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部員日記

為田素生:助走の先の話

お疲れ様です。

竹下から引き継ぎましたマネージャーブロック1年の為田素生(ためだそう)と申します。

彼とは寮の部屋が近く、自炊全然しない勢の私たちはよく一緒にご飯を食べに行ったり買い物に行ったりしています。最近彼は炊飯器を買ったらしく自炊に意欲をみせはじめているのですが勘弁して欲しいです。昨日の彼の紹介文で私たちは話したことがほぼないことになっていましたが、これは真っ赤な嘘です。とんでもなく仲良しです。ちなみに642という数字には1ミリも愛着がありません。トラウマはあります。


初めての部員日記ということで自己紹介させていただきます。私は神奈川県横浜市の出身で、早稲田実業学校高等部を卒業後、早稲田大学スポーツ科学部に入学いたしました。現在はマネージャーとして活動させていただいていますが、中学高校時代は走幅跳をしていました。高校時代は散々で、冬期、恥骨の怪我に苦しみ思ったように練習を積めず、ラストイヤーは目標にしていた7mはおろか、全中標準すら飛べないまま引退しました。(これが1年寮内短距離で流行している642いじりの由来です。)不甲斐ない結果しか残せず苦しい日々だったことを覚えています。しかも引退試合はNMでした。最悪です。



競走部という組織に身を置いてから、多くの方にどうして競走部のマネージャーになろうと思ったの?と聞かれます。その度に私は選手として一流になれなくて…とか将来に活かしたくて…なんて言葉を返します。決してこれも嘘ではないのですが、そう答える度にこれは競技を継続しなかった理由であって、「競走部」で「マネージャー」をしようと思った理由になっていないことに気づきます。

前述したように私は陸上をやっていましたというのも恥ずかしいほどの経歴と記録しか持っていません。未だに高三の総体路線のときの夢を見ますし、駒沢の競技場に行くとお腹が痛くなります。

-陸上競技をどう終わらせるかよく考えろ。

散々だった高三の夏、コーチに言われた言葉です。私はきっとうまく陸上競技を終わらせられなかったのだと思います。あれほど好きだった陸上を楽しめなくなってしまった高校三年生のあの時間を、やり直したいと思っている自分がいます。だからこそ今度は、違う立場から陸上に関わり、きちんとこの競技と向き合い直したい。そして自分自身が納得できる形で陸上競技を終えると同時に、同期のみんなにもそれぞれが納得できる形で競技を終えてほしい——そんな思いで、日々マネージャー業務に取り組んでいます。うまく言葉にできているか分かりませんが、この気持ちを忘れないよう、ここに記しておきたいと思います。



明日は短距離ブロック1年の東城に回します。実は高校時代に合同合宿で何度も一緒に練習をしたことがあり、数少ない入学前からの友達です。練習終わりには死にそうな顔で足が遅すぎる…と嘆きながら私のところに来るのが印象的です。決してそんなことないと思うので、同じ早大本庄出身の大先輩である森田さんのような大活躍をぜひ大学競技生活で見せて欲しいなと思います。また政治経済学部に所属していて頭も良いみたいで羨ましいです。足が早くて賢かったらもう人生無双できそうですが私には想像できない高次元の悩みが彼にもあるのだろうと思います。いつでも頼ってねー。明日はよろしく。


最後になりますが、明日から日本選手権が始まります。早稲田大学からも多くの選手が出場いたします。ぜひ暖かいご声援をよろしくお願いします。


季節の変わり目で体調の崩しやすい時期かと思いますが、どうぞご自愛ください。失礼いたします。