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部員日記

辻陽介:まだまだ誕プレ待ってます

こんばんは。

鈴木琉胤から引き継ぎました、長距離ブロック3年の辻陽介と申します。



世界のルイ・スズキの魅力を語るのもおこがましいかと思います。なので、所謂新規ファンである私が彼に対して感じていたこと・感じていることを述べていきましょう。

昨年1年間、琉胤と話したことはほとんどありませんでした。そもそも一緒に練習をしない上に、「怖い」という感情すら抱いていました。

いつからかはわかりませんが、少しずつ距離を縮めてくれるようになった気がします。最近ではかなり話しかけてくれる機会も増えました。

私が最近感じたことは、彼が私の目をじっと見つめながら話してくれるということです。私の偏見ですが、長距離選手って、人と話すときにあんまり目を見ないんじゃないかな、というイメージがあります。ですが、琉胤はまっすぐな目で、私の目を見ながら話してくれます。

表現力を手放した言い方になりますが、めちゃくちゃうれしいです。こりゃファンが多いのも納得ですよ。

琉胤と同じチームにいられる。琉胤の練習を間近で見られる。琉胤が私に話しかけてくれる。

幸せなことだなあ、と思います。

ジョグ誘ってくれるの待ってるよ!












いつもはすらすら進む部員日記の筆(正確には指)が、今回は進まない。何故だろう。





いつもは前日までに大体書き終えて、当日はちょっと修正するだけだが、今回は紹介文しか書いていない。やばい。





4月18日、土曜日。あのレースで、自分なりにある程度のステータスを得たような気がするのは事実。過去一と言っていいほどインパクトのある話題を取り上げることができるはずだが、モヤモヤする。きっと何かあるんだろうな。










そう思っているうちに、自分なりの答えが2つ出ました。







琉胤が書いてくれたように、直近の早大記録会で、5000mの自己ベストを大幅に更新しました。

ちょうど一ヶ月前にも部員日記を書かせていただきましたが、あの翌日に出した自己ベストから、さらに20秒以上更新しました。


白臙脂を着て、ペースメーカーではなく、しっかり記録を狙うことを許諾してくださった花田さん、江本さん、スタッフ陣には本当に感謝しています。ありがとうございます。


フレッシュな1年生たちを全員ぶち抜いてやろうと、絶好調だった私は大口を叩いていました。そのときは、自分でも大口だと思っていました。


でも、やっぱり気迫ですね。

大体の写真はサングラス越しでも圧倒的なきつさを感じ取れます。ちゃんと負けず嫌いが出ました。規模の大小に関わらず、組トップは最高に嬉しいものです。一緒にレースに出た2つ下の後輩たちも、私を奮い立たせてくれた原動力です。ありがとう。







5000mの自己ベストだけで言えば、部内でちょうど真ん中ぐらいになったのかなと思います。あまりチームとしてそのタイムを追い求めていないのもありますが。

先述したように、ある程度のステータスを得たのは事実です。






でも、そう思った自分に対して、何故かモヤモヤする。

その結果、部員日記も書き進められない。







繰り返しになりますが、その答えが自分の中で2つ、見つかりました。









一つは、ただ単純に、「あの日の」自分の走り、「あの瞬間の」周囲の方々の応援が、出したタイムとは比にならないほどかけがえのないものだったから。


スタッフに転向してからの期間、心身ともにきつさがある中で、大好きな走ることはやめずに続けてきました。練習量を遥かに上回る結果を出すことができたなと思います。これが、辻陽介という人間が結果を出す方法なんだぞ、ということを証明できたのかな、と。


これからのトラックレースに向けて助走をつけるために走った、未来ある1年生たちの中で、気楽に走っているようにみえる私のことを、全員が応援してくれたと言っても過言ではありません。学内競技会であるにも関わらず、あれだけの応援を受けられたこと、率直に、嬉しすぎました。




おそらくそれが理由で、タイムのインパクトがあるにも関わらず、それだけを表現したい気持ちにはなれなかった。そして、文章を書きたいようで書けなかった。




もう一つは、祖父母や母からの言葉に心を打たれたから。



「この環境は当たり前じゃない」



紹介文にも書きましたが、琉胤をはじめとするトップレベルの選手たちの中で、私自身も同じチームの一員でいられること、一緒に走れること、そして彼らをサポートできること。

これは本当に幸せなことです。

レース中の応援も含め、自分って幸せな人間だなと思います。



それなりのタイムは出しました。

しかし、この環境にいるからこそ、このタイムで走ったとしても、まだまだ、と言うことができる。



選手という肩書きをなくしても、自分はアスリートなのでしょうか。


寝る時間もそこまで変わらなかったり、野菜は確実にいっぱい食べたかったり、リカバリータイツを履いたり。




アスリートですね。


せっかくこんな化け物が揃ってるのに、このタイムで満足してたまるか!!と思ったことも、筆が進まなかった要因でしょう。









今回の早大記録会、そして今回の部員日記を通して、また自分と向き合えたような気がします。

筆が進まなかったからこそ、この文章が書けたとも言えます。





スタッフだけれど、選手に負けたくない。


練習は気楽に、でも思いの強さは誰にも負けない。



あと2年弱、この環境に身を置いていることに感謝して、さらに上を目指します。












一ヶ月前から決まっていたことがあります。

それは、次回私に部員日記が回ってきたときには、谷川航太という男に回す、ということ。


ようやくこのときが来て、嬉しい限りです。


明日は、長距離ブロック2年の谷川航太にお願いしました。

私が谷川のことを紹介しすぎてしまうと、読者の皆様の楽しみを奪ってしまいそうなので、1年間一緒に過ごしてきた関係性を中心に紹介していきたいと思います。

キーワードは3つ、「不仲」「秩父」「涙」です。


去年のこの時期は不仲でした。谷川は、お付きの先輩である私を頼らず、1人で行動することがほとんどでした。お付き期間でありながら、一緒にジョグをしたこともなければ、一緒にごはんを食べに行ったこともありませんでした。こいつとは合わないな、と、常に思っていたことが非常に懐かしいです。今では最高の後輩だよ。


昨年6月、秩父の山奥にある神社へ、彼と2人で行きました。お互いケガをして、神にすがるしかないと考えたからです。日曜の午前練習が終わり、急いで電車に乗り込みました。短い時間で参拝したのち、帰る道中、私たちはなんやかんやで神社から駅への最終バスを逃しました。歩けるような距離ではありません。終わった、、と絶望していた矢先、偶然通りかかったバスが目の前に停まりました。奇跡的に、私たちは帰ることが出来たのです。あのときは焦らせてほんとにごめんな。


漢祭前日の夜、お互いにセンチメンタルになっていました。彼の部屋に足を運び、長時間話しました。気づいたら私たちは泣いていました。なぜかはよくわかりません。そしてそのレース後も、泣きながらグラウンドを一緒に歩きました。悔しかったからです。それだけの想いをもってやってきたということが、一番近くで見てきた私だからこそわかるのではないかと思います。これだけ一緒に泣けるのは谷川しかいないよ。





ネタバレ満載の内容になってしまいました。

それだけ、彼への思い入れが非常に強いのです。



ようやくこの時がきてうれしい限り、と綴りましたが、谷川にとっては決して満足した形ではありません。


それでも、同じタイミングでスタッフに転向したからこそ、本当に心強く感じています。彼の新しいチャレンジを、見守るのではなく、一緒に走ることでサポートしていきます。


新しい風を吹かせていこう。


明日の部員日記、乞うご期待。





最後までお読みいただきありがとうございました。

今日で私が大好きな4月が終わってしまいます。。寂しいですね。。

でも、ここが自分を変えるチャンスだとも思います。

新年度が始まって1ヶ月。なんとなくうまくいってないなと感じる方々、明日から一旦リセットするのもありですよ。


(ちなみに1週間前に21歳になりました。何も変わりないですね。。誕生日プレゼント、まだまだ受け付けております)



それでは、失礼します。