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部員日記

中島橙子:自分らしさ全開で

こんばんは。

浅川より引き継ぎました。長距離ブロック3年の中島橙子と申します。


前日に「明日、部員日記書かない?」とお願いされました。文章を書くのが大の苦手な私に前日に回すとは、なかなかのスパルタですね…(笑)

とはいえ、いつもサポートしてくれて、練習を楽しませてくれる浅川から回してもらえて、嬉しかったです。


浅川は本当に尊敬できる存在だと思います。

マネージャーとしてチームのために尽力しながら、自身でもレースの目標を持ち、日々の練習に励んでいます。


競歩と長距離は同じブロックではありますが、練習は別で行っているため、普段からすべてを見ることができているわけではありません。それでも、ふとした場面や、私自身も実際にサポートしてもらう中で、彼が常に周りをよく見て、選手の状態に合わせた声かけやサポートをしていることが伝わってきます。

さりげない気配りや、どんな場面でも前向きな雰囲気を作り、疲れを見せることなくポイント練習ではやる気を引き出してくれる、そんな存在だと感じています。


最近は一緒にジョグをする機会や、彼自身がポイント練習に取り組んでいる姿を見ることも増えました。会うたびに身体が引き締まってきていて、その努力の積み重ねを強く感じます。

ランナーとしての彼の進化も、とても楽しみにしています!





さて、前回の部員日記は怪我からやっと復帰したタイミングで書き、「来シーズン、過去の自分を超える結果を示す」と綴っていました。今回はそこからの結果の振り返りと、ここからの目標について書きたいと思います。




3月の能美競歩では、昨年以上のタイムで20kmを通過し、思っていた以上に最後まで歩き抜くことができました。普段は試合の1週間前くらいから「怖いものなし」という状態で臨めるタイプですが、今回はさすがに怪我もはさんだ5か月振りの試合だったため、前日まで1%くらいの不安はありました。


それでも本番は、不思議と「絶対にいける」と100%の感覚でスタートラインに立つことができました。帯同で鴛渕が来てくれて、トレーナーベッドまで用意してくれて、コンディションを最大限に整えてくれたこと。レース後、一人では30分間立ち上がれないほど追い込めたのも、その安心感があったからだと思います。本当に感謝しかありません。

ゴールしたとき、1番最初に感じたことは、



「自分が自分であれた」



ということでした。


それまでの練習がどうであっても、スタートラインに立った瞬間に自信だけを持つこと。

歩き出した瞬間、ふわっと身体が軽くなり、周りとの間に膜ができる感覚に入ること。

後のことは考えず、「なんとかなる」で押し切るレース運び。

そしてゴール後に、体力を0%まで使い切ったという実感。


それらすべてが、自分の中に巡り、安心感とともに次のトラックレースへの活力になりました。



「自分が自分であれた」という感覚は、言葉にするとシンプルですが、自分の中ではとても大きなものでした。

うまくいっているときの自分でも、逆にうまくいっていないときの自分でもなく、ただその瞬間の自分をそのまま受け入れて、何も足しも引きもせずに立てていたような感覚でした。


結果を求める気持ちも、周囲の期待も、レースの時に自分の中にめぐる感覚も、すべてを抱えたままレースをする。それが、自分にとっての「自分である」ということなのだと、改めて感じました。





その後は大きな怪我もなく、関東インカレに向けて練習を積むことができています。

20kmとは違い、スピードや駆け引き、暑さ対策など、求められる要素も大きく変わります。ペースの変化にどう対応するか、どこで勝負するのか、そういった細かな積み重ねが結果に直結する種目だと感じています。

昨年は2位。

悔しさがありながらも、正直に言えばゴール直後は笑顔が出るほど喜んでいた自分もいました。ですが、時間が経つほどにその悔しさは強くなっていきました。


3年目、上級生になった今、目指すところは決まっています。


残り2週間、できることは限られていますが、最大限「自分らしさ」を引き出した状態でスタートラインに立ちたいと思います。





話は変わりますが、最近自分の中で再燃、いや、過去1の強火になっている趣味があるので少し書きたいと思います。


それは鉛筆一本で絵を描くことです。

喜びや楽しさ、懐かしさ、驚き、なんとなくいいな、と感じたものなど、自分の感情が動いた瞬間の絵を描くのが好きです。


描き上がった作品を見るのももちろん好きですが、それ以上に、描いている時間そのものに魅力を感じています。描いている間は、そのときの感情や情景がもう一度自分の中で呼び起こされ、その瞬間に戻ったかのような感覚になります。


鉛筆一本だからこそ感覚が途切れることなく、その世界に入り込み続けられる。

一色だけでそのときの空気感や温度を表現できたときには、大きな達成感があります。


そして面白いことに、絵にはそのときの自分の状態がそのまま表れます。

単純に楽しかったものは線がはっきりと、理由は分からないけれど惹かれたものは、どこか奥行きのある柔らかい雰囲気になる。




そんなふうに、自分と向き合いながら一つの世界に没頭するこの感覚は、競技とも重なるものがあると感じています。


レースの中で感じる、周りとの間に膜ができるような感覚。

余計なことを考えず、「ただ自分であること」に集中している状態。


絵を描くときも、競技をしているときも、自分は同じなのかもしれません。

そして、その感覚が大好きで自分が自分である限り切り離せないものなのかもしれません。


だからこそ、今回の能美競歩で感じた

「自分が自分であれた」という感覚を、もう一度再現したいと思っています。



「自分の状態に入り込み、自分らしさ全開で戦い抜くこと」

「結果として形にすること」



関東インカレでは、その両方を形にします。


3年目、過去の自分を超えるだけでなく、今の自分だからこそできるレースをします。




明日は短距離ブロック3年正木紗にお願いしました。 

ギリギリのお願いだったのに引き受けてくれてありがとう!


授業が始まってから、土日に加えて平日も練習時間が重なることが増えて、自然と会う機会も多くなりました。

すれ違うたびに感じる、あの優しさがそのまま溢れているような、純度100%の雰囲気。思わず話しかけたくなってしまいます。笑


ポイント練習後でどんなに疲れていても、正木と話すと不思議と笑顔になれます。

ストレッチング実習で教科書を貸しただけなのに、私の大好きな甘いものを買ってきてくれて、ちょうどあの日、ポイント練習なのに朝寝坊して糖分が枯渇していた私にとって、もみじ饅頭はほんっとうに美味しかった!ありがとう。笑



そんな正木ですが、もともと400mを専門にしていた中で、最近は800mにも挑戦し、シーズン初戦から印象的な結果を残していて、本当に凄いな、かっこいいなと感じました。

ジョグをしている姿もよく見かけますが、新しい種目に挑戦して、それをしっかり結果として形にしている姿に、ブロックは違うけど凄く刺激をもらっています。

 

努力を惜しまない正木の今シーズンの新たな活躍を楽しみにしてます!



拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

日中は汗ばむ日も増えてまいりましたので、体調にはお気をつけてお過ごしください。

それでは失礼いたします。