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鈴木翼沙:きっと運がいいほう
今日の帰り道の後輩と撮った写真です
こんにちは。
佐々木秀晟から引き継ぎました、中距離ブロック3年の鈴木翼沙です。
秀晟は穏やかさの中に、誰よりも深く根を張る人です。遅くまで、グラウンドやトレーニングルームで練習を行う姿がそれを物語っています。加えて秀晟は兄貴肌で面倒見のいい存在です。先日、違うブロックの後輩のウェイトトレーニングもしっかり見て、的確なアドバイスをしていた姿が印象的でした。その姿を見て、なんて真摯に後輩に向き合ってくれるのだろうと思ったのと同時に秀晟かっこいい!私もついていきたい、とも思いました。
秀晟なら、昨日語っていた彼の目標を達成できると私は思います。
そんな秀晟は鼻が真っ赤になる所沢の真冬にも、ランニングシャツや上裸で練習を行っていました。もしかして今は突き刺す様な日差しのある真夏なのではとも錯覚し、実は私も負けじとこの冬はアームウォーマーにランパンで対抗していました。
もっと速くなると、自分に期待をして胸を踊らさせて大学へ入学したあの春から、蒸し返されるような夏と寒さで手が痺れる冬を3回繰り返して、ついに競技生活最後の年を迎えます。きっと引退した後は、こんなにもきつい800mを趣味ではできないからこそ、正真正銘のラストシーズンになるはずです。
そんな私が立てた今季の目標は「執念」
辞書によれば、執念とは「執着してそこから動かない心、諦めない気持ち」を指します。一方、似た言葉である「執着」は、時に過去の自分ややり方に固執してしまう、停滞の種にもなり得ます。
私は中学生から続けてきた陸上競技に強く執着しています。この競技への未練、記録への欲、仲間と走ることへの愛着、そして私を支えてくれた方々への感謝、それは全部、執着と呼んでいいものです。けれど、それを全て過去の重荷にするのではなく、目標をなんとしてでもやり遂げるための「執念」というエネルギーに変換していきたいです。
今シーズンは、私の陸上競技の最終章です。
何としてでも達成したいことがあります。
それは自己ベストを更新することです。
高校3年生の自分をここ3年間は一度も越せていないからです。
強い早稲田の中で、対抗戦でブロックに点数を持ち帰れない悔しさと焦りをずっと抱えてきました。だからこそ、この3年間で最も練習を積めたという自負を糧に、最後は結果で証明したい。
ここまで支えてくれた人たちへの、唯一の恩返しは結果だと思っています。
「強くない私が、ラストシーズンで化ける」
その姿を見せることで、今積み重ねていることは無駄ではないということを、後輩たちに走りで伝えたいと思います。かつて先輩たちが私に追い風を起こしてくれたように、今度は私がその風になります。
明日は長距離ブロック3年工藤慎作にお願いしました。引き受けてくれてありがとう。
工藤は先日の東京マラソンで初マラソンにして早稲田記録を打ち出し、きっと好調なんだろうなと思います。淡々と走り続ける工藤ですが、実は中学校の時は卓球部に入るつもりだったのに、活動場所が分からなくて、陸上部に入ったという噂を耳にしました。真偽はどうなのでしょうか。
きっと早稲田の名探偵が解決してくれるでしょう。
明日はよろしくね!
手が痺れるような冬が終わり、ようやく春の足音が聞こえてきました。私のラストシーズンの始まりです。
皆様、どうぞご自愛ください。
それでは、失礼いたします。








