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水野琉之介:もう一度
こんばんは。
森田さんから引き継ぎました。短距離ブロック3年の水野琉之介です。
「最近どう?」と聞かれたときは深読みしすぎて震えあがりましたが、森田さんから部員日記を回していただけるとは思わなかったので嬉しかったです!ありがとうございます。
森田さんは、まさに「早稲田人」を象徴するような存在です。圧倒的な競技力はもちろんのこと、副将としていかなるときも決してぶれない姿勢を貫き、力強く組織を牽引してくださっています。発する言葉の重みや、結果で語るその背中の大きさ。どれをとっても、まさに貫禄という言葉がこれ以上ないほど似合う先輩です。
私が特に強い影響を受けたのは、2024年の全日本インカレ400m決勝での出来事です。当時、私は補助員の業務をこなしながらレースを見守っていましたが、臙脂を纏い、大舞台で堂々と走る森田さんの姿をこの目に強く焼き付けました。かっこいいな、僕もいつかあんな風に輝きたいなと、あの時感じた強烈な憧れと胸の高鳴りは、今でも鮮明に覚えています。
私たちは全日本インカレの2日目に個人種目の決勝を控えています。一番いい色のメダルを見せ合えること、楽しみにしています!
初回の部員日記を見返すと、相変わらず身の程知らずとも言えるほど真っ直ぐな、日本一を目指す強い意志が綴られていました。入部当初の私は全く結果を出せず、部内でも常に下位を争うような存在でした。基礎練習についていくことすら必死で、先輩たちの背中はあまりにも遠く、周りとの実力差に打ちひしがれる毎日。それでも絶対に日本一の景色を見る、と書き殴った自分の青臭い熱量だけは本物でした。あれから2年が経ち、どん底でもがいていた自分が、今まさにその目標を自らの手で掴みにかかろうとしています。
私はこの3年間、ただひたすらに、地道に一歩ずつ、一歩ずつ地面を踏みしめてきました。日本一を目指す道のりは、決して短く平坦なものではありませんでした。現在地との途方もない距離に心が折れそうになる瞬間は、一度や二度ではありません。不安に押し潰され、眠れない夜が何日もありました。
それでも決して逃げ出さず、歩みを止めることがなかったのは、同じように歯を食いしばりながら踏ん張る最高の仲間がいたからです。彼らと同じ景色を見たいと心から願えたことが、折れかけた心を何度も繋ぎ止めてくれました。
そして何より、あの日の日記に書いた自分の決意に、嘘をつきたくありませんでした。過去の自分が抱いた純粋な夢を、今の自分が諦めるわけにはいかない。ただひたすらに前を向き続けた結果が、今の自分を形作ったのだと胸を張って言えます。
残すところ4日で、ついに全日本インカレが開幕します。目標は前回の部員日記で綴った通りです。ただ勝つだけではありません。これまで流してきた汗と涙、そして応援してくださる全ての方々の思いを力に変え、トラックで誰よりも熱く闘い抜き、圧倒的な勝利をつかみ取ります。
明日はハードルブロック4年の平田和さんにお願いしました。
和さんは、私が入部しておそらく一番初めに顔を合わせた先輩です。初めてご挨拶をしたときのことは、今でも鮮明に覚えています。当時の和さんはとてもクールで、少し近寄りがたい雰囲気を纏われていたため、「これが早稲田か…」と怖気づいていました。
しかし、共に部活で過ごす時間が増えるにつれて、その印象は見事に一変しました。言葉を交わすたびに、いつも朗らかで優しい笑顔を向けてくださいます。同期からも後輩からもいじられることが多いかもしれませんが、全てを受け入れ包み込む和さんは仏のようです。
もちろん、グラウンドを駆け抜ける和さんはとてもかっこいいです。長い手足を器用に使いながらハードリングをする姿は、まるで洗練された芸術のようで見惚れてしまいます。
全日本インカレでは森田さんと3人で金メダル有りバージョンの写真を撮りたいです。お互いに最高のパフォーマンスを発揮しましょう!和さんの集大成となる魂のハードリングを、私も楽しみにしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。それでは失礼いたします。









