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鈴木翼沙:あの声に押されて
こんにちは。岩下から引き継ぎました、中距離ブロック4年鈴木翼沙です。
昨日の岩下の部員日記を読んで、とても胸が熱くなりました。
やっぱり岩下は、誰よりもアツい男です。
普段は冷静沈着で、中学生の頃から自分で練習メニューを考えていたというだけあって、陸上の知識量は圧倒的です。
探究心も人一倍で、新しく見つけた海外の論文を中距離ブロックに共有してくれるなど、ブロック長として本当に尊敬できる存在です。
一見クールに見られがちですが、関わるほどに人間くさい魅力に気づかされます。
そんな岩下の人間くささを象徴する出来事が、昨日の部員日記にあった関東インカレの応援です。
あの文章を読んだ瞬間、私の頭の中でずっと探していた最後のピースがかちっ、とはまりました。
5月の関東インカレ、女子800m予選のラスト100m。
ラスト100mの第4コーナーでつばさ!と私の名前を叫ぶ声が耳に飛び込んできて、間違いなく背中を押されました。
レース後、あの声は誰だったのだろうと疑問に思っていましたが、まさか岩下だったとは。
4年目にもなって同期の声が分からないのか、と呆れられるかもしれませんが、岩下がこれほどまでに必死に叫んでいる声を聞くのは、これが初めてでした。
普段は冷静沈着な岩下が、私のために声を枯らしてくれていた。
結果は組2着で予選を通過、そして高校ぶりのベスト更新。
電光掲示板に表示された 2:11.98 という数字は、間違いなくあの瞬間、スタンドから背中を押してくれた岩下の声のおかげです。
私も一生あの応援は忘れないだろうと思います。
本当にありがとう。
まずはホクレン深川、2人で最高のタイムだそうね。
関東インカレでは、目標としていた8位入賞、チームに点数を持って帰る、ということは達成できず、非常に悔しさが残る大会でもありました。
ただ、高校3年生以来、どうしても超えられなかった壁をようやく破ることができました。
800mという種目において、更新したタイムはわずか0.03秒
客観的に見れば、瞬きのようなほんの少しの誤差かもしれません。
しかし、私にとっては何年もかけて重ねてきた高く険しい壁でした。
入学当初はそんな壁なんて一つもなかったのに、レースでタイムが遅くなっていく度に、気がついたら高く険しいものになっていました。
奇しくも、今回の関東インカレの舞台は私が高校3年生の時に自己ベストを叩き出した、思い出のカンセキスタジアム。不思議とワクワクした気持ちで溢れていました。
それに加えて、初日の女子1500mで始関がラスト1000で仕掛けて決勝進出を果たしたり、女子400mで山本が高校ぶりのベストを更新したり。
そして他校で競技を続ける高校時代唯一の同期の準決勝進出。
今度は私が続く番だと思って走った結果のベストでした。
この4年ぶりの一歩を踏み出すまでに、本当に多くの方々に支えられてきました。
監督・コーチ陣、家族、苦しい時期を共に悩んでくれた仲間。
多くの支えがあったからこそ、再び前を向くことができました。心から感謝申し上げます。
そして、6月末の日体大長距離記録会で再び自己ベストを更新することができました。
ラストシーズン、残り3ヶ月、まだまだ結果を追い求めて行きます。
まずは、7/15,18にずっと夢だったホクレンディスタンスチャレンジ深川・士別大会に臨みます。
中距離で最高のタイムを出そう!
明日は中距離ブロック3年始関千華にお願いしました。
テストが控えてるなか、引き受けてくれてありがとう!
始関を一言で表すとすれば、とにかくまっすぐ。自分の競技に対しても、チームに対しても、アツい心をもった人です。
それは、今年1月に始関が書いた部員日記を読んだ方なら誰もが頷くと思います。
始関は今年1500m・5000mの2種目を主戦場にレースを走っています。
1500mでは4月についに4分30秒切りを果たし、全日本インカレ標準の突破をしました。
これは本当に嬉しくて、結果を知った瞬間、私は自分のことのように周囲にいたチームメイトに言いふらして回りました。
また、今年から本格的に取り組み始めた5000mも、まだ数字にこそ表れていませんが、伸び代しかありません。グラウンドで淡々と一人で練習に取り組み、一切ペースを落とさずに自分を追い込む彼女の姿を見て、私はそう思っています。
そんなストイックさの一方で、究極の人たらしでもあります。
柔らかな笑顔と鋭いツッコミのギャップに誰もがやられます。
話のテンポが良くて、一緒にいると一生話していられるとすら思います。
始関とお昼ご飯を食べに行くと、気づけば夕方で日が暮れている、ということもあります。
そんなところが、千華の推しポイントです。
残り少ない時間、一ファンとして千華の走りを特等席で応援しながら、一緒に強い中距離ブロックを作っていきたいと思います。
まずは明日の部員日記よろしくね。
梅雨が明け、突き刺さるような日差しが主張してくる季節です。どうぞお身体をご自愛ください。
それでは失礼いたします。








