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部員日記

水出依寿:人生のスパイス

こんばんは。増子陽太から引き継ぎました。長距離ブロック1年の水出依寿(みずいでいとし)です。増子とは同じ部屋で、入寮してから話す機会も多くあります。増子はU20アジア陸上競技選手権や日本選手権など数々のハイレベルな大会に出場しており、世界を相手に戦う姿はとてもかっこいいです。またカラオケに誘ってね。


初めての部員日記ですので、僭越ながら自己紹介をさせていただきます。

私は埼玉県川越市出身で、早稲田大学高等学院を卒業後、社会科学部に入学しました。


ここからは、私の競技人生についてお話しさせていただきます。

中学時代はサッカー部に所属していましたが、陸上部顧問の先生に誘われて出場した駅伝をきっかけに長距離種目の魅力に惹かれ、高校から本格的に陸上競技を始めました。

高校時代は5000mを専門としていました。右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高部先生のご指導のもと練習を積み重ね、高校1年生の頃には17分10秒ほどかかっていた5000mも、最終的には競走部の入部基準を満たすまで成長することができました。

ここまで競技を続けることができたのは、献身的に支えてくださった顧問の先生やコーチ、部活動の仲間たち、そして何より両親のおかげです。

大学という新たなカテゴリーに進み、練習強度や走行距離が増加したことで、先日まで疲労骨折のため練習から離れていました。しかし最近になってようやく復帰し、再び走ることができるようになりました。走りで恩返しができるよう、4年間精進していきたいと思います。


さて、話は変わりますが、怪我の期間に支えられたMr.Childrenの『HERO』という曲を紹介したいと思います。この曲のCメロの最後にある「愛しい」という言葉は、私の名前の由来にもなっています。


特に心に残った歌詞があります。


人生をフルコースで深く味わうための

幾つものスパイスが誰もに用意されていて

時には苦かったり

渋く思うこともあるだろう


入部後、目標としていた記録会のわずか2週間前に疲労骨折をしてしまい、当時は大きな悔しさと無力感を感じていました。しかしこの歌詞に出会い、「この経験も人生というフルコースを味わうためのスパイスなのかもしれない」と考えられるようになりました。

競技人生において怪我や失敗は決して望むものではありません。しかし、それらを乗り越えた先にこそ見える景色があり、人としても競技者としても成長できるのだと思います。

まだまだ実績のない1年生ですが、いつか「あの怪我があったから今の自分がある」と胸を張って言えるように、日々の練習を大切にしていきます。そして、支えてくださる方々への感謝を結果で示せる選手になりたいと思います。


明日は、マネージャーブロック1年の森楓真に回します。彼は普段、部活の方で活動していないため、まだ話したことがありません。今度会ったら話そうね。明日はよろしく。


梅雨空が続きますが、どうかお身体に気をつけてお過ごしください。それでは失礼します。