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部員日記

佐々木悠人:このままでは終われない

↑練習終了後に部員日記を執筆していたところ、野生の関口に遭遇しましたので、記念に一枚いただきました。

※なお今回の内容とは一切関係ありません。



こんばんは。

正木から引き継ぎました、跳躍ブロック4年の佐々木悠人と申します。


【正木紗(3)2分11秒88(1着)】

★自己新記録★全日本インカレ(2026)B標準突破★


!!!!!!!!!!!!!!!!!


速報が目に飛び込んできた瞬間、思わず声が出ました。


驚きと嬉しさが同時に湧き上がるあの熱狂が冷めやらぬうちに回してくれてありがとう。


昨日の紹介にもあった通り、僕と正木はこれまであまり関わりの多い方ではなかったと思います。だからこそ、正木がどのような経緯で800mという競技に挑戦し、どのような想いの変化があったのか、詳しく知っていたわけではありません。ただ、その過程にどれほどの葛藤があったのかは容易に想像できます。同じく競走部という環境に身を置き、結果が出ない期間の苦しさを知る身としては、正木の辛さや悔しさがよく分かります。


だからこそ、覚悟を持って下した決断を、自らの手で結果へと結びつけた正木を本当に尊敬します。


正木の言葉にもあった通り、スタートラインに立った今、正木はもう大船に乗ったつもりで競技に挑んでいいと思います。応援してくれる人も、支えてくれる人も、きっと正木の実直さやひたむきさに惹かれた人ばかりです。


自信を持って突き進んでください。


僕も負けじと頑張りますので、今後ともなにかとよろしく。




「堀池靖幸さん」


競走部の偉大なる先輩でありながら、現在は我々跳躍ブロックの指導をしてくださっているコーチです。

大変失礼ながら、本日はそんな堀池さんについて書かせていただきたいと思います。


陸上競技は、常に自分自身との戦いだと思っています。助走を合わせるのも、踏み切るのも、本番の一本を決めるのも自分自身です。だから自分は昔から、結果が出なかった時に誰かのせいだと思ったことはありません。今回の試合も同じです。勝負所で合わせきれなかったことも、攻めた結果としてファウルになったことも、すべて自分の実力不足です。


だからこそ、試合後に堀池さんからいただいた言葉が、強く心に残りました。


「どこに見落としがあったのか、考えれば考えるほどコーチとしての未熟さを痛感した」


「佐々木、片山を跳ばしてあげられず申し訳ない。」


メッセージを見た時、正直、言葉に詰まりました。


結果を出せなかったのは自分たちです。それにもかかわらず、堀池さんは、自分自身のことのように悩み、責任を感じてくださっていました。


改めて振り返ると、堀池さんはずっとそういう方でした。


ご家庭もあり、お仕事もある中で、毎週のようにグラウンドへ来てくださる。休日の試合にも足を運んでくださる。しかも、ただ練習を見るだけではなく、厳しいメニューでは自ら一緒に参加し、自分たち以上に追い込んでいる姿を何度も見てきました。倒れ込む堀池さんの姿を見たことがない競走部員はいないのではないかと思うほどです。


また、メニューも一方的に与えるのではなく、「何が必要なのか」「なぜ跳べないのか」を、自分たちと同じ目線で考え続けてくださいます。


だからこそ、自分は結果で返したかったです。


ここまで本気で向き合ってくださる堀池さんに対して、自分も本気で応えたかった。その気持ちが強かったからこそ、今回の結果は本当に悔しいものでした。


「競技生活をどう終わりたいか。どう締めたいか。」


昨年度卒部された跳躍ブロックの棚井さんに向けて、堀池さんがおっしゃっていた言葉です。


そして、いざそれが自分自身に向けられることとなった今、浮かんだ想いはひとつでした。


ここからは、自分のためだけではなく、支えてくださる方々への恩返しとして跳びたい。


堀池さんのためにも。

応援してくださる方々のためにも。

ここまで競技人生を支えてくれたすべての人への感謝を、結果で示せるように。

人生最後の一本まで、全力で跳び続けます。



明日は短距離ブロック2年の河野桃々にお願いしました。


ある日の練習後、なんの巡り合わせか、自然と河野と目が合いました。

その瞬間、思考よりも先に口が動いたことを覚えています。すると驚くべきことに河野もまた、こちらの発声よりコンマ数秒早く首を縦に振っていたのです。

部員日記を託したあの瞬間、我々はもはや言語によるコミュニケーションを離れ、時空を超えた対話を果たしていたのだと思います。

引き受けてくれてありがとう。


初めて河野を見た時、話す前から関西人だと分かりました。


強い眼光とものすごい距離の詰め方。

「大阪出身」

そうおでこに書かれていたような気がします。


常に笑いを求め、そして求められながら生きる河野の姿には、いつも着ている豹柄のジャージにも負けない貫禄があります。


それは競技においても同様です。ついさっきまで可憐に笑っていた河野が、ひとたびレーンに立つと、その瞬間に周囲の空気が変わります。普段の賑やかさは一瞬にして消え去り、残るのは鋭い眼光と力強い接地音のみ。河野には、そんなふうに空気を変える力があります。


きっと今後の競走部をつくっていく存在の一人だと思います。競走部の華と力強さ、その両方を担う河野の今後に期待です。


僕も同じく競走部の華担当として頑張ります。


明日はよろしく。


拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、失礼いたします。