する選手たちが大勢いる。彼ら彼女らと同じ色のジャージやWのユニフォームを着る。この意味を考える必要はあると思います。ひとりひとりの視座が同じでないとチームはバラバラになってしまうからです。

そして競技者であるならばより良いパフォーマンスを発揮することこそが本望であり、常に目指すべきだと思います。


上手くいかないことばかりの4年間でしたが、沢山の人と出会い、色んな考えに触れ、自分でも考え続けました。読んでいただければわかる通り、未だ考えがまとまっておらず言語化もできていません。

競技生活よりも遥かに長いこれからの人生を通じて自分の哲学を確立させ、この環境でいただいた恩を別の形で誰かに還元できるよう精進していきたいです。


最後(?)の部員日記で何か爪痕を残さなければならないという使命感に駆られ、途中からダラダラとした愚論を述べてしまいました。せっかく全国公開なので、自分の考えが誰かに届くといいなと思いながら綴りました。長々と大変失礼しました。

この場を借りて伝えたいことは後輩たちが誰1人として怪我や心の問題で苦しむことなく全力で競技に取り組み飛躍できますようにという願い、そして応援し支えて下さった全ての方々への感謝です。

今までありがとうございました!!



明日の部員日記は佐藤カルタにお願いしました。キラーパスを受け取ってくれてありがとう!

カルタは必死に食らいつきながら苦しそうに練習する姿が印象的です。翼沙もそう、かくいう私もその1人でした。私とカルタに関しては足も脆く、シンスプ仲間です。今回はヘタレリレーということで回してみました。こんな事を言っても、怒るほどのことじゃないとシャンクスのように許してくれる寛大な心の持ち主です。

人には人の地獄があるというように、私にはカルタがどんな想いで競技に向き合い走っているのかわかりません。でも1つ確かなことは、私を含める多くの人間がカルタラストシーズンの爆発的な飛躍を期待しているということです。

明日はよろしく!


それでは失礼します。