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森田陽樹 : ラスト50m
おはようございます。
木下から引き継ぎました。
短距離ブロック4年の森田陽樹です。
回してくれてありがとう。そして、昨日は素敵な紹介文をありがとう。一緒に陸上できるのも残りわずか、全日本インカレに向けて引き続き、本気で頑張っていこう。そして、一番良い景色を見よう。
木下にとって今年は飛躍のシーズンと言えるでしょう。学生個人、関東インカレともに決勝に残り、確実に一段階ステージが上がったように思います。木下の強みを一つあげるなら、意志の強さだと思います。冬季練習では、授業の関係で遅刻練が多く、1人でこなすことが多くありました。1人でやるにはかなり辛いメニューもありましたが、自分の身体と対話を重ね、思考しながらやり続けていました。特に自分の強みを磨くための思考をかなりしており、意志の強さを常々感じます。時には午前中にグラウンドで練習していたり、ある日は織田フィールドで一緒に練習したりしました。確実に強くなっているので、自信持って、これからも木下が信じてきている自分の軸をぶらさずに陸上競技に邁進して欲しいと思います。
これからも頑張っていこう。
さて、前回の部員日記から4ヶ月ほど経過しました。この期間は私の陸上人生の中で最も葛藤したシーズンでした。順調だったアメリカ遠征、帰国後に膝を痛め、思うようにいかない時間を過ごしました。こんなはずではない。こんなのは俺じゃない。と、蓋をしたかったのが正直なところです。しかし、当たり前ですが、試合は待ってくれません。目標から逃げることもできませんでした。目標はずっと自分の中にあり、常に現状とのギャップを比較しながら練習してきました。しかし、自分を見失いそうになり、認めたくない自分を殺し、これまでの感覚や信じてきたものを頼りに、できる練習をして、試合に出場し続けてきました。
陸上競技には決して嘘はつけない。万全でない状態で勝負できるほど甘い世界ではないのです。十分な練習が積めていなければ走れないし、スピードも出せない。身体は常に正直で、急に痛みがなくなることもなければ、そもそも練習できていないのに試合で結果が出せるほど単純にはいかない。頭で自分自身を騙すことはできても、本当の意味の自分自身は騙せない。陸上競技とはそれほどまでに純粋であり、正直な顔をもつものだと思います。そして、我々はそこに正面から立ち向かわないといけません。では、どうすれば良いのか。時には自分を欺き、騙して、目標に向かって突き進むことは大切でしょう。しかし、自分自身が壊れてしまっては全く意味がないですし、それはおそらく本当の意味で目標に到達するための近道ではないことの方が多いように思います。前半シーズンを振り返った今、そう考えています。
自分の最終的なゴールはどこにあるのか。それを見据えた上で、自分自身と陸上競技に対して素直に愚直に向き合い、歩んでいくことが大切なのではないかと思います。目標を達成させるためのルートは決して一つではなく、時には立ち止まって振り返ることも、斜めに歩いて別角度から思考することも、もしかしたら正解に近づく一歩になるのかもしれません。
目標だったアジア大会の出場は叶いませんでした。今はただ、臙脂を着て頂点に立ちたい、我々が日本一のチームであると証明したい、その想いだけです。未だ臙脂を着てインカレの表彰台の真ん中に立ったことがありません。今まで中学、高校と自慢できるような戦績を持っていない私からしたら、トップがどんな景色なのか想像もつきません。私が臙脂に袖を通せるのは残りわずかとなりました。早いものです。
競走部に入部してから、本当にたくさんの先輩方と仲間に支えられ、導かれ、今の自分があります。臙脂を背負うものとしての誇りを持ち、残り3ヶ月で自分なりの早稲田を体現しながら、答えを出したいと思います。そして、必ず全日本インカレで日本一になります。
明日はハードルブロック1年の大辻に引き継ぎます。引き受けてくれてありがとう。
大辻は個人的に期待している1年生の1人です。ハードルブロックに所属していますが、今シーズンは短長でつくっています。大辻を見ていると、今誰よりも陸上競技を心から楽しんでいるなと感じます。どうすれば足が速くなるのか、自分には何が必要なのかと、かなり思考しながら普段から練習に取り組んでおり、走りも4月から大幅に変化してきました。今回の菅平での夏合宿においてもメニューを全て完遂し、かなり自信になったと思います。「自分は燃えやすいタイプなんです」と言っていましたが、まさに、合宿中は大辻の心と身体から炎が見えました。これからもその熱を燃やし続け、自分の臙脂色にしていってほしいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。それでは失礼します。








