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部員日記

高舘友杜:この素晴らしい環境に祝福を!

こんばんは。髙久から引き継ぎました。長距離ブロック1年の高舘友杜(たかだてゆうと)です。髙久とは入寮して初めてのご飯を共にしました。あれからもうすぐ3ヶ月、お互い新生活にも馴染み始めています。髙久は3月末から怪我に苦しんでいて、中々一緒に練習する機会がないので、復帰して一緒に走れるようになるのが楽しみです。


初めての部員日記ですので、僭越ながら自己紹介をさせていただきます。改めまして、高舘友杜と申します。舘の字が特徴的で間違えやすいので、覚えていただけると嬉しいです。出身は千葉県船橋市で、千葉県立船橋東高等学校を卒業しました。指定校推薦で早稲田大学に入学し、現在は創造理工学部経営システム工学科に所属しています。


高校時代は、3000m障害を専門種目としていました。私は高校から陸上を始めたので右も左もわからない中でしたが、顧問の滝田輝行先生のご指導や、両親の献身的なサポートのおかげで昨年度はインターハイに出場することができ、本当に貴重な経験をさせていただきました。大学でも、トラックシーズンは3000m障害を専門にしていきたいと考えています。


先日の関東インカレでも、ありがたいことに3000m障害に出場させていただきました。結果は9分23秒で、情けない結果に終わってしまいました。大学に上がって練習強度が上がったことや、授業の忙しさからくる疲労からか、4月から好記録を出せない日々が続いています。授業時間も、走行距離も、通学時間も、高校時代とは比べ物になりません。つい4、5ヶ月前とは全く別物の生活です。ですが、これは全てを懸けて挑戦する覚悟で自分で選んだ道です。そして、この素晴らしい環境で練習するために多くの人に支えてもらっています。これからもしばらく苦労が続くとは思いますが、今はとにかく耐えと慣れの時期、感謝の心を忘れずに楽しみながら頑張ります。


競技面ではもどかしい思いをしていますが、その反面人間関係にはとても恵まれています。私は新入生長距離の中で1番入寮が遅く、入寮当初は馴染めるかとても不安でした。テレビ越しに眺めていた人達がすぐそこにいて、その人達と一緒に暮らす。それはとても高揚すると同時に、緊張もする環境でした。そんな不安も緊張も、今では随分なくなったように思います。先輩たちも同期もみんな気さくで話しやすく、凄い人たちと話しているという認識をもちつつも自然体で話せるようになってきました。映画を見に行ったり、カラオケに行ったり、服を買いに行ったりなど、どこかへ出かけることも多いです。一緒に住むからこそ早く馴染めますし、気軽に遊びに行けます。これは寮生活の大きな利点だと感じています。いつかは、人間としてだけでなく、陸上選手としてもみんなと対等に競い、高め合えるように成長したいです。


さて、話は変わりますが、昨日YouTubeで興味深い動画を視聴しました。Motocrab|世界構造考察さんの「なぜ人は報われない挑戦をするのか」という動画です。どちらかというと、「なぜ報われるか分からないのに挑戦するのか」という方が内容に則していたようにも思います。すごく簡単に要約すると、「人は勝てるから挑戦するのではなく、その過程で自分を知るために挑戦する。自分がどこまで行けるかを知らぬまま終わることを人は後悔と呼ぶ」といった具合でしょうか。そこに私が競走部に入った理由が見えた気がしました。箱根駅伝を走りたい、その想いは勿論持っています。そのために競走部に入部したとも言えますし、これからもそれを目標に練習するつもりです。ですがきっと、私はその挑戦を通して自分という存在の形を知りたいのだと思います。どこまで速くなれるか、どこまで努力できるか、挑戦の過程で壁にぶつかって私の輪郭が少しずつ削られていった先に見えてくる、私の芯と呼ばれるもの。その形は、一体どれほど歪で美しいのでしょうか。この部活にいる人たちは皆、美しい挑戦をしています。そんな人たちに囲まれ、自分を高めることができる環境に、心の底からワクワクがとまりません。


明日は跳躍ブロック1年の竹下蓮飛(たけしたれんと)に引き継ぎます。竹下とは競走部合宿所で一緒に暮らしているので、話すことも多いです。基本的にしっかりしているのですが、どこか頭のネジが抜けてる面もある面白い奴です。どんな日記を書いてくれるのか、私としても楽しみでなりません。明日の部員日記に乞うご期待!!


つい先日、関東地方は梅雨入りしました。しばらく憂鬱な日々が続きますので、心の健康にもお気をつけてお過ごしください。お付き合いいただきありがとうございました。