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平山果歩:虎
こんばんは。
権田さんから引き継ぎました、跳躍ブロック2年の平山果歩と申します。
「2年」と書くのはとても新鮮です。
私にもついに後輩ができました。
新入生に権田さんはどんな先輩か、と聞かれたら
「うーん、まぁちょっとやばい先輩かな」
と答えると思います。
(もちろん、とてもいい意味です。)
ニコニコしているときの権田さんは優しい雰囲気に包まれているのですが、真顔の権田さんは何を考えているのか分かりません。
この日記を回してくれた日も、真顔で私の同期を呼び出してビビらせたそうです。そのことを私に報告し、ニヤニヤしていました。権田さんらしいなと思います。笑
他にも書きたいことはたくさんありますが、想像以上に素敵な紹介文を書いてくださったので、私も権田さんが喜んでくれるような紹介文を書こうと思います。
練習では、かわいい短パンを履いてストイックに走っている姿が印象的です。自分に厳しく、とことん追い込んでいる姿は素直に尊敬しています。
今シーズンの活躍にも期待大です!!
さて、今回のテーマは「恐怖心」です。
前回の部員日記を書いてから、早くも4ヶ月が経ちました。
長いようで短かった冬季練習を乗り越え、無事にシーズンインすることができました。
ありがたいことに最近は、いろいろな方から
「平山、足速くなったよね」
と言っていただけることが増えました。
三段跳は、他の跳躍種目と違って、踏み切ったあともホップ・ステップ・ジャンプと跳躍が続く種目です。
そのため、助走スピードが速いことはとても重要で、走力の向上はそのまま記録にもつながります。
しかし冬季練習を経て走力が上がった今、私は以前よりも、思い切ってホップに出ることに怖さを感じるようになりました。
「思いっきり跳び出そう」とピットに立って自分に言い聞かせても、心のどこかで怖がっている自分がいるのです。
走力が向上したからこそ、そのスピードを受け止めて跳ぶことの難しさや怖さを、改めて感じています。
今回のタイトルである「虎」は、私のお気に入りの曲のひとつである、ハンバートハンバートさんの『虎』から取りました。
(よかったらぜひ、聴いてみてください。)
この曲は、中島敦さんの小説『山月記』をモチーフにして描かれています。
「虎になる」という言葉には、酒に酔って暴れる、あるいは怖いもの知らずになる、という意味があります。
『山月記』では、詩人になる夢を捨てきれず、高すぎる自尊心や未熟さ、そして臆病さに苦しむ主人公の姿が描かれています。
一方で歌詞の中では、「虎=怖いもの知らず」になれたなら、現実の苦しさや言葉にできない感情から少しだけ自由になれたのかもしれない、というようなニュアンスが込められているように感じます。
もちろん、「虎になる」ことが必ずしも良いことだとは言い切れません。
それでも、2日後に迫った東京六大学では、少しだけ恐怖心を手放して、怖いもの知らずの虎のように思い切ったビッグジャンプをしたいと思います。
明日は跳躍ブロック4年の中尾さんにお願いしました。「本気?本気?」と何度も聞かれ、最初は冗談だと思われていたようですが、本気です。
引き受けてくださりありがとうございます!
中尾さんは、ツボが浅くはない私のツボにいつも入ってきてくれる数少ない人のひとりです。私がなにを話しても笑って聞いてくださり、さらに鋭いツッコミも入れてくれます。中尾さんと話していると本当に時間があっという間です。話すことが尽きることはなく、最後はだいたい爆笑して終わっているような気がします。
そんなとても面白く優しい中尾さんですが、練習では私たちが跳躍練習を終えようとした頃にピットにきて、ひとり黙々と練習している姿をよく見かけます。
楽しそうに話しているときとのギャップも含めて、すごくかっこいいなと思っています。
中尾さんのラストシーズンでの活躍、楽しみにしてます!
一緒に頑張りましょう!
またご飯に行って、爆語りしましょうね。
拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは失礼いたします。








